特定技能「建設分野」インドネシア人が2年で5.2倍に

公開
2025/02/06
更新
2025/03/22
この記事は約2分17秒で読めます。

いまや多くの外国人が、日本の建設や土木の現場で働いています。人数は、技能実習生が約8万人、特定技能1号外国人が約3万人です。どちらも多くはベトナム人ですが、インドネシア人も技能実習生の約30%、特定技能1号外国人の約10%を占めます。

インドネシアでの人材ビジネスの
立ち上げに興味はありませんか
外資であっても内資であっても、悩ましいのがインドネシアにおける法人の設立です。弊社としてはいきなり会社設立のリスクを取る前に、もっとカジュアルに進出する方法をおすすめしており、低リスク・低コストでインドネシアの人材市場にチャレンジができます。

はじめに

特定技能1号「建設分野」は、今インドネシア人が急増している分野の一つです。

そこで本記事では、特定技能1号「建設分野」で働くインドネシア人の人数や割合、採用ルートについて説明します。また記事の後半では、実際に働くインドネシア人の様子を、動画を交えて紹介します。

数字でみる特定技能「建設分野」のインドネシア人

2024年6月時点で、特定技能1号「建設分野」の資格で在留する外国人は3万1,853人。このうち66.8%にあたる2万1,291人がベトナム人です。次いで多いのはフィリピン人の3,206人、3番目がインドネシア人の3,075人で、全体の9.7%となっています。割合はまだ低いものの、特定技能1号「建設分野」のインドネシア人は、2022年の596人から2年で5.2倍と急増しています。

3万1,853人を採用ルート別にみると、3万1,129人が元技能実習生です。インドネシア人も、3,075人のうち、3,022人が元技能実習生です。

建設分野の技能実習生がまだ8万人以上いることを考慮すると(2023年度時点)、特定技能1号「建設分野」の人材は、今後もしばらくは元技能実習生が大多数を占めると考えられます。

一方で、2023年7月にはインドネシアでも技能試験が受けられるようになり、試験ルートで採用される人も増えていくことが予想されます。

参考:出入国在留管理庁
「特定技能在留外国人数の公表等|令和6年6月末特定技能1号在留外国人数第1表、第2表、第3表」
「特定技能在留外国人数の公表(令和4年以前)|令和4年6月末【概要版】


インドネシアで人材ビジネスの立ち上げを検討されているなら、一度弊社にご相談してみませんか。インドネシア市場専門で進出支援を行っているため、貴社の状況に合わせた最適な解決案を提示できます。

  • 【お悩み1】インドネシアの人材関連情報がネットで全く見つからない

    日本語が話せるインドネシア人を月給6万円で3ヶ月だけ採用して、インドネシア進出を手伝ってもらいませんか。

  • 【お悩み2】魅力的なインドネシアの人材市場だが初期投資が悩ましい

    法人設立は一旦やめて、もっと気軽に進出できる雇用代行サービスを活用して、カジュアルに進出してみませんか。

  • LINELINE
  • notenote
  • facebookfacebook
  • TwitterTwitter

映像でみる特定技能「建設分野」のインドネシア人

インドネシア人左官職人

インドネシア人左官職人

こちらは、特定技能1号の資格で働くインドネシア人男性。左官の仕事の様子を映した動画に、「日本で仕事するなら全部機械でやるんだろうと思ってる人はいる?実際に日本に来てみたら、実は手作業だったよ。」と文字が入っています。

左官の作業はともかく、インドネシアの建設や土木の現場では、日本であれば機械が入りそうな作業を手作業で行う様子をよく目にします。「日本ほどの先進国なら、何でも機械化されているのだろう」と考える人も多いでしょう。

この男性は動画に寄せられたコメントの返信として、「左官の仕事も日本語も慣れるまで1年かかった」と話しています。最初は戸惑ったかもしれませんが、苦労しながらも成長してきた様子がうかがえます。

特定技能1号候補者のとび作業の実演

特定技能1号候補者のとび作業の実演

こちらは職業訓練機関(LPK)に通う特定技能の候補者が、とびの試験を受ける様子です。

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り463文字
ニュースレター会員(無料)に登録する
プロに無料相談をするプロに無料相談をする
LINEで無料相談をするLINEで無料相談をする