APECビジネス・トラベル・カードの費用と申請方法

公開
2025/10/03
更新
2026/06/19
この記事は約3分48秒で読めます。

APECビジネス・トラベル・カードとは

APECビジネス・トラベル・カード(ABTC)は、APEC加盟国・地域間でビジネス目的の頻繁な渡航を行う方の移動を効率化するために作られた特別なカードです。このカードシステムに参加している国や地域の政府が、自国のビジネス関係者に対して発行しています。

主要な利用メリット

APEC域内への短期商用渡航において、事前に各国の承認を受けることで、何度でもビザなしでの入国が可能となります。必要なのは有効なパスポートとABTCのみです。

また、多くの国の空港では専用の入国審査レーンが設けられており、通常の入国手続きと比べて大幅に時間を短縮できます。これにより、頻繁に海外出張を行うビジネスパーソンにとって、非常に効率的な渡航が実現します。

有効期間

ABTCの有効期間は、原則として発行から5年間です。ただし、申請時にパスポートの残存有効期間が5年未満の場合は、パスポートの有効期限に合わせて調整されます。

対象地域

APEC加盟国・地域は、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、ロシア、シンガポール、台湾、タイ、米国及びベトナムの21の国と地域です。

※香港は「ホンコン・チャイナ」、台湾は「チャイニーズ・タイペイ」の名称でAPECに参加

対象地域に関する注意点

アメリカとカナダについては暫定的な参加メンバーのため、専用レーンは利用できますが、ABTCのみでの入国は認められず、別途ビザの取得が必要です。また、ロシアについても、現在発行されているバーチャルABTCでは入国できないため、査証の取得が必要となります。

インドネシア経済の魅力について

バーチャルABTC(VABTC)とは

従来のプラスチック製ABTCに代わる新たな形態として、2020年11月にバーチャルABTC(VABTC)の利用が決定されました。これは利用者の増加と利便性向上を目的としたデジタル化の取り組みです。
バーチャルABTCは、スマートフォンやタブレットなどのデバイスにインストールした専用アプリケーションを通じて表示される電子版のABTCです。物理的なカードを持ち歩く必要がなく、紛失のリスクも軽減されます。

現在、13のAPEC参加国・地域でバーチャルABTCが導入されています。具体的には、オーストラリア、ブルネイ、チリ、インドネシア、日本、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、タイ、ベトナムです。
日本では2024年4月1日からバーチャルABTCの運用が開始されており、バーチャルABTCを未導入の国・地域への渡航時にも利用することができます。

バーチャルABTC(VABTC)に関する注意点

バーチャルABTCが交付された時点で、現在お持ちの有効なプラスチックABTCは自動的に失効します。これは「切替申請」ではなく「新規交付申請」となるためです。既存のプラスチックABTCに付与されていた各国・地域からの承認も、バーチャルABTCの交付と同時にすべて無効となってしまいます。

また、バーチャルABTCに対する各国・地域の審査プロセスについても理解しておく必要があります。日本で承認されたバーチャルABTCに対する各国・地域の審査は、バーチャルABTCの交付後に開始され、順次新たな承認が付与される仕組みです。

そのため、バーチャルABTCを使用した出張を計画されている方は、出発前に必ず訪問予定国・地域からの承認が付与されていることを確認してください。この確認を怠ると、入国時にトラブルが発生する可能性があります。

必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。

ビザ情報の検索

料金

合計申請代行料消費税実費印紙代
40,500円25,000円2,500円13,000円
カジュアルにインドネシア進出を試した企業様の事例

インドネシア進出は、調べれば調べるほど、そのハードルの高さに頭を抱える方が少なくありませんが、もっとカジュアルに進出する方法もあります。

  • 月額5万円でインドネシア人をフルタイムで雇用してリサーチチームを作り、バンドンでのLPKの調査や大学との連携可能性を確認。事業化の見通しが立った段階で正式な進出を決定した。
  • 営業経験のあるインドネシア人を2名チームで雇用し、スポーツジムや病院、リハビリ施設などへの営業活動を実施。販売代理店候補の開拓や市場ニーズを調査し、調査後に販売体制を構築した。
  • 飲食業界経験者を3名チームで雇用し、現地食材の調達先や厨房設備、物流体制を調査。あわせてフランチャイズやライセンス展開の可能性も検証し、最適な進出方法を決定した。

上記のように、法人を設立しなくてもカジュアルにインドネシアに進出している企業様はいます。インドネシア向けのビジネスとして、貴社でもそれが可能です。

手続きの流れ

ABTC申請代行の手続きのお申込から取得までの流れは下記の通りとなります。

  1. 申込フォームより必要事項をご入力いただき、送信ボタンを押してください。
  2. 申込内容の確認後、必要書類をご案内いたしますのでご用意いただき、PDFデータにてお送りください。
  3. 必要書類をお預かりでき次第、申請手続きを開始いたします。
  4. 印紙を貼付した申請書を郵送いたしますので、直筆でご署名をいただいた上で、ご返送ください。
  5. 外務省による承認手続きが行われ、その後順次APEC加盟国からの承認を取得していきます。
インドネシアで挑戦する人々
― ビジネス最前線の声
今回お話をお伺いしたのは、美容サロン「TOKYO BELLE」のグロースから売却までを手掛けた田口弘樹さん。現在では、T...
続きを読む

必要書類

本人に関する必要書類

  • 6か月以上有効なパスポート(データ形式はPDFまたはJPG、ファイルサイズは最大10MBまで)
  • 申請から3ヶ月以内に撮影されたカラー顔写真(JPG形式で最大10MBまで、縦横比4対3の比率で、推奨サイズは縦600×横450ピクセル)
  • 在職証明書(雛形を作成してご提供いたします。)

注意事項

ABTCによる渡航目的は、短期間で収入や報酬を伴わない活動に限定されています。具体的には、商談、業務連絡、市場調査、投資契約締結、アフターサービス等が対象となります。また、滞在可能日数は各加盟国によって異なりますので、渡航前に必ずご確認ください。

よくある質問と回答

APECビジネス・トラベル・カードがあれば、すべてのAPEC加盟国にビザなしで入国できますか?

基本的にはビザなしで入国可能ですが、例外があります。アメリカとカナダは暫定的な参加メンバーのため、ABTCのみでは入国できず、別途ビザの取得が必要です。また、ロシアについても現在発行されているバーチャルABTCでは入国できないため、査証が必要となります。さらに、各国で滞在可能日数が異なるため、渡航前に必ず確認することをおすすめします。

申請から取得まで、どのくらいの期間がかかりますか?

申請から取得までの期間は、外務省の承認と各APEC加盟国からの承認が必要なため、一律の期間をお示しすることは困難です。まず外務省での審査が行われ、その後順次各加盟国での承認手続きが進みます。申請状況や各国の審査状況により期間が変動するため、お急ぎの場合は早めの申請をおすすめします。進捗状況については随時ご報告いたします。

APECカードで入国する際の注意点はありますか?

渡航目的は短期間の商用活動に限定されており、収入や報酬を伴う活動は認められません。具体的には商談、市場調査、契約締結、アフターサービスなどが対象です。また、インドネシアへの工場訪問では現地でトラブルが報告されているため、シングルe-visaの取得をおすすめしています。さらに、ABTCの有効期限がパスポートの有効期限と連動している点にもご注意ください。

必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。

記事の検索
  • LINE
「インドネシア進出のお悩み」
なんでもご相談ください!
法人設立 法人設立
雇用代行 雇用代行
現地視察 現地視察
ビザ申請 ビザ申請
お取引実績
※業種業界問わず数多くのお客様の進出支援/集客支援をサポート。
お急ぎの場合は、お電話の他、LINEやFacebookメッセンジャーでもご相談可
050-1721-9794 平日9~18時

いつでもお気軽にご相談ください

お電話

050-1721-9794

(9:00〜19:00)

カケモチの自己紹介
LINE WhatsApp