インドネシアの再生可能エネルギー発電量、9年で1.5倍に
- 公開
- 2024/01/01
- 更新
- 2026/06/21
- この記事は約2分11秒で読めます。
数字でみるインドネシアの再生可能エネルギー
インドネシアの再生可能エネルギー発電量、9年で1.5倍
国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の報告書「再生可能エネルギー統計2023」によると、インドネシアの再生可能エネルギーによる発電量は増加し続けています。2022年は12,603 メガワット(MW)で、前年比9.2%増。2013年と比較すると、約1.5倍です。
なお、2022年の発電設備許容量(発電所の発電能力)に占める各発電方法の割合は、以下の通りです。

再生可能エネルギーの中で最も多いのは水力発電(小水力・超小型水力含む)ですが、発電設備容量のわずか8%に過ぎません。
一方で蒸気発電やガス発電など複数のタイプを含む火力発電は、90.6%を占めます。また2020年のデータによると、インドネシアの発電電力量に占める石炭力発電の比率は62.8%となっています。
世界有数の石炭生産国であり、石炭消費国であるインドネシアが今後どのようにして再生可能エネルギーによる発電を増やし、「2060年までにカーボンニュートラル(炭素中立)を達成する」という目標に近づけていくのか、注目されます。
参考1:Katadata Green Instagram @katadatagreen
参考2:Katadata Green「Kapasitas Pembangkit Listrik PLN Tahun 2022, Mayoritas dari PLTU」
参考3:ジェトロ「企業がカーボンニュートラルに向けて動き出す(インドネシア)」
映像でみるインドネシアの再生可能エネルギー
インドネシアの新しい水力発電所

ポソ水力発電所は、インドネシアでエネルギーや物流事業などを手掛けるKALLA社のグループ会社Poso Energyによって、中央スラウェシ州ポソ郡スレワナ村に建設されました。2022年2月に落成式が行われたばかりの、新しい発電所です。
インドネシアで3番目に大きいポソ湖の水力を利用するこの発電所の発電設備容量は515MW。スラウェシ島およびインドネシア東部地域の経済発展に寄与することが期待されています。
Poso Energyによるとインドネシアは水力発電で75,000MW程度発電するポテンシャルを持ちますが、現在の発電量は約7,000MWに留まっています。
参考:Poso Energy「Company Profile」
インドネシア初のグリーン水素生産所

インドネシアで初のグリーン水素の生産所が、PLN(国営電力会社)によって建設されました。北ジャカルタのムアラ・カラン蒸気ガス発電所地区にあるこのグリーン水素プラント(GHP)は、年間51トンのグリーン水素を生産できます。
グリーン水素は発電所のエンジンを冷やすだけでなく、肥料産業、化学産業、燃料電池電気自動車(FCEV)など、さまざまな用途に使用できます。
PLNは今後、他の場所にもグリーン水素プラントを建設して生産量を増やしていく計画で、将来的には15か所で年間222トンの生産量を目指しています。
必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。
インドネシアの開発と再生可能エネルギー
先日、開業したばかりのジャカルターバンドン高速鉄道(Whoosh)がバンドンの停電で一時的に運行を停止したというニュースが流れました。バンドンと言えば、インドネシア第三の都市。そこでも停電して電車が止まるくらいなのですから、インドネシア全土の電力事情は推して知るべしという状況です。
インドネシアの都市開発と経済成長には安定した電力供給が不可欠。カーボンニュートラルの目標実現に向けて、再生可能エネルギーの普及も急務です。
本記事でも紹介した通り、未開発の森林の多いインドネシアにとって、水力発電は再生可能エネルギーの中でも特に力を入れられる分野。一方で、ダムの建設に伴う周辺環境への影響も危惧されており、今後、脱火力発電と再生可能エネルギーへの転換がどのように行われていくのか、注目されます。
必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。
お客様の声
なんでもご相談ください!
法人設立
雇用代行
現地視察
ビザ申請
















いつでもお気軽にご相談ください
-
WEBからお問い合わせ
ご相談はいつでも無料24時間受付(2営業日以内に返信いたします)
-
すぐにでも日程調整を行いたい
日程調整フォームへ代表の柳沢が説明いたします。













