アジア太平洋地域の都市型モビリティ対応指数ランキング、ジャカルタは12位
- 公開
- 2023/08/26
- 更新
- 2026/06/21
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数字でみるジャカルタの交通事情
ジャカルタの「移動しやすさ」アジア太平洋地域で12位
アメリカのコンサルティング会社Oliver Wyman Forumとカリフォルニア大学バークレー校が、「移動のしやすさ」を独自のスコアで評価した「2022年都市型モビリティ対応指数レポート」を発表。アジア・太平洋地域の主要都市の中で、ジャカルタは12位となりました。以下は、同レポートのランキング結果です。
- シンガポール:70.2%
- 東京:65.7%
- 香港:65.4%
- ソウル:64.8%
- シドニー:62.9%
- 北京:58.2%
- 上海:56.9%
- 世界平均:53.7%
- アジア太平洋地域平均:51.9%
- クアラルンプール:45.1%
- バンコク:40.5%
- ジャカルタ:39.9%
1位はシンガポールでスコアは70.2%、2位は東京で65.7%、3位は香港で65.4%。アジア太平洋地域の平均は51.9%で、12位のジャカルタのスコアは39.9%です。
世界の主要都市の中でもワーストレベルと言われる道路渋滞が話題になりやすいジャカルタ。こちらの「都市型モビリティ指数」を見ても、日本と比べるとまだまだという印象を受けますが、一方で交通インフラの整備は着実に進んでいます。
ジャカルタ都市高速鉄道(MRT)や空港直通列車の開業、路線バスのバス停増設、公共交通機関の支払いシステムのデジタル化など、ジャカルタとその周辺の交通の状況は、ここ数年で大きく変化しました。アジア太平洋地域の平均スコアを超える日も、そう遠くないかもしれません。
経済を発展させたいと考えるなら、人々がスムーズに移動できることは最重要事項のはず。インドネシアとジャカルタの取り組みは続きます。
ジャカルタの鉄道については、以下の記事でも取り上げています。
LRT Jabodetabek、開業を記念し1ルピアのチケットを販売
ジャカルタを中心とする首都圏を結ぶ高架式ライトレール・トランジットLRT Jabodetabekは、2023年8月の正式開業を前に運賃1ルピアの試乗期間を設けました。
参考:Katadata Instagram @katadatacoid
映像でみるジャカルタの交通事情
ジャカルタのラッシュアワー

ジャカルタのラッシュアワーの渋滞を乗り切るには、忍耐が必要です。
道路が少なくかつ複雑なこと、電車やバスの路線や本数が不十分なこと、車やバイクの多さなどが相まって、平日の朝晩は各地でこの動画のような大渋滞が発生します。試しにグーグルマップを開いてみると、あちらこちらが真っ赤。
なかなか進まない車の間を、バイクが縫うように進んでいくのはもはや当たり前。軽い衝突は日常茶飯事です。
ジャカルタ都市高速鉄道(MRT)

ジャカルタMRTは、多くの日本企業が参画し、円借款により建設され、2019年に一部の路線・区間が開業しました。今では低料金、時間厳守、清潔で快適な市民の足として親しまれています。
道路渋滞の問題がなかなか解決しない一方、地下および高架を走るMRTは、確実にジャカルタの人々の移動に変革をもたらしました。予定している路線・区間を完成させるべく工事は現在も進行中ですが、完全な形での開業は当初予定していた2025年から大幅に遅れる見込みとなっています。
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変化するジャカルタの交通事情
ジャカルタではここ数年で、鉄道路線の新規開業、新しい高速道路の開通、路線バスのバス停や運行本数増加など、交通事情は大きく変化しました。広い歩道が整備されたり、自転車専用レーンが設置されたりした場所もあります。タクシーおよびバイクタクシーのオンライン配車サービスの急速な普及も、特筆すべきでしょう。
こういったインフラ面に加え、交通関連の規則の変更もありました。コロナ禍では、各鉄道の乗車人数が制限されました。ジャカルタやその周辺の一部道路や高速出口が一定期間または特定の時間、閉鎖されたこともあります。慢性化する渋滞緩和のためのルールも、実施と廃止を繰り返しています。
海外でビジネスをしたり暮らしたりするなら、移動のしやすさは大変重要です。今後も変化するジャカルタの交通事情に、目が離せません。
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