ホームインドネシアの美容業界における持続可能性(サスティナビリティ)向上に向けた取組み インドネシアの美容業界における持続可能性(サスティナビリティ)向上に向けた取組み 公開 2023/05/13 更新 2023/11/22 この記事は約8分14秒で読めます。 柳沢孝一 福岡本社のカケモチ(株)代表。11万人のインドネシア人にアンケート調査ができるサービスを提供していたり、10万人を超える日本語学習中のインドネシア人向けWebメディアやSNSを運用しています。インドネシア人向けのWeb集客が得意な会社で、正社員インドネシア人は全員日本語が話せます。海外進出についての壁打ちもお請けしているので、気軽にご連絡をください。 インドネシアでは、多くの化粧品メーカーが、環境保護や持続可能性(サスティナビリティ)向上のためのアクションを起こしています。環境に配慮した原材料・梱包材の使用、空き容器の回収、環境保護団体との協力などを通して社会的責任を果たし、環境問題に対し意識の高い消費者の選択肢になろうとしているのです。 本記事では、インドネシアの消費者のサスティナビリティに対する意識について触れた上で、化粧品メーカーやECプラットフォームが実施しているプロジェクトやキャンペーンについて取り上げます。 インドネシア人向けライブコマースの実施インフルエンサーの手配/交渉を代行します ・10,000人以上のインフルエンサー ・500件以上の企画を支援してきた実績 ・ライブコマースの結果も分析報告 無料で資料をダウンロードする 海外向けライブコマースお気軽にご相談ください 目次 インドネシアの若者世代の間でスティナビリティへの関心が高まっている環境問題とサスティナビリティへの関心の高まり美容製品とサスティナビリティサスティナブルな美容製品の例環境に優しい原材料を使用:Sensatia Botanicals環境に優しい包装を使用:Raine Beautyパッケージをリサイクルする:Sukin海洋生態系の保護活動に参加:Oasea Laboratoriesサスティナビリティを追求する美容業界の動きSociollaの「Waste Down Beauty Up」 キャンペーン#PakaiSampaiHabis(最後まで使おう)キャンペーンスローな消費を化粧品からインドネシアの若者世代の間でスティナビリティへの関心が高まっている 環境問題とサスティナビリティへの関心の高まり 近年インドネシアでは、気候変動問題を始めとする環境問題と、それに対処するため「持続可能性(サスティナビリティ)」への関心が高まっています。 IDN Research Instituteの調査レポート「Indonesia Gen Z Report 2022」および「Indonesia Millennial Report 2022」によると、Z世代の70%、ミレニアル世代の71%が気候危機問題の影響を緩和するための個人的な責任を感じています。 また、インドネシアの若者の多くが気候変動を深刻な問題ととらえており、将来世代への影響を懸念していることも同調査でわかりました。 参考1:IDN Media「Indonesia Gen Z Report 2022|P.5 Climate Change」参考2:IDN Media 「Indonesia Millennial Report 2022|P.4 Climate Change」 美容製品とサスティナビリティ 環境に配慮した、あるいはサスティナブルなライフスタイルという概念は、インドネシアの若者たちに定着しつつあります。意識が高い人は、既に生活のあらゆる場面で環境に配慮した選択をしており、その中には美容製品の購入も含まれています。 特に、SNSネイティブでインターネットを通した情報収集に熱心なZ世代は、美容製品や美容サービスの事前リサーチを積極的に行っています。彼ら・彼女らは、購入する前に、成分、効果、副作用などについて、多くの時間をかけて調べています。さらに、効果だけでなく、製品や梱包、製造過程が環境に優しいかどうかを気にする人も増えています。 参考:CANTIKA「Tren Skincare ala Generasi Z, Lebih Simpel dan Fokus pada Bahan」 前述のIDN Research Instituteによる調査では、インドネシアのZ世代の66%、ミレニアル世代の67%が、環境に配慮したサスティナビリティな製品にお金をかけることを好んでいることがわかっています。 一方で、化粧品メーカーL’Oréal Indonesia(ロレアル・インドネシア)のチーフ・コープレート・アフェアーズMelanie Masriel(メラニー・マスリエル)氏によると、インドネシアにおいてサスティナビリティへの関心は高まっているものの、その意識が製品の購入に結びついているケースはまだ多くはないと述べています。 同氏は、「今後の美容ブランドの役割は、サスティナブルな製品の購入を促進することだ」と述べています。 参考:Marketeers「Benarkah Produk Kecantikan yang Sustainable Semakin Dicari?」 サスティナブルな美容製品の例 インドネシアでは多くの化粧品ブランドが動物実験を行わないことを明言していたり、自然由来成分使用を売りにしていたりするブランドが多数あります。 他にも、動物由来成分や動物由来の副産物(ハチミツなど)を使用しない「ヴィーガン化粧品」の販売、植樹活動やサンゴ礁保護活動への参加、空き容器の回収・リサイクルなど、さまざまな取組みを行う企業があります。 この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 残り4875文字 ニュースレター会員(無料)に登録する ログインする インドネシア市場向けにライブコマースを実施してみませんかインフルエンサーの手配・交渉からライブの手配まで全て支援致します。 WEBからお問い合わせ ご相談はいつでも無料 24時間受付(2営業日以内に返信いたします) すぐにでも日程調整を行いたい 日程調整フォームへ 代表の柳沢が説明いたします。 お電話でのお問い合わせ 092-707-2032 (9:00〜19:00) カケモチの自己紹介 インドネシアで初めてのWebマーケティング カケモチのサービスについて詳しく紹介しているページ 市場調査を15万円から実施できます 月額5万円でセカンドオピニオンを行います 会社設立を50万円程度でトータル支援します インスタ広告の運用代行を1万円からお請けします インドネシアで化粧品の販売代行をしています 日本語学習中のインドネシア人10万人にリーチできます カケモチへのお問い合わせ・サービス説明・資料請求はこちら お問い合わせ サービス説明 無料資料DL