インドネシアのトップ・オブ・マインド電気自動車(EV)メーカーは、52%のユーザーが選んだ上汽通用五菱汽車(ウーリン)
- 公開
- 2024/09/17
- 更新
- 2024/09/24
- この記事は約3分17秒で読めます。
2060年までのカーボンニュートラル実現を宣言しているインドネシア。目標達成に向けた施策の1つが、電気自動車(EV)の普及です。ジャカルタと近郊では、路線バスやタクシー、フードデリバリーのバイクが続々とEVに替わってきました。
商用車だけではありません。自家用車にEVを選ぶ家庭も増えています。街を歩けば、数年前との違いがはっきりわかるほど、EVをよく見かけるようになりました。
本記事ではそんなインドネシアのEV事情について、「トップ・オブ・マインド」に関するアンケート結果やその他の関連データ、動画を交えながら紹介します。
数字でみるインドネシアの電気自動車(EV)
インドネシアのEV数、5年で10倍
インドネシアでは、電気自動車(EV)が増え続けています。エネルギー・鉱物資源省によると、同国のEV(四輪車および二輪車)の数は、合計でわずか1,437台だった2019年から、2020年には3,894台、2021年には15,883台、2022年には41,743台、2023年には116,438台と順調に増加。2024年4月には133,225台になりました。つまり、5年で約10倍です。
トップ・オブ・マインド電気自動車メーカー第1位はウーリン
そんな2024年5月、調査会社Populixは、電気自動車や電動バイクなどに関するアンケート調査をまとめたレポート「Electric Vehicle Dynamic: Unveiling Consumer Perspectives and Market Insights」を発表。
電気自動車を「知っている」と答えた回答者の、トップ・オブ・マインド電気自動車メーカー第1位は、52%の回答者※に選ばれた中国の上汽通用五菱汽車(Wuling /ウーリン)でした。2位は28%で韓国の現代自動車(Hyundai / ヒュンデ)。世界の電気自動車のシェア1位であるテスラは5%で、3位でした。
【補足】
※電気自動車を知っていると答えた回答者のうち
インドネシア人のトップ・オブ・マインド電気自動車(2024年5月)
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