アジア太平洋地域の都市型モビリティ対応指数ランキング、ジャカルタは10位
- 公開
- 2025/03/05
- 更新
- 2025/03/22
- この記事は約2分26秒で読めます。
「移動のしやすさ」を評価した「都市型モビリティ対応指数」のアジア・太平洋地域の主要都市ランキングで、ジャカルタは10位になりました。道路渋滞や鉄道の不足など、現地住民が日々不便を感じているジャカルタの評価は、世界平均やアジア・太平洋地域平均を大きく下回っています。
サービスが売れるか試したい企業様へ
はじめに
道路渋滞のひどさがよく話題になるインドネシアの首都ジャカルタ。東京や大阪と比較すると、交通事情は「悪い」と言えますが、改善も進んでいます。政府は特に公共交通機関の拡充に熱心で、新しい鉄道を開通させたり、路線バスを増やしたりしています。
本記事ではそんなジャカルタの交通事情について、データと動画で紹介します。
インドネシアへの進出についてもっと情報が必要な方へ
(クリックすれば読みたい記事へ移動できます)
数字でみるジャカルタの交通事情
ジャカルタの「移動しやすさ」アジア太平洋地域で10位
アメリカのコンサルティング会社Oliver Wyman Forumとカリフォルニア大学バークレー校が、「移動のしやすさ」を独自のスコアで評価した「2022年都市型モビリティ対応指数レポート」を発表。アジア・太平洋地域の主要都市の中で、ジャカルタは10位となりました。以下は、同レポートのランキング結果です。

1位はシンガポールでスコアは70.2%、2位は東京で65.7%、3位は香港で65.4%。世界平均は53.7%、アジア太平洋地域の平均は51.9%で、10位のジャカルタのスコアは39.9%です。
世界の主要都市の中でもワーストレベルと言われる道路渋滞が話題になりやすいジャカルタ。こちらの「都市型モビリティ指数」を見ても、日本と比べるとまだまだという印象を受けますが、一方で交通インフラの整備は着実に進んでいます。
ジャカルタ都市高速鉄道(MRT)や空港直通列車の開業、路線バスのバス停増設、公共交通機関の支払いシステムのデジタル化など、ジャカルタとその周辺の交通の状況は、ここ数年で大きく変化しました。アジア太平洋地域の平均スコアを超える日も、そう遠くないかもしれません。
経済を発展させたいと考えるなら、人々がスムーズに移動できることは最重要事項のはず。インドネシアとジャカルタの取り組みは続きます。
ジャカルタの鉄道については、以下の記事でも取り上げています。
LRT Jabodetabek、開業を記念し1ルピアのチケットを販売
ジャカルタを中心とする首都圏を結ぶ高架式ライトレール・トランジットLRT Jabodetabekは、2023年8月の正式開業を前に運賃1ルピアの試乗期間を設けました。
参考:Katadata Instagram @katadatacoid
インドネシアで新規ビジネスの立ち上げを検討されているなら、一度弊社にご相談してみませんか。インドネシア市場専門で進出支援を行っているため、貴社の状況に合わせた最適な解決案を提示できます。
-
【お悩み1】インドネシアのビジネス情報がネットで全く見つからない
日本語が話せるインドネシア人を月給6万円で3ヶ月だけ採用して、インドネシア進出を手伝ってもらいませんか。
-
【お悩み2】魅力的なインドネシアの市場規模だが初期投資が悩ましい
法人設立は一旦やめて、もっと気軽に進出できる雇用代行サービスを活用して、カジュアルに進出してみませんか。
映像でみるジャカルタの交通事情
ジャカルタのラッシュアワー

ジャカルタのラッシュアワーの渋滞を乗り切るには、忍耐が必要です。
道路が少なくかつ複雑なこと、電車やバスの路線や本数が不十分なこと、車やバイクの多さなどが相まって、平日の朝晩は各地でこの動画のような大渋滞が発生します。試しにグーグルマップを開いてみると、あちらこちらが真っ赤。
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
インドネシアで会社を設立する際、予算と目的に合わせた設立方法があります。
弊社では豊富な設立実績があるためまずは一度ご相談ください。
-
WEBからお問い合わせ
ご相談はいつでも無料24時間受付(2営業日以内に返信いたします)
-
すぐにでも日程調整を行いたい
日程調整フォームへ代表の柳沢が説明いたします。