インドネシアの喫煙者数、2030年には1億2,300万人に達する予想
- 公開
- 2025/03/22
- 更新
- 2025/04/04
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インドネシアの喫煙者は2030年までに1億2,300万人に達する予想です。世界的に喫煙者数は減少傾向ですが、インドネシアは増え続けています。
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はじめに
インドネシアの男性の喫煙率は70%を超え、世界一とも言われています。その背景には何があるのでしょうか。喫煙者数のデータや動画を交えながら、インドネシアの喫煙事情について紹介します。
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数字でみるインドネシアの喫煙者
右肩上がりのインドネシアの喫煙者数、2030年には1億2,300万人に

様々なデータの収集・可視化を行うドイツのStatistaは、2021年からの10年で世界の多くの国で喫煙者が減ると予想される中、インドネシアでは逆に増加するという予想を発表しました。
レポートによると、2021年のインドネシアの喫煙者は1億1,200万人で、これが2030年までに1億2,300万人に増加する予想です。インドネシアの2021年の人口は2億7,380万人、2030年の人口は2億8,500万人の予想(中央統計庁)ですから、総人口に占める喫煙者率も40.9%から43.2%へと上昇する計算となります。
インドネシアの男性の喫煙率は70%を超え、世界一とも言われています。度々増税しても喫煙者が減らない背景には、周りの大人が日常的にたばこを吸っていることによる若年層への影響や、そもそも値段が1箱200円~300円と安く、1本単位でも販売されていることなどが挙げられます。
インドネシア政府は、国民の健康維持のためたばこのばら売りを禁止することを検討していますが、貧しい人に厳しい規則となることから、反発も起こっています。
映像でみるインドネシアの喫煙者
社交の場に欠かせぬたばこ

インドネシア人の社交の場に、たばこは欠かせません。男性たちは喫茶店や仕事場、道端や公園の片隅で、友人や同僚と甘いコーヒーを飲みながらたばこをふかします。工事現場の作業員や家電の修理のために呼んだエンジニアが仕事をしながらたばこを吸う光景も、よく目にします。
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