インドネシアの定住許可「ITAP/KITAP」の取得方法・申請書類・切替え方法
- 公開
- 2024/02/04
- 更新
- 2026/09/15
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ITAP / KITAPの申請代行の費用はいくらですか?
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有効期間が5年のものは140,000円、10年のものは240,000円で承っております。
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ITAP / KITAPの取得に必要な日数を教えてください。
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必要書類をお預かりしたあと、約13営業日を想定しています。
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ITAP / KITAPの申請にはどのような書類が必要ですか?
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ITAP / KITAPの申請には、主にパスポート、現在所有しているITAS、宣誓書などが必要です。また、招待元企業・保証人の身分証明書や保証書、その他、ITAPの種類や申請者のステータスに応じて追加書類が求められます。
インドネシアで長期的に生活・就労・投資を続ける場合、ITASの延長だけでなく、定住許可であるITAP / KITAPへの切替えを検討できる場合があります。
ITAPは、ITASよりも長期の滞在を前提とした許可ですが、ITASをもっていれば誰でも申請できるわけではありません。現在のITASの種類、ステータス、滞在年数などによって可否が変わります。
本記事では、インドネシアの定住許可「ITAP / KITAP」の取得方法や申請書類などについて、就労・投資・家族合流などの主なケースを中心に整理します。制度を正しく理解しておくことが、安定したインドネシア滞在につながります。
インドネシアへ現地視察する際の注意点
「本当は工場を訪問して機械のメンテナンスをすることが目的だけど、ビザ取得が煩雑そうなので、とりあえず到着ビザ(VOA)でこっそりメンテナンスをしよう」と考える方もいます。
ところが、目的に合ったビザを取得しなかったことでトラブルに巻き込まれるケースを多数見聞きしてきたので、適切なビザを申請して訪問することを強くおすすめします。
「なぜバレるのか」という疑問がわくかもしれませんが、その1つとして宿泊施設と入国管理局(イミグレ)との連携があります。インドネシアでは外国人を宿泊・滞在させるときに、宿泊施設がイミグレに報告する義務があります。そこの連携が原因で目的外の活動をした際に、その行為がバレてしまうのです。
ITAP / KITAPとは

ITAP(Izin Tinggal Tetap)は、インドネシアに恒久的に滞在することを認める許可証のことで、日本語では「定住許可」または「恒久居住許可」と訳されます。物理カード形式のものはインドネシア語「Kartu(カード)」の「K」が付き、KITAPと呼ばれます。

ITAPを取得できるのは、限られた例外を除き、ITAS保持者です。申請は、ITASからのステータス変更(移行)という形で行います。
ITAPは定住を前提とした滞在許可ですが、国籍取得や選挙権を意味するものではありません。有効期間には5年、10年、無期限の区分があり、その区分に応じて「延長」などの手続きが必要です。無期限のITAPを持つ外国人も無条件で定住できるわけではなく、5年に1回、居住地を管轄する入管事務所へ報告する必要があります。
なお、ITAPはあくまで滞在を許可するものであり、ITAPを持っているだけで自由に就労できるわけではありません。
【補足】
ITASと同様に、ITAPにも、数次出国再入国許可(MERP、Multiple Entry Re-Entry Permit)が付随します。ただし、ITAPとMERPの有効期間にずれが生じるケースもあるため、ITAPの延長・報告やMERPの更新タイミングには注意が必要です。
ITAPとITASの違い
ITAPは定住許可、ITASは一時滞在許可です。ITAPにはカード型の許可証が残っていますが、ITASの場合はすべて電子式になっています。ただし、KITASという呼称が残っている場面もあります。
ITAPとITASの大きな違いは、有効期間です。前述のとおり、ITAPの有効期間には、5年、10年、無期限の3つの区分があります。一方、ITASの有効期間はビザの種類により異なり、180日、1年、2年、5年、10年などとなっています。
また、ITAPは条件を満たす限り、滞在年数の上限なく延長可能ですが、ITASにはそれぞれ延長の上限が定められています。
ITASは暫定居住ビザ(VITAS)とともに自動で取得できるため、新規申請に特別な手続きは不要ですが、ITAPへの切替えには申請手続きが必要です。「自分でできるか不安」という方は、弊社の申請代行サービスをご検討ください。詳細は、こちらからご確認いただけます。
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ITAPを取ると、永住権やインドネシア国籍がもらえるのですか?
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ITAPは長期・定住を前提とした滞在許可ですが、永住権やインドネシア国籍を取得する制度ではありません。ITAPを持っていても、外国籍であることに変わりはなく、選挙権や土地の所有権は与えられません。また、就労する場合は、ITAPとは別に活動内容に応じた許可や手続きが必要です。
必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。
ITAP / KITAPを取得するとできること
以下は、ITAPを取得した外国人がインドネシアでできることの例です。
- 長期・定住を前提とした滞在 ※ITAPの区分に応じて延長や5年ごとの報告が必要
- MERP / IMK(数時出国再入国許可)の有効期間内での出入国
- 外国人用KTP(KTP OA)の発行
- 住居用不動産の取得・利用 ※原則ITASでも可能
- 運転免許証の申請・取得 ※原則ITASでも可能
- 銀行口座の開設、クレジットカードの申請 ※原則ITASでも可能
- 国内居住者向け料金で観光スポットのチケットを購入 ※施設による。ITASでも可能なケースあり
インドネシアでは、ITAPを持っていても、外国人が土地の所有権をもつことは認められていません。ただし、ITAP保持者は「使用権(Hak Pakai)」をもち、土地を利用することができます。
使用権の有効期間は原則30年で、20年の延長、その後30年の更新が認められる場合があります。つまり、合計で最長80年利用できる計算です。
さらに、ITASやITAPを持っている外国人は、インドネシアの運転免許証の申請が可能です。また、観光地や一部施設では、ITAPや外国人用KTPを提示することで、国内居住者向け料金が適用される場合があります。ただし、施設ごとに運用は異なります。
ITASからITAP / KITAPへの切替え
ITAPに変更できるITAS・変更できないITAS
すべてのITASがITAPへ切り替えられるわけではありません。インドネシア入国管理局は、ITAPへのステータス変更対象として、以下の6区分を挙げています。
- 労働者
- 宗教従事者
- 投資家
- 家族合流する人
- 帰還する人
※主に元インドネシア国籍の外国人、インドネシア系の子孫などが対象 - 特別な専門性を持つ人、世界的著名人、60歳以上の高齢者など
これに含まれない留学、短期研修、医療、ワーキングホリデー、リモートワーカーなどのITASについては、原則としてITAPへの切替え対象にはなりにくいと考えられます。
現在のITASがITAPへの切替え対象かどうかは、個別確認が必要です。「自分のケースについて詳しく知りたい」という方は、こちらからお問い合わせください。
ITASからITAPへ切り替える場合の要件
ITAPの申請は、招待元企業(機関)・保証人、または責任者が、e-Visaサイトを通じて管轄入管事務所長に対して行います。個人で申請できる種類のITASの保持者は、自分でも手続き可能です。
また、申請時期にも注意が必要です。
ITASからITAPへのステータス変更申請は、ITASの有効期間が終了する30日前までに行う必要があります。期限直前になってから準備を始めると、追加書類の用意や修正対応が間に合わない可能性があるため、早めに申請担当者や管轄入管へ確認しておくとよいでしょう。
ITAPの申請費用
| 取得日数目安 | 料金 | |
|---|---|---|
| 5年間のITAP | 約13営業日 | 140,000円 |
| 10年のITAP | 同上 | 240,000円 |
※入管申請・承認プロセスの所要日数には、インドネシアの祝祭日が影響する場合があります。
※招待元企業(機関)・保証人が申請用のビザアカウントを保有していない場合、新規アカウントの作成に2週間程度かかります。
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ITASを何年持っていれば、必ずITAPに切り替えられますか?
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ITASの保有年数だけで、ITAPへの切替え可否が決まるわけではありません。ITAPへ変更できるかどうかは、現在のITASの種類、申請者のステータス、滞在目的などによって異なります。留学、医療、ワーキングホリデーなど、ITAPへの切替え対象になりにくいITASもあります。
ITAP / KITAPの取得手続き
ITAP申請代行手続きのお申込みから取得までの流れは以下のとおりです。
- まずは弊社にご連絡ください。
- 現在お持ちのITASの種類、ステータス、期限、スポンサー情報などを確認いたします。
- 申込内容の確認後、見積書を送付し、ご了承いただけましたら請求書を送付いたします。
- ご入金確認後、ITAP申請に必要な書類をご案内いたします。指定のファイル形式でご提出ください。
- 必要書類受領後、弊社にてITASからITAPへのステータス変更申請を開始いたします。
- 申請後、入管の案内に従い、申請者ご本人に入管事務所で写真撮影などの手続きを行っていただきます。
- 審査完了後、電子形式のITAPをお渡しいたします。
KITAP(物理的なカード)は、発行から最短15営業日後に、入管事務所で受け取れます。
【補足】
申請内容によっては、家庭訪問などの追加確認を求められる可能性があります。
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ITAPはオンライン申請だけで完了しますか?
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ITAPへのステータス変更はe-Visaサイトを通じて申請しますが、その後、入管の案内に従って、申請者本人が入管事務所で写真撮影などの手続きを行う必要があります。また、KITAP(物理的なカード)は発行後、入管事務所で受け取ります。
― ビジネス最前線の声
ITAP / KITAP申請に必要な主な書類
| 区分 | 主な書類 |
|---|---|
| 本人確認・滞在許可 | 有効なパスポート、現在保有しているITAS |
| 宣誓・声明 | 統合声明書(宣誓書)※18歳未満で未婚の子どもは除く |
| 保証人・責任者関係 | 招待元企業・保証人がいる場合は保証人による保証書 |
| 保証人・責任者の身分確認 | 招待元企業・保証人または責任者のKTPおよび / または家族カード(KK) |
| 家族合流の場合 | ITAP保持者である配偶者、父母、または子どもに合流する場合、その家族側のITAP |
就労・投資区分で追加される可能性がある書類
日系企業の駐在員や役員などに関係しやすい就労系または投資系のITASも、ITAPに切り替えられます。これらのステータスに該当する人は、一般書類に加えて、追加書類を含め、ビザの種類ごとに定められた特別要件を満たす必要があります。
また、ITAPへのステータス変更では、種類によって「コミットメント」の履行または更新を示す書類が求められる場合があります。コミットメントとは、VITASを取得する際に前提となった投資、資産保有、会社運営、就労、専門活動などに関する条件・約束のことです。
例えば、投資家系やセカンドホーム系では、投資額、資金保有、株式・債券・不動産などの保有状況が確認される場合があります。就労系では、雇用先企業や労務許認可が有効であること、会社が適法に運営されていることなどが確認対象になります。
- 参考:Direktorat Jenderal Imigrasi「Izin Tinggal Keimigrasian|Perpanjang ITAP / Alih Status ITAS – ITAP」
お客様の声
ITAP / KITAPは長期滞在を見据えた次の選択肢
ITAP / KITAPは、インドネシアで長期的に滞在・居住する外国人にとって、ITASの延長だけではない重要な選択肢です。
ただし、ITAPへの切替えは自動ではなく、対象となるITASの種類や申請者のステータスによって条件が異なります。また、必要書類やコミットメントの履行など、事前に確認すべき点も多くあります。
インドネシアに長期滞在中の方は、現在のITASを延長するのか、ITAPへステータス変更するのかを早めに整理し、余裕をもって準備を進めましょう。
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