LRT Jabodetabek、開業を記念し1ルピアのチケットを販売

公開
2025/03/05
更新
2025/03/05
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2023年7月、ついにインドネシアの「国産鉄道」が試運転を開始しました。本格的な営業が始まる前から話題に事欠かないLRT Jabodebekについて、紹介します。

はじめに

首都圏の鉄道建設を日本や中国に頼ってきたインドネシアで初の国産鉄道としてこの度開通するのは、首都圏を結ぶLRT Jabodebek(ジャボデベックLRT)。1ルピアの試乗チケット、試運転中の不具合、線路の設計ミスなど、多くの話題を提供しています。

数字でみるLRT Jabodebek

LRT Jabodebek、開業を記念し1ルピアのチケットを販売

インドネシアのジャカルタを中心とする首都圏を結ぶ高架式LRT (ライトレール・トランジット)、LRT Jabodebek(ジャボデベックLRT)は、2023年7月12日から2023年8月15日までの予定で試運転を開始しました。

試運転期間中は、運行時間を8時から12時30分まで、運行数を1日4便、定員を1日600人に限定。前半は省庁の職員やメディア関係者など、後半は一般の人が対象となりました。たったの1ルピアというキャンペーン運賃も話題となりました。

しかし、試運転中のトラブルで試乗が一時中止に。その後、線路の一部区間に、「カーブがきつすぎるため電車の速度を想定ほど上げられない」という重大な設計ミスがあることが指摘されるなど、問題が明らかに。

運輸省は当初「インドネシアの独立記念日の翌日である8月18日の正式開業を延期することは考えていない」としていましたが、その後、試運転期間を十分に確保するため、月末に延期することを発表しました。

画像出典・参照:Indonesiabaik.id「Naik LRT Jabodebek 1 Rupiah Saja」

LRT Jabodebekの正規運賃

インドネシア交通省(Kemenhub)は、LRT Jabodebekの運賃を決定しました。これによると、初乗り運賃が5,000ルピアで、以降、1㎞ごとに700ルピアが加算されます。首都圏の住民にとって、十分に手ごろな運賃といえるでしょう。

LRT Jabodebekには2つの路線があります。このうち距離が長い方路線の始発(中央ジャカルタのDukuh Atas(ドゥク・アタス)駅)から終点(西ジャワ州ブカシ市のJatimulya(ジャティムルヤ)駅)までの27.3㎞の運賃は2万3,000ルピアほどになる見込みです。

高架鉄道であるLRTは、通勤通学時の道路渋滞を回避したい多くの人々の新しい足となることが期待されています。同時に開業するジャカルタ・バンドン高速鉄道とも接続します。

参照:Indonesiabaik.id「Berapa Tarif LRT Jabodebek?」

映像でみるLRT Jabodebek

最新の車両とホーム

LRT Jabodebek最新の車両とホーム

LRT Jabodebekは、車両もインフラも開発をインドネシア企業が担当した「国産鉄道」。こちらの動画には、真新しい車両と、ホームドアなど駅の様子が映っています。支払いには電子マネーやQRコードが使用でき、運行は添乗員付き自動運転になる見込みです。

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