世界5位のゴミ排出国インドネシア

公開
2025/03/22
更新
2025/04/03
この記事は約3分42秒で読めます。

世界銀行の報告によると、2020年、インドネシアが排出したゴミは約6,520万トンに上り、世界で5番目に大量のゴミを出す国となっています。

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はじめに

世界第5位のゴミ排出国であるインドネシアには、さまざまな「ゴミ問題」があります。本記事では世界のゴミ排出国ランキングとともに、インドネシアのゴミ問題について、原因や対策を紹介します。

インドネシアへの進出についてもっと情報が必要な方へ
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01

インドネシアの人口ピラミッドや人口推移などについて知りたい

02

インドネシアの平均月収や平均年収について知りたい

03

ジャカルタの物価やジャカルタで暮らす人たちの生活費について知りたい

04

インドネシアを代表する7つの財閥とその主要な事業内容について知りたい

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数字でみるインドネシアのゴミ問題

インドネシアのゴミ排出量、世界5位の6,520万トン

インドネシアは深刻なゴミ問題を抱えています。世界銀行の報告によると、2020年にインドネシアが排出したゴミは約6,520万トンに上り、世界で5番目にゴミを排出する国となっています。

インドネシアは世界第4位の人口を抱える国であり、ゴミの量が多いことはある程度自然なことです。国民1人あたりのゴミの排出量をみると、むしろ中国やアメリカ、日本などの方が多くなっています。

ただ、人口増加や経済成長真っただ中のインドネシアでは、ゴミの排出量が今後まだまだ増えてしまう可能性があります。

インドネシアが大量のゴミを出している要因としては、人口のほかに、都市化の進行や所得の増加により過度な生産・消費の習慣が広がっていることが挙げられます。また、分別の習慣が定着していないなどゴミの捨て方の問題があったり、ゴミ処理関連のインフラが不足していたりすることも関係しています。

インドネシアはいま、ゴミの処分場不足に直面しています。加えて、ゴミを適切に処理できていないことによる環境や景観、生活に悪影響がでており、深刻な問題になっています。

そこでインドネシア政府は、ゴミの削減、ゴミの適切な処理、その他のさまざまな活動を通し「ゴミ問題」を解決するため、”Indonesia Bersih(きれいなインドネシア)”というプログラムを立ち上げました。ゴミ処理のインフラ開発への投資も積極的に実施しています。

参考までに、以下は同調査「ゴミの排出量が多い世界の国」のランキング結果です。

  1. 中国:3億9,510万トン
  2. アメリカ:2億6,520万トン
  3. インド:1億8,980万トン
  4. ブラジル:7,910万トン
  5. インドネシア:6,520万トン
  6. ロシア:6,000万トン
  7. メキシコ:5,310万トン
  8. ドイツ:5,060万トン
  9. 日本:4,270万トン
  10. フランス:3,670万トン

参考:Katadata Instagram @katadatacoid

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映像でみるインドネシアのゴミ問題

東南アジア最大級のゴミの最終処分場

インドネシアにある東南アジア最大級のゴミの最終処分場

インドネシアの首都ジャカルタに隣接する西ジャワ州ブカシ市には、東南アジア最大級のゴミの最終処分場があります。こちらの動画に映っている、Bantar Gebang(バンタル・ゲバン)最終処分場です。

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