トップブランドアワード2024、スマートフォンはSamsungが1位
- 公開
- 2024/08/25
- 更新
- 2025/03/23
- この記事は約4分58秒で読めます。
インドネシアのトップブランドアワード2024(フェーズ1)のスマートフォン部門で、Samsungがダントツの1位に選ばれました。トップブランドアワードは、2000年から続く、各業界注目の賞。マーケットシェアではOppoやVivo、Xiaomiなど中国メーカーに及ばないSamusungが、トップブランドアワード1位の座を射止めたのはなぜでしょうか。
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はじめに
今回はトップブランドアワード2024(フェーズ1)スマートフォン部門と、同時期のマーケットシェアを参考に、インドネシアにおけるスマートフォンブランドの勢力図を見ていきます。また記事後半では、関係する話題を映像と共に紹介します。
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数字でみるインドネシアのスマートフォンブランド
トップブランドアワードでSamsungがダントツ1位に

インドネシアで毎年実施されているトップブランドアワードは、2024年フェーズ1の「トップスマホメーカー」ベスト5に、以下の5メーカーが選ばれました。
- Samsung(32.7%)
- Oppo(22.9%)
- Apple(14.4%)
- Vivo(8.5%)
- Xiaomi(7.0%)
※パーセンテージは「Top Brand Index」と呼ばれる独自の指数です。
トップブランドアワードは各カテゴリーに属するさまざまなブランドのパフォーマンスを評価するアワードで、調査・コンサルティング会社Frontierが主催しています。ブランドのパフォーマンスは、マインドシェア、マーケットシェア、コミットメントシェアから判断されます。1万人以上の消費者が対象の投票も行われます。
Oppoなど中国メーカーのスマートフォンが人気のインドネシアにおいて、Samsungは比較的高価で、その分機能性に優れているということで、「別格」というイメージを持つ人も多いようです。この後紹介するように、マーケットシェアも負けていません。
なお、SamsungはPCタブレットカテゴリーでも1位。ほかに、ホームシアター1位、洗濯機3位、冷蔵庫4位、SSD1位など、家電やコンピューター関連製品で高い評価を獲得しており、総合家電メーカーとして、インドネシアにおいて存在感を示しています。
参考:Top Bramd Award「Top Brand Index Fase 1 2024」「Tentang Top Brand Award」
マーケットシェアは拮抗、VivoとXiaomiの人気が上昇中
トップブランドアワードではスコアに差が付きましたが、マーケットシェアは拮抗しています。
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