インドネシアのトップ・オブ・マインド電気自動車(EV)メーカーは上汽通用五菱汽車(ウーリン)
- 公開
- 2025/12/29
- 更新
- 2026/06/21
- この記事は約3分17秒で読めます。
2060年までのカーボンニュートラル実現を宣言しているインドネシア。目標達成に向けた施策の1つが、電気自動車(EV)の普及です。ジャカルタと近郊では、路線バスやタクシー、フードデリバリーのバイクが続々とEVに替わってきました。
商用車だけではありません。自家用車にEVを選ぶ家庭も増えています。街を歩けば、数年前との違いがはっきりわかるほど、EVをよく見かけるようになりました。
本記事ではそんなインドネシアのEV事情について、「トップ・オブ・マインド」に関するアンケート結果やその他の関連データ、動画を交えながら紹介します。
数字でみるインドネシアの電気自動車(EV)
インドネシアのEV数、5年で10倍
インドネシアでは、電気自動車(EV)が増え続けています。エネルギー・鉱物資源省によると、同国のEV(四輪車および二輪車)の数は、合計でわずか1,437台だった2019年から、2020年には3,894台、2021年には15,883台、2022年には41,743台、2023年には116,438台と順調に増加。2024年4月には133,225台になりました。つまり、5年で約10倍です。

トップ・オブ・マインド電気自動車メーカー第1位はウーリン
そんな2024年5月、調査会社Populixは、電気自動車や電動バイクなどに関するアンケート調査をまとめたレポート「Electric Vehicle Dynamic: Unveiling Consumer Perspectives and Market Insights」を発表。
電気自動車を「知っている」と答えた回答者の、トップ・オブ・マインド電気自動車メーカー第1位は、52%の回答者※に選ばれた中国の上汽通用五菱汽車(Wuling /ウーリン)でした。2位は28%で韓国の現代自動車(Hyundai / ヒュンデ)。世界の電気自動車のシェア1位であるテスラは5%で、3位でした。
【補足】
※電気自動車を知っていると答えた回答者のうち
インドネシア人のトップ・オブ・マインド電気自動車(2024年5月)

- Wuling(上汽通用五菱汽車):52%
- Hyundai(現代自動車):28%
- Tesla:5%
- Toyota:5%
- BYD(比亜迪汽車工業):2%
- Mitsubishi:1%
- Nissan:1%
WulingのEVはここ2、3年で非常によく見るようになりました。象徴的なのが、丸みがあるモダンな外観と、柔らかいカラーが特徴のAir Ev。2023年、インドネシアがホスト国となったASEANサミットでは、各国の代表団の出迎えにも使用されています。
- 参考:
Media Nikel Indoneisa「Stafsus Menteri ESDM: Populasi Kendaraan Listrik April 2024 Capai 133.225 Unit」
Antaranews「Wuling Air Ev ikut ambil bagian di KTT ASEAN 2023」
Instagram @uzoneindonesia
映像でみるインドネシアの電気自動車(EV)
インドネシアEVの代表格、ウーリンAir EVのレビュー

こちらは、自動車専門のコンテンツクリエイターであるRidwan Hanif(リドワン・ハニフ)氏が、新しい電気自動車Wuling Air EVを受け取った様子を紹介するものです。リボン付きのガラスケースに入れられたAir EVは、まるでギフトのよう。
リドワン氏はこの車について「コンパクトでファッショナブル」とコメント。車内からインターネットオブビークルズ(IoV)機能や、音声で窓を開けるなどの操作ができるウーリン・インドネシアン・コマンド(WIC)機能を紹介し、運転も快適と述べています。なおAir EVの価格は、モデルにより、200万円~300万円ほどです。
インドネシアのインフルエンサー、ヒュンデIoniq 5購入を報告

こちらに登場する女性は、車好きとしても知られるインフルエンサーWendy Walters(ウェンディ・ウォルターズ)氏。HyundaiのEV「Ioniq 5」を購入し、プラスチック保護フィルムを取り外す様子を集めた動画を公開しました。保護フィルムやカバーをはがすだけの動画ですが、公開から2か月で840万回再生されており、彼女の投稿の中でも特に拡散されたリール動画の1つとなっています。
ウェンディ氏はEVを選んだ理由として、従来の車よりも税金が安いことを挙げています。また、ジャカルタの一部道路で適用されるナンバープレート規制の対象外※であることや、ガソリン代を考える必要がないことも魅力だと説明しています。
【補足】
・ジャカルタのナンバープレート規制:平日の午前7時から10時、16時から20時に、ナンバープレート末尾が奇数の車両は奇数日、偶数は偶数日に規制エリアへの乗り入れができるとする規制。ジャカルタ中心部の一部道路で実施。
・ジャカルタは2019年の州知事令で、電気自動車をナンバープレート規制の対象から外すと規定。
必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。
高機能・低価格がEV人気の秘密
2024年5月の電気自動車販売台数ランキングを見ると、中国の奇瑞汽車(Chery / チェリー)が2024年2月にリリースした「Omoda E5」が755台でトップとなっています。2位はWulingが同年5月にリリースした「Cloud EV」で、452台。Air EVは145台で4位でした。2位と5位は台湾の中華汽車(チャイナ・モーター)のMGシリーズが入りました。
中国メーカーの電気自動車は、革新的かつ多様な機能と手ごろな価格で、新車購入を検討する多くのインドネシア人の選択肢となっています。
インドネシアは、電気自動車のバッテリーに欠かせないニッケルの生産量が世界1位の国。中国の自動車メーカーはニッケルを安定的に確保するためにも、インドネシア政府との協力関係を重視しています。
必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。
お客様の声
なんでもご相談ください!
法人設立
雇用代行
現地視察
ビザ申請
















いつでもお気軽にご相談ください
-
WEBからお問い合わせ
ご相談はいつでも無料24時間受付(2営業日以内に返信いたします)
-
すぐにでも日程調整を行いたい
日程調整フォームへ代表の柳沢が説明いたします。













