インドネシアのオンライン配車サービスGojek、3年で373万回ダウンロード

公開
2024/10/03
更新
2024/10/03
この記事は約4分56秒で読めます。

バイクや車のオンライン配車サービスが普及しているインドネシア。その筆頭は国産アプリGojekと、シンガポールを拠点とするGrabです。

同国で営業中のオンライン配車サービスは、20にも上ります。一方で、閉鎖されたサービスも既に10ほどあります。有名どころはアメリカのUber。Uberは日本でもサービスを提供している「ウーバーイーツ」をGrabに売却し、インドネシアから撤退しました。

本記事はアプリのダウンロード数や人気調査のデータを紹介しながら、Uber撤退後のインドネシアでしのぎを削るオンライン配車サービスの現在を紹介します。

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国産アプリGojekをロシアのMaximとinDriveが追う

マーケットインテリジェンスプラットフォームであるData.ai の「State of Mobile 2024」レポートによると、Gojekは2021年からの3年間で合計372万7,000回ダウンロードされ、交通系アプリの中でダウンロード数1位となりました。

2位はロシア発のオンライン配車サービスMaximで、212万1,000回ダウンロード。インドネシアのGojekに1.8倍の差をつけられているものの、ダウンロード数は年々増えており、2023年だけを比較すれば、僅差です。

3位もロシア発のinDriveで、3年で86万4,000回ダウンロード。こちらも年々、増加しています。なお、4位のGrab DriverはGrabのドライバー用アプリ、5位のTaxsee DriverもMaximのドライバー用アプリです。

インドネシアのオンライン配車サービスの多くは、バイクと自動車、両方のタクシーを提供しています。また、多くのアプリが乗客の送迎だけでなく、フードデリバリーや買い物代行、荷物の配達、美容師やマッサージ師の派遣なども請け負います。

大手はローカル企業のGojekと、シンガポール拠点のGrab、そして2018年にインドネシア進出を果たしたMaximと、同じく2019年のinDriveです。

参考:Instagram @dataindonesia_id「Daftar Aplikasi Transportasi Online yang Paling Banyak Diunduh di Indonesia 」

人気調査1位もGojek

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この記事を書いた人

柳沢孝一

福岡本社のカケモチ(株)代表。カジュアルなインドネシア進出をご提案しています。インドネシア人向けのWeb集客が得意な会社でもあり、正社員インドネシア人は全員日本語が話せる多国籍企業です。

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