インドネシアから介護人材を採用する方法と費用

公開
2024/11/21
更新
2026/06/20
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インドネシアから介護人材を採用する方法は、主に特定技能、技能実習、在留資格「介護」、EPA(経済連携協定)の4つです。

現在、もっとも利用が広がっているのは特定技能ですが、どの制度が適しているかは、求める人材の水準、採用までのスピード、受け入れ後の教育体制、かけられる費用によって異なります。

例えば、即戦力性を重視するなら特定技能、育成を前提にするなら技能実習、長期雇用を見据えるなら在留資格「介護」、公的スキームを活用したいならEPAが候補になります。

本記事では、インドネシア人介護士の受け入れ方法と費用感を制度ごとに整理し、それぞれの違いや選び方を解説します。

【補足】
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日本で働くインドネシア人介護士の現状

概要主な要件即戦力性在留期間費用感
特定技能1号人材不足解消のため、介護分野の試験合格者や、技能実習修了者などを受け入れる制度。日本語試験、介護日本語評価試験、介護技能評価試験の合格など中程度最長5年中程度
技能実習本国への技能移転を目的とする制度。育成就労に移行予定。日本語能力要件(N4相当)など特定技能よりは低め最長5年やや高め
在留資格「介護」介護福祉士資格を持つ外国人が、日本で介護職として働くための在留資格。介護福祉士国家試験の合格など高い更新回数の制限なし採用後の追加コストは比較的抑えやすい
EPA(経済連携協定)経済連携協定に基づき候補者を受け入れる公的ルート。所定の学歴・資格要件を満たし、候補者として選抜・マッチング中程度原則最長4年やや高め

外国人が日本で介護職に就くには、主に4つのルートがあります(在留人数が多い順)。最初は未経験・無資格でも、滞在中に実務経験を積んで試験を受け、介護福祉士の国家資格を取得できれば、在留資格「介護」を取得して長期滞在が可能になります。

  1. 特定技能制度を利用する
  2. 技能実習制度を利用する
  3. 在留資格「介護」を取得する
  4. 経済連携協定(EPA)を利用する
このセクションでわかること(クリックすると該当箇所へ移動します)

特定技能「介護」

特定技能制度は2019年4月に開始しました。特定技能「介護分野」に従事する外国人は5万4,916人(2025年6月末時点)で、このうちインドネシア人は一番多い1万6,249人となっています。

介護分野は特定技能のなかでももっともインドネシア人が多い分野で、コロナ禍の影響が薄れた2022年6月末と3年後の2025年6月末を比較すると、1万411人から5万4,916人と、約5.3倍に増えました。

特定技能介護のインドネシア人の送り出しについての相談が増えています。インドネシアにおける拠点の作り方や介護人材の集客・育成についてお悩みの方はこちらからご相談ください。

技能実習「介護」

技能実習制度に介護分野が加わったのは、2017年11月です。

2024年度、技能実習「介護」に従事する外国人は1万3,339人で、このうちインドネシア人は3,534人。ミャンマーに次いで2番目に多くなっています。

なお、技能実習制度は、2027年から2030年までの移行期間を経て、育成就労制度に変更される予定です。

在留資格「介護」

在留資格「介護」による外国人の受け入れは、2017年9月に始まりました。

日本の介護福祉士の資格取得が必要なため難度は高いものの、在留期間の更新回数の制限がなく、事実上の永住が可能な制度で、家族の帯同も認められています。留学生や技能実習生が、実務経験3年と実務者研修の受講などの要件を満たして試験を受け、国家資格を取得するケースも増えています。

在留資格「介護」を持つ外国人は、1万3,949人(2025年6月末時点)です。もっとも多いのはベトナム人で5,922人、2番目がネパールで1,820人、3番目がインドネシア人で1,676人となっています。2022年6月末からの3年間で、全体の人数は約2.6倍に、インドネシア人は約2.9倍になりました。

特定技能や技能実習で介護職に就くインドネシア人が増えていることもあり、在留資格「介護」の取得者も増えています。

経済連携協定(EPA)

日本とインドネシアの経済連携協定(EPA)による看護師・介護福祉士候補者の受入れは、2008年に始まりました。

EPAのうち、日本・インドネシア間のものは「インドネシア・日本経済連携協定(IJEPA(Indonesia-Japan Economic Partnership Agreement)」と呼ばれます。EPAの在留資格は、「特定活動」という名称で区分されています。

EPAにより在留する外国人介護士は、3,252人(2025年3月1日時点)です。制度の適正な運用の確保などの観点から年度ごとに最大人数が決められており、2023~2025年度の介護福祉士候補者の年間の受入れ最大人数は各国(インドネシア、フィリピン、ベトナム)とも300名となっています。

「介護福祉士候補者」という呼称が示す通り、EPAにより日本で介護職に就くインドネシア人は、3年以上の就労を経て国家資格を取得することを目指します。在留期間は原則最大4年間ですが、国家試験に不合格でも得点が一定の水準に達しているなどの条件をクリアすれば、滞在期間の延長が認められます。

ここまで、インドネシア人介護士受け入れの「4つのルート」を簡単にまとめました。自社に合う受け入れ方法や採用スキームを個別に確認したい方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

インドネシア人介護士は、どの制度で日本に来る人が多いですか?

現在もっとも人数が多いのは特定技能です。インドネシア人介護士の受け入れルートとしてはほかに、技能実習、在留資格「介護」、EPAもあります。受け入れ方法を選ぶ際は、人数の多さだけでなく、採用コスト、定着しやすさ、将来的な在留資格変更のしやすさもあわせて比較することが重要です。

インドネシアへの進出方法

インドネシアは、他の東南アジア諸国と比較して、事業進出のハードルが高い国として知られています。だからこそ、法人設立だけにとらわれず、さまざまな進出方法を柔軟に検討することが重要です。

弊社では、お客様の事業規模や進出目的、現在の状況に応じて、リスクとコストを最小限に抑えながら、無理なく事業を展開できる進出方法をご提案しています。

PRICE & PLAN

インドネシア進出の選択肢

1
法人設立

内資も外資も法人設立をサポートします。

  • 費用 20万円/回
  • 期間 2ヶ月
2
雇用代行

インドネシアでの人材採用・雇用を代行します。

  • 費用 5万円/月
  • 期間 1年
3
販路開拓

現地での営業・販路開拓をサポートします。

  • 費用 5万円/月
  • 期間 1ヶ月
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特定技能制度による採用

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特定技能の採用の流れ

現状では、特定技能の資格で在留する人の多くが、在留資格を変更した元技能実習生です。

特定技能制度を利用して一から応募・採用するケースでは、原則、候補者と受け入れ機関(企業など)は1対1のやりとりで採用を決定できます。

しかし実際は、候補者個人と企業が直接つながるのは難しく、インドネシアの場合は政府から認可を得た移民労働者配置会社(P3MI)を通すのが一般的です。他に、政府が運用するオンライン求人・求職マッチングシステム「KARIR HUB(旧IPKOL)」を通す方法もあります。

また日本側も、各産業分野の管轄省庁や業界団体が、交流会の開催やマッチング支援などを行っています。

インドネシア政府は特定技能制度を活用した人材派遣に力を入れる方針で、マッチングシステムの強化を目指しています。現状ではP3MIやKARIR HUBの利用は候補者にとっても受け入れ機関にとっても任意ですが、今後、規則が変更される可能性もあります。

インドネシアでP3MI(人材紹介会社)の法人を設立する方法

インドネシアでP3MI(人材紹介会社)を設立する際に押さえておくべき許認可取得の流れや必要書類などを、法令に基づいて整理します。

介護分野における特定技能協議会への事前入会

2024年6月より、特定技能「介護分野」で外国人を受け入れる法人は、地方出入国在留管理局での在留諸申請を行う前に、「介護分野における特定技能協議会」に入会することが義務付けられています。

特定技能外国人を初めて受け入れる機関は、協議会申請システムへ法人情報と受入れ予定の事業所情報を入力し、必要書類を提出します。その後、審査を経て発行された「協議会入会証明書」を地方出入国在留管理局に提出します。

特定技能のメリット・デメリット

介護士の質

特定技能制度で就労する外国人は、日本語試験(国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)A2基準または日本語能力試験(JLPT)N4以上、および介護日本語評価試験)と技能試験に合格してから日本に来ます。

ある程度の知識や技能が身についているため、即戦力になるというメリットがあります。一方で、介護の資格や実務経験は問われないので、試験に合格するための詰め込み学習で条件をクリアしてくる人が多いことは考慮する必要があります。

【補足】
2025年4月より、介護分野の特定技能外国人は、一定の要件のもとで訪問系サービスへの従事が可能になりました。

雇用の安定性

特定技能には1号と2号があり、最初は1号からスタートします。

特定技能1号の在留期間は最大5年で、2号になると無期限になります。しかし、特定技能2号の対象分野に介護分野は含まれていないため、せっかく教育して現場になじんだ人材を、5年で手放さなければいけないリスクはあります。

ただし、上述の通り、介護福祉士国家試験を受けて在留資格「介護」に資格変更すれば、無期限で在留できます。

コスト面

厚生労働省が2022年に受け入れ機関を対象に実施したアンケート調査によると、登録支援機関※に対し、特定技能1人を雇用するに当たって支払う費用の総額の平均は、約39万6,000円となっています(インドネシア以外の国も含む)。

後述する技能実習より安く済むケースが多いものの、複数名を採用するとなればそれなりの金額になります。

一方で、特定技能制度の場合、技能実習制度における監理団体との契約は不要です。そのため、採用後は別の機関への月ごと、年度ごとの支払いは発生せず、コストを抑えられます。

登録支援機関とは

前述のとおり、特定技能制度では原則、労働者と受け入れ機関の1対1のやり取りで採用や雇用が可能です。

ただ、特定技能1号外国人の場合、受け入れ機関には定められたさまざまな支援を行う義務があります。例えば、事前ガイダンス、出入国時の送迎、公的手続きへの同行などです。

受け入れ機関としての基準を満たしてはいるものの、定められたすべての支援を自ら実施するのが難しい企業などは、この業務を登録支援機関に委託することができます。費用は機関や支援内容により、外国人1人あたり、初期費用30~40万円、継続的な支援費としては月額2~4万円程度となっています。

インドネシア人介護士を採用するなら、特定技能と技能実習のどちらがよいですか?

即戦力性や採用後の運用のしやすさを重視するなら、特定技能が選ばれやすい傾向があります。技能実習は監理団体を通じた受け入れや継続的な費用負担があるものの、育成前提で受け入れやすい面もあります。どちらが適しているかは、採用人数、教育体制、予算などによって変わります。

法人設立か雇用代行か

インドネシア進出を検討する際、必ずしも最初から現地法人を設立する必要はありません。法人設立と雇用代行という2つの選択肢がある中で、より手軽に、低コスト・低リスクで事業をスタートできるのが雇用代行サービスです。

まずは雇用代行を活用して現地での事業展開を始め、事業の成長に合わせて法人設立を検討する。弊社では、このような段階的で無理のないインドネシア進出をおすすめしています。

進出方法の比較

貴社の状況に合わせたインドネシア進出をトータルで支援していきます。

法人設立

本格的なインドネシア進出

200,000円 (税別)

雇用代行

カジュアルなインドネシア進出

50,000円 (税別)
1 資本金
約1億円
不要
2 事業への規制
厳しい
緩い
3 初年度の月額固定費
50〜100万円
人件費のみ
4 準備期間
2〜3ヶ月
当月
5 管理業務支援
6 日本人の雇用
先月のご相談件数
49件
2026年10月

技能実習制度による採用

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技能実習の採用の流れ

インドネシア人技能実習生の受け入れには、インドネシア側と日本側でそれぞれ仲介業者を通す必要があります。

インドネシア側の送り出し機関は「SO」と呼ばれます。SOは職業訓練機関LPKの資格も持つため、LPKの名称の方がよく知られています。日本側には、受け入れ先に対する指導や監査などを行う監理団体という組織があります。

技能実習制度での在留期間は最大5年間ですが、上述の通り、特定技能に資格変更したり、介護福祉士の国家試験に合格したりすることで延長できます。

インドネシアでのSO(送り出し機関)の設立方法と注意点

インドネシアのSO(技能実習生送り出し機関)の詳細や資格取得方法、LPKとの違い、取得の際の注意点、実際に活躍しているSOの例などを紹介します。

技能実習のメリット・デメリット

介護士の質

技能実習制度はそもそも、本国への技術移転を目的に、外国人に日本の技術を習得させることを目指す制度です。そのため制度上は、介護についてほとんど何も知らない人が派遣される可能性があるということが、デメリットです。

日本語力については、特定技能と同じ日本語能力試験(JLPT)のN4相当のレベルが求められます。

【補足】
2025年4月より、介護分野の技能実習生は、一定の要件のもとで訪問系サービスへの従事が可能になりました。

雇用の安定性

介護分野の技能実習生の在留期間も、最大で5年間と決まっています。また、実習期間中の各段階で、技能評価試験を受験させる必要もあります。

家族の帯同が禁止されているなど、実習生にとっては不自由な点が多い制度なので、受け入れ機関側の手厚いサポートが求められる点にも留意する必要があります。

実習終了後は、本人が希望する場合、特定技能への資格変更や、国家資格を取得して在留資格「介護」で働き続けてもらうこともできます。企業や施設に愛着をもち、長年まじめに働いてきた実習生を、正式な職員として引き続き雇用できるという点では、メリットもあるといえます。

コスト面

厚生労働省が2022年に受け入れ機関を対象に実施したアンケート調査によると、技能実習生1人につき、入国前から就労開始までに監理団体に支払う費用の総額の平均は、約55万円となっています(インドネシア以外の国も含む)。

また、この調査では、就労開始後に監理団体に支払う1か月あたりの費用の平均は、約4万4,000円でした。このコストが、技能実習生を受け入れる際のデメリットの一つといえます。

監理団体に支払う金額を実習生の給与から差し引く受け入れ機関もありますが、本来ならやってはいけないことです。

このように規則違反をして低賃金で技能実習生を受け入れる機関が少なくないため、技能実習生の給与は低くなる傾向がありますが、「技能実習生は安く雇える」という認識は誤りです。在留資格に関わらず、技能実習生を含む外国人の給料は、「日本人が従事する場合に受ける報酬と同等額以上の報酬を受けること」と規定されています。

弊社では、インドネシア人介護士の採用や紹介に興味がある企業担当者様の、現地視察やビザ申請などを支援しております。こちらからお気軽にお問い合わせください。

月額5万円のインドネシア進出支援

「インドネシア進出を前向きに検討しているものの、コンサルティング費用に月額20万〜30万円をかけるのは悩ましい。」そんな企業様にも気軽にご利用いただけるよう、弊社では月額5万円のインドネシア進出支援サービスをご提供しています。

  • 定期的なオンライン会議と随時のメール相談を通じて、初めてのインドネシア進出を丁寧にサポートいたします。月1回のオンライン会議に加え、ご不明点やご相談にも迅速に対応いたします。
  • インドネシアでの語学学校(LPK)や送り出し機関(SO・P3MI)の設立に向けて、関連する法規制や設立要件、実務上の注意点などを調査し、リサーチ結果を適宜ご報告いたします。
  • インドネシアでの送り出し事業の本格的な開始に先立ち、現地の既存LPKやP3MIとの業務提携を円滑に進められるよう、提携候補先の選定やマッチングをサポートいたします。

詳細はこちら

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インドネシア進出の相談をする際、進出したい事業の規模などに合わせて、なにが最適かまで丁寧にご提案してもらえる会社さんです。また、現地マーケティングのためのインドネシア人スタッフの採用に関しても求める人材にマッチした人材候補者を探してくれます。インドネシアの市場から法人の設立の仕方などいつも詳細を丁寧に教えてくださいます。
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インドネシア関連の案件でカケモチさんとよくやり取りさせていただいておりますが、現地事情に詳しく、質問に対し迅速かつ的確な回答をいただいております。おすすめです。
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ビザ更新や色々な手続きでいつもお世話になっています。 イレギュラーな対応にも真摯に丁寧に対応いただき、いつも本当に感謝しています。 インドネシアにいる現地スタッフも日本語が堪能で、日本の文化も良く理解されていて、安心してお任せできます。

在留資格「介護」による採用

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在留資格介護の採用の流れ

在留資格「介護」による採用には、主に2つのルートがあります。

1つ目は外国人留学生を介護福祉士に養成するルートで、この場合、介護福祉士養成施設において2年以上の研修を受けたうえで、介護福祉士の国家試験を受験します。つまり、国家試験合格までの在留資格は「留学」で、その後は「介護」に切り替えることになります。

2つ目は技能実習生や特定技能外国人を採用するルートです。こちらも、3年以上の実習を経て国家試験を受け、合格すると在留資格「介護」を取得できます。

在留資格介護のメリット・デメリット

介護士の質・雇用の安定性

在留資格「介護」は、介護福祉士の国家試験に合格することで取得できる在留資格です。そのため、外国人であっても日本人の介護福祉士と同様の認識で雇用でき、訪問介護サービスにも従事できます。もちろん、日本語も堪能です。

日本人に比べると、いつかは本国に帰ってしまうかもしれないなど多少の不安要素はありますが、日本人でも家族の介護などの事情で離職する人が一定数いることを考えると、大きなデメリットとはいえないでしょう。在留資格「介護」は在留期間の更新に回数制限はなく、家族の帯同も可能です。

コスト面

技能実習生などから育成する場合はその分のコストがかかりますが、在留資格「介護」を取得した後は、研修費や仲介業者への手数料など、特別なコストはかかりません。

インドネシアに進出済みの注目企業様へのインタビュー

東南アジア最大の市場規模を誇るインドネシアは、大きなビジネスチャンスにあふれる魅力的な国です。一方で、実際に進出すると、商習慣や文化の違い、複雑な法規制など、さまざまな課題に直面することも少なくありません。

本インタビューでは、そうした困難をどのように乗り越え、インドネシア市場で事業を成長させてきたのか、現地で挑戦を続ける企業の皆様にお話を伺いました。成功の裏側にある試行錯誤や現場で得られたリアルな経験を通じて、インドネシアビジネスのヒントをお届けします。

  • そこらへん元気

    そこらへん元気様

    インドネシアのSNSは日本とどう違う!?インフルエンサー兼芸人として活躍するそこらへん元気さんに丸っと聞いてみた

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  • PT. Senior Marketing System Indonesia

    PT. Senior Marketing System Indonesia様

    インドネシア全土の病院と提携。異国でゼロから事業の立ち上げに成功したSMSIDの軌跡

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  • アジアクエスト

    アジアクエスト様

    「なぜそれをやるのか」をしっかりと伝え、挑戦を歓迎する。Webシステム開発やサイト制作を手がけるアジアクエストに人が集まる理由

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  • TOKYO BELLE

    TOKYO BELLE様

    なぜスラバヤで美容サロン?グロースから売却までを経験した、元金融ビジネスマンから見るインドネシアの美容業界

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その他のインタビューはこちらから

インドネシアで挑戦する人々
― ビジネス最前線の声
医療を通じたプロモーション支援を専門とするメディカル広告会社PT. Senior Marketing System Indonesia様へのインタビューです。
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EPA(経済連携協定)による採用

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EPAの採用の流れ

EPAによる介護福祉士候補者の受け入れにおいては、国際厚生事業団(JICWELS)が唯一の受け入れ調整機関となっています。受け入れを希望する企業などは、JICWELSが開設する各年度の求人申請専用Webサイトで、求人登録や職業紹介契約の締結などを行います。

インドネシア人候補者は、以下のうちいずれかの条件を満たす必要があります。

  • 高等教育機関(3年以上)卒業、かつインドネシア政府による介護士の認定を受けている
  • インドネシアの看護学校(3年以上)卒業(看護師免許取得)

希望者は地域のインドネシア在外労働者保護サービスセンター(BP3MI)に必要書類などを提出し、選考を経て候補者として登録されます。その後、JICWELSによる面接などを経て、マッチングと雇用契約の締結が行われます。

EPAのメリット・デメリット

介護士の質・雇用の安定性

上述のとおり、EPAプログラムに参加登録するインドネシア人は、高等教育を受け、インドネシアの介護士または看護師の資格を持っています。一方、日本語力は「JLPT N4程度以上」とされており、他の在留資格と比べても日本語力が高いとはいえません。

なお、EPAの介護福祉士候補者も、国家資格を取得すれば在留期間の更新に回数制限はなく、家族の帯同も可能です。

想定した時期に国家資格を取得できない場合でも、条件を満たせば在留期間を延長したり、特定技能1号に移行したりすることができます。国家資格の取得者は、訪問介護サービスにも従事できます。

コスト面

EPA制度で介護福祉士候補者を受け入れるためには、日本側のJICWELSおよびインドネシア側のインドネシア在外労働者保護庁(BP2MI)に各種費用を支払う必要があります。

JICWELSは、2025年度受け入れにおける合計費用は、約58万3,400円としています。

これにはJICWELSへの求人申込手数料、あっせん手数料、滞在管理費、JICWELSが紹介した機関による日本語研修費用(必要な場合)、BP2MIへの手数料が含まれます。このうち滞在管理費(1人あたり1万~2万円)は、毎年度支払うことになっています。

外国人介護士の採用に関して、EPAと特定技能の違いは何ですか?

特定技能は、試験合格者や元技能実習生などを企業・施設が採用する制度で、現在の主流です。一方、EPAは日本とインドネシアの経済連携協定に基づく公的な受け入れ制度で、JICWELSなどを通じて候補者を受け入れます。EPAの候補者は介護福祉士国家試験の合格を目指して就労する点が大きな特徴です。

インドネシアにおける介護士の現状

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インドネシア人の介護のイメージ

インドネシアでは、介護は家で家族がするのが一般的とされます。インドネシア人の多くが老人ホームを「身寄りのないかわいそうな高齢者」が行くところと認識しており、親を施設に預けるのは「親不孝」という考え方が、高齢者にも子ども世代にも根強いといわれています。

また、インドネシアの若者たちにとって、介護が必要な高齢者は珍しい存在です。最近こそ平均寿命が延びてきた同国ですが、以前は60歳を過ぎると糖尿病や高血圧などによって起こる病気で突然亡くなる人も多く、介護が必要になるほど長生きする人はほんの一握りでした。

インドネシアの介護士

日本で介護士になる道を選ぶ人がたくさんいるのだから、インドネシアでは介護士は供給過多なのだろうと感じられるかもしれませんが、実は違います。

インドネシアでは家族による介護が大多数を占めるものの、介護施設のニーズは高まっており、介護士も必要とされています。しかし、インドネシアの介護士の多くが給与額の差などを理由に海外で働く道を選んでいることもあり、国内は人手不足に陥っているのが現状です。

インドネシアの介護職員を含む看護師の月給は250万~600万ルピア(2万4,440円~5万8,670円)程度で、他の職種と比べて特に高いとはいえません。初任給は地域の最低賃金を下回るケースも多いのが実情で、もともと国内で介護士になることは念頭になく、海外で働くために介護を学ぶ人も少なくありません。

インドネシア人介護士が日本の介護現場で驚くこと

インドネシア人介護士が日本の介護施設で驚くことの一つが、先進的な設備です。

インドネシアの病院など医療機関の設備は、日本人からすると「一昔前の設備だ」と感じることが多いのが現状です。そのような環境から出てきたインドネシア人介護士たちは、母国で見たことがなかった介護施設の設備に驚くことが多いようです。

また、一人ひとりの入所者に対する手厚いサポートに驚く人もいます。

日本で働くインドネシア人の多くは、介護について学んできてはいるものの、やはり一昔前の母国の老人ホームのイメージを引きずっています。そのため、日本の介護施設で働くことで、そこが「かわいそうな高齢者が集まって暮らす場所」ではないことに気づいたという人もいます。

制度を理解して自社に合ったルート選択を

インドネシアから介護人材を採用する方法には複数の制度があり、どれが最適かは「採用したい人物像」と「自社の受け入れ体制」によって変わります。

採用コストだけでなく、来日前の日本語力、採用までの流れ、在留期間、長期雇用へのつなげやすさまで含めて比較することが大切です。

特に、介護分野では特定技能が主流となりつつある一方、技能実習や在留資格「介護」、EPAにもそれぞれ異なる強みがあります。制度の違いを正しく理解したうえで、自社に合った方法を選ぶことが、ミスマッチの少ない採用につながります。

インドネシア人介護士の採用に興味をお持ちの企業様は、ぜひ一度、弊社カケモチにお問い合わせください。

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お客様の声

これまでに支援した企業数
300社以上
※ 2026年7月現在
これまでのプロジェクト実績数
450件以上
※ 2026年7月現在
業界問わず契約実績多数
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初めてインドネシアの進出相談をしたのが2025年10月頃からでした、その後、2026年1月末にインドネシアへの視察にあたり、カケモチさんから企業の紹介を受け訪問、たいへん有意義な視察となりました。また、その後もアドバイスや企画提案を受け、たいへん助かっております。インドネシアへの進出には多くの課題がありますが、カケモチさんの助言を受けて、近い将来、実現できると確信しています。信頼のおける会社さんだと思います。
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(work) Okamoto
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インドネシア進出の相談をする際、進出したい事業の規模などに合わせて、なにが最適かまで丁寧にご提案してもらえる会社さんです。また、現地マーケティングのためのインドネシア人スタッフの採用に関しても求める人材にマッチした人材候補者を探してくれます。インドネシアの市場から法人の設立の仕方などいつも詳細を丁寧に教えてくださいます。
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Hi Mamat
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インドネシア市場の理解力が非常に高く、相談すればきっと解決策を提案してくれる企業です。 ここまでインドネシアの色々な業種、業界において詳しい会社は多くないはずです。
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長谷川智紀 profile picture
長谷川智紀
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インドネシア進出に関する相談、最新の政府規制情報や各種ビザ手続きなど、いつも非常に丁寧にわかりやすくご対応いただいております。インドネシア人スタッフの皆さんの日本語能力も高くテキパキと手続きを進めていただけるので大変信頼できるコンサル会社さんです。
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Morita Kenichi profile picture
Morita Kenichi
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インドネシア関連の案件でカケモチさんとよくやり取りさせていただいておりますが、現地事情に詳しく、質問に対し迅速かつ的確な回答をいただいております。おすすめです。
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Ryo Oki profile picture
Ryo Oki
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インドネシアへの事業展開を検討する上で、ご相談させていただいております。 代表の方はインドネシア事情に詳しく、現地での人脈も豊富です。 スモールスタートで海外展開を始めたい企業にマッチしたご支援内容があると思います。
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井上知子l profile picture
井上知子l
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ビザ更新や色々な手続きでいつもお世話になっています。 イレギュラーな対応にも真摯に丁寧に対応いただき、いつも本当に感謝しています。 インドネシアにいる現地スタッフも日本語が堪能で、日本の文化も良く理解されていて、安心してお任せできます。
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