ジャカルタの渋滞を避けるための方法・コツとおすすめの交通系サービス

公開
2024/04/13
更新
2024/04/18
この記事は約6分45秒で読めます。

世界の都市の中でも、ジャカルタは特に渋滞が酷い都市として知られています。実際にジャカルタの通勤ラッシュ時にタクシーなどを利用すると、渋滞に巻き込まれ、目的地への到着が予定よりも大幅に遅れることも珍しくありません。

特にこれからビジネスでジャカルタを訪れる人は、取引先や上司との大切な予定に遅れないように、ジャカルタの渋滞事情について知識をつけておくことが重要です。

そこで本記事では、ジャカルタの渋滞を避けるためのポイントをまとめました。渋滞を避けるための具体的な方法やコツ、おすすめのサービス、交通機関などを紹介しているので、参考にしてみてください。

円表記は2024年3月18日のレート(1ルピア=0.0095円)で換算したものです。

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ジャカルタの渋滞事情

ジャカルタの渋滞

世界の交通情報についてまとめられたTom Tom Traffic Indexの2023年度報告書によると、ジャカルタは「世界で最も渋滞が酷い都市」の30位にランクインしています。

昨年のジャカルタ市民1人あたりの総運転時間は約225時間で、その半分を超える117時間をラッシュアワーの交通渋滞に費やしています。2017年の世界3位と比べると改善はしているものの、世界的に見てまだ深刻な状況にあることには変わりません。

また、やや古いデータになりますが、自動車用エンジンオイルを製造するイギリスの会社Castrolの2015年の調査結果によると、ジャカルタ市民は1人あたり年間33,240回(1日あたり91回)のストップ・アンド・ゴー(少し進んでは停止すること)をしていることが分かりました。

これらの報告からも、ジャカルタに住む人々は日常的に渋滞に巻き込まれており、渋滞のせいで多くの時間を無駄にしていることがうかがえます。

参考:
CNN Indonesia「Macet Jakarta Buang Waktu 117 Jam dan 270 Kg Emisi Karbon Selama 2023」
Nikkei Asia「Skepticism clouds Jakarta’s car congestion fix」

ジャカルタの渋滞への対処法

上述の通りジャカルタの渋滞は深刻なため、ジャカルタやその周辺都市に住む人々は渋滞を避ける知恵を使いながら日々生活しています。そこでここからは、ジャカルタの渋滞を避けるためにはどうすべきなのか、その具体的な方法やコツを紹介します。

前提として、この記事はすでにジャカルタに住んでいる人に向けて書いた記事ではなく、直近でジャカルタに現地視察の目的で訪れる人に向けて書いています。そもそもこういった面倒なことを考えたくないご担当者の方は、こちらから弊社までご相談ください。

移動手段を確保しておく

渋滞で道路の動きが止まり始めてから流しのタクシーを捕まえようとしても、なかなか捕まらないもの。そのため、1日のうちに何度も車に乗って移動する場合は、以下の通りあらかじめ移動手段を確保しておくと安心です。

チャーター

移動手段を確保する方法として、車のチャーターが挙げられます。車をチャーターする方法はいくつかありますが、インドネシアの旅行予約サービス「Traveloka(トラベロカ)」を活用するのも1つの選択肢です。同サービスを活用すれば、アプリからニーズに合った車種の車を希望の日時で予約でき、また支払い手続きもアプリで事前にできるので便利です。

Travelokaの詳しい利用方法やメリットは下記の記事にまとめているので、参考にしてみてください。

ジャカルタでおすすめのタクシー会社とその他の移動手段(レンタカー・配車サービス)

ジャカルタのタクシー事情やおすすめのタクシー会社、タクシー以外の移動手段(レンタル・チャーター・配車サービス)について紹介します。

続きを読む

緊急時には配車サービスも選択肢に

ジャカルタの渋滞

予定外の急な移動のためチャーターの申し込み手続きが間に合わないという場合は、配車サービスを使うのも選択肢の1つです。渋滞が酷いと流しのタクシーが捕まりにくくなるので、その場合はアプリから配車を依頼し、希望の場所まで迎えにきてもらうことを検討してみてください。

ただ、渋滞が酷い時間帯は配車を依頼してもタクシーがなかなか迎えにこれないことがあり、チャーターと比べると不確実性が高いです。

そのため配車サービスは緊急時の選択肢として念頭に置いておき、基本はチャーターで済ませることを想定して準備を進めておくのがおすすめです。なお、インドネシアにはいくつかの配車サービスアプリがありますが、日本のスマホからも問題なくダウンロードできるGrabが特におすすめです。

渋滞回避のためのアプリを入れておく

チャーターやタクシーを利用する場合は、以下のような渋滞を回避するためのアプリをインストールしておくのもおすすめです。

Waze(ウェイズ)

Wazeはナビゲーションアプリの1つで、リアルタイムな渋滞情報を知ることができます。ジャカルタは日時問わず急な渋滞が発生することが多いので、同アプリを使って渋滞の情報を確認する人も少なくありません。

Wazeには、他のユーザーからのリアルタイムな情報を集めて報告したり、それをルート設定に活かしたりするというメリットがあります。Google Mapのナビゲーションに似ていますが、インドネシアの道は複雑でGoogle Mapが把握していないルートも多く、Wazeの方が便利だという人も多いようです。また、アプリが直感的に操作しやすいのも特長といえます。

インドネシアのドライバーの中には、目的地までのルートをあまり考えずに運転している人もいます。また、ジャカルタ周辺には近年新しい道路が次々とできており、最近の道を知らない人もいます。渋滞にはまりそうな場合はWazeの渋滞情報をドライバーへ共有しましょう。

渋滞に左右されない公共交通機関を使う

移動する場所や距離によっては、公共交通機関を使うことで渋滞を避けることができ、なおかつ料金を安く済ませることが可能です。渋滞に左右されない公共交通機関として、MRTとTransjakartaが挙げられます。

MRT

MRTとは、ジャカルタの地下鉄駅と高架駅に停車する都市高速鉄道のこと。ジャカルタを南北に走っています。日本人街のBlok M(ブロック・エム)エリアや日系企業も多く集まるSenayan(スナヤン)エリアなどに停車駅があり、ジャカルタの中心部を通るため利便性に優れています。

料金は初乗り3,000ルピア(約28円)で、そこからは基本的に1駅ごとに1,000ルピア(約10円)ずつ加算されるシステム。日本の地下鉄と比べて、料金が圧倒的に安く済みます。運行間隔が最大10分程度で、長い時間待たずに済むのもポイントです。

参考:Jakarta MRT「Tarif MRT Jakarta」

Transjakarta(トランスジャカルタ)

Transjakartaはジャカルタの路線バスで、道路に設けられた専用レーンを走るため、基本的には渋滞知らずです。

MRTの路線がジャカルタの南北だけであるのに対して、Transjakartaはより広い範囲を走っているため、行先を柔軟に選べます。料金は、時間帯によって2,000ルピア(約19円)または3,500ルピア(約33円)です。

ただし、Transjakartaの支払いには現金が使えないため、駅窓口や提携のコンビニなどで電子マネーカードを購入しておく必要があります。一度購入すれば残高をチャージするだけで何度でも使えるので、繰り返し乗車する人は購入しておくと便利です。

参考:Transjakarta「BERANDA / PRODUK DAN LAYANAN / INFO TIKET」

そのほかにも、ジャカルタから周辺都市に行く際はLRT(軽量高架鉄道)、スカルノハッタ国際空港からジャカルタ市内へ行くときはKA Bandara(空港鉄道)などがあるので、渋滞のときに使えるタクシー以外の選択肢を調べておくと役立ちます。電車やバスとタクシーやバイクタクシーを組み合わせるのもおすすめです。

通勤ラッシュ時の車の流れを意識する

ジャカルタで最も渋滞が酷くなるのが、通勤・退勤ラッシュの時間帯です。朝は7時~9時、夕方は16時~19時で、特に金曜の夕方が混雑する傾向にあるので、あらかじめこの時間帯を避けて移動するのも1つの方法です。

また、ジャカルタで仕事をしている人の多くは、周辺の都市に住んでいます。そのため、朝はジャカルタの外からジャカルタ中心部へ、夕方はその逆へ移動する人が多く、この流れに乗らないようにすることが重要です。

予定の順番と宿泊場所を戦略的に考える

予定がある場所に近いホテルに宿泊するのも、渋滞にはまって遅刻するリスクを下げるコツです。例えばジャカルタへよく出張する人の中には、インドネシアから帰国するフライトに渋滞で乗り遅れないよう、フライト前夜は空港近くのホテルに宿泊するようにしている人も多くいます。

そのほか、1日の最後に取引先や上司をタクシーで送る場合は、渋滞が起きたときのことも考えて、取引先や上司の送り先に近い場所を最後の目的地に設定するのもよいかもしれません。

予定を詰め込み過ぎない

東京など日本の都市部でも渋滞はよく起こりますが、ジャカルタの渋滞はそれよりも酷いと想定しておくべきです。ピーク時はわずか5~10kmの移動に1時間かかることもあり、最悪の場合、予定していた訪問先へ行けない可能性もあります。

通勤ラッシュの渋滞だけでなく、ジャカルタでは事故やデモで思わぬ渋滞が発生することもあります。そのため、滞在期間を長めに確保して訪問日を分けるなど、とにかく予定を詰め込み過ぎない工夫が必要です。

ジャカルタに詳しい通訳兼案内人を雇う

ジャカルタ事情に詳しくない方や、インドネシア語または英語に不安がある方の中には、ジャカルタを案内できる通訳を雇うケースもよく見られます。現地の言葉と事情が分かる案内人を雇うことで、目的地を変更したほうがよいか移動中にアドバイスをもらえたり、目的地の変更をタクシードライバーに伝えてもらったりなど、移動がスムーズになります。

ジャカルタに詳しい人でないと知らないルートや効率的な移動方法もあるので、大切な予定がある日だけでも通訳兼案内人を雇っておくと安心です。

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渋滞時のジャカルタでの移動に不安を抱える企業様へ

ジャカルタで移動する時間や場所、交通手段の選び方に失敗すると、渋滞で時間を無駄にしてしまう可能性があります。そのため、スムーズに予定をこなせるよう、事前にスケジュールを立てたり、必要に応じて公共交通機関や配車サービスを活用したりすることが大切です。

ただ、いくらスケジュールを立てていても、思わぬ渋滞が発生する可能性はゼロではありません。そこで、ジャカルタの渋滞時の移動に不安がある方は、弊社がご提供している現地視察の支援サービスを是非ご利用ください。弊社カケモチではそれぞれの企業様のニーズに合った通訳や交通手段を確保することが可能です。

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ジャカルタの渋滞はどのくらい酷いですか?

世界の交通情報についてまとめられたTom Tom Traffic Indexの2023年度報告書によると、ジャカルタは「世界で最も渋滞が酷い都市」の30位にランクインしています。2017年の世界3位と比べると改善はしているものの、世界的に見てまだ深刻な状況にあります。

ジャカルタの渋滞を避けるためにはどのような方法がありますか?

ジャカルタの渋滞を避けるためには、事前に移動手段を確保しておく、渋滞回避アプリを入れる、渋滞に左右されない公共交通機関を使うなどの方法があります。

ジャカルタの渋滞を避けるために使えるサービスを教えてください。

ジャカルタの渋滞を避けるために使えるサービスには、レンタカー・チャーターの予約ができるTraveloka、配車サービスのGrab、渋滞情報が分かるナビゲーションアプリWazeなどがあります。

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