インドネシアのイスラム教徒の60%が「ラマダン中の買い物はコンビニで」

公開
2024/04/10
更新
2024/04/17
この記事は約3分54秒で読めます。

インドネシアでも多くの人がオンラインショッピングを楽しんでいます。国内外の大手ECプラットフォームが市場シェア拡大のためしのぎを削り、常に大勢のセラーがライブストリーミング放送で商品を宣伝しています。

そんな中、「インドネシアのイスラム教徒はラマダン中の買い物をコンビニでするのが好きだ」という、ちょっと意外な調査結果が発表されました。調査結果の詳細とその背景を紹介します。

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数字でみる「インドネシア人のラマダン中の買い物」

イスラム教徒の60%が「ラマダン中の買い物はコンビニで」と回答

調査会社Populixは今年1月、インドネシアのイスラム教徒1,022人を対象に、「ラマダン中に必要なものをどこで買うのが好きか」を尋ねる調査を実施。その結果、「ミニマーケット・コンビニ」を選んだ人がもっとも多く、60%に上りました。

コンビニだけでなく、スーパーマーケット、市場、近所の商店を含む実店舗(オフライン)でのショッピングが、オンラインショッピングに比べて支持されていることもわかりました。調査結果は、以下の通りです。

【ラマダン中に必要なものをどこで買うのが好きですか】2024年、複数回答

  1. ミニマーケット・コンビニ:60%
  2. スーパーマーケット:53%
  3. 市場:50%
  4. 家の近くの商店:45%
  5. ECプラットフォーム:37%
  6. モール・ショッピングセンター:34%
  7. SNS:12%
  8. WhatsApp:7%

参考: databoks 「Warga Muslim RI Lebih Suka Belanja Kebutuhan Ramadhan di Toko Offline」 

ラマダン中に「オフラインショッピング」が支持される背景

「ラマダン中に必要なもの」の代表として挙げられるのが、飲食品です。特に、断食が始まる前、まだ日が昇らぬうちにとる「サフール」と呼ばれる食事の準備は簡単な方がよいため、インスタント食品や缶詰が重宝されます。

また、親戚や地域に配るため、販売するため、客人をもてなすために、普段よりたくさん料理する人も多く、調味料や調理油、米、肉、卵、スパイス類もよく売れます。

飲食品以外では、体調を整えるためのサプリメントを常備する人も少なくありません。外出や礼拝の機会が増えるため、衣類や礼拝に使うものを新調するのも一般的です。ほかには、ラマダン後の大型連休にそなえて愛車をメンテナンスする人も多く、カー用品の需要も高まります。

オンラインショッピングの方が「安くて楽」なイメージがありますが、ラマダン中は「ラマダンのムードを肌で感じたい」と、自ら買い物に出かける人もいます。食品は日々買い足す必要があるので、「今必要なものをすぐに持って帰りたい」「自分の目で選びたい」というニーズもあります。

加えて、各小売店が商品を豊富に取り揃え、割引やまとめ買いなどでお得感もアピールすることもあり、ECプラットフォームを通した買い物の利点が相対的に霞んでしまうということもあるようです。

映像でみる「インドネシア人のラマダン中の買い物」

ラマダン中のコンビニの様子

ラマダン中のコンビニの様子

動画は、ラマダン間近になった時期のコンビニの様子です。

手前に見えるのはシロップ類。一般的には、水で割って断食明けなどに飲みます。その奥には、クッキーやウエハースなど菓子類の大容量缶がずらり。断食明けのスナックとしてはもちろん、ラマダン後の連休中の客人のお茶菓子にもなります。

入り口を入ってすぐの場所にセール品やおすすめ商品を置くのは、インドネシアのコンビニやスーパーでよく見かける商品の陳列方法。ラマダンの時期は毎年ずれるため季節は関係ありませんが、シロップやお菓子の缶が並ぶ光景は一種の「風物詩」で、これを見ると、「もうすぐラマダンだ」と感じます。

1か月限定のラマダンバザール

1か月限定のラマダンバザール

ラマダン中は、市場やモスクの近くで特設の「バザール」が開かれる地域もあります。

動画は、takjil(タクジル)と呼ばれる断食明けの軽食や飲み物などを売る、中央ジャカルタのバザールの様子。揚げ物を売る男性の話によると、このバザールは午後2時から7時まで営業しています。断食が終わる午後6時頃に向けて、多くの人が3時くらいからtakjilショッピングを始めるのです。

揚げ物のほかには、米粉やタピオカ粉を使った伝統的なお菓子やフルーツジュース、夕食用のおかずなどが所狭しと並んでいます。

takjilを求めて大勢が1か所に集まるこの動画のような状態は「war takjil(takjil争奪戦)」と呼ばれ、SNSでもトレンドになっています。信仰を問わず多くの人が、この時期だけのバザールやwar takjilを楽しみにしています。

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「みんなで」祝うラマダン

ラマダン後の大祭は国民の祝日であり、イスラム教徒以外も連休になります。春節やクリスマスも同様の扱いですが、やはりイスラム教徒が多い国だけあって、ラマダンの盛り上がりは別格です。

多くのインドネシア人が、ラマダンという神聖でありながらお祭りムードがただようこの時期を、毎年心待ちにしています。それぞれがそれぞれのやり方で過ごすラマダンは、多民族国家であり、他宗教に対しても寛容であることをよしとする、インドネシアらしさが随所に現れる時期でもあります。

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