インドネシア人の2%がベジタリアン、目的は「健康維持」
- 公開
- 2023/08/19
- 更新
- 2026/01/01
- この記事は約2分17秒で読めます。
数字でみるインドネシアのベジタリアン
今年6月に調査会社JAKPATが1,614人を対象に行った調査によると、回答者の2%がベジタリアンということがわかりました。
ベジタリアンになった理由は、多い順に以下のようになっています。
- 危険な病気のリスクを下げるため(55%)
- 減量のため(37%)
- 体に良いから(37%)
- 節約のため(32%)
- 体重をキープするため(24%)
- ダイエットの手段(23%)
- 長生きするため(22%)
- 肌の健康のため(18%)
インドネシア人の大部分が信仰するイスラム教は、一般的には必ずしも肉や魚を食べることを禁止していません。上記の「ベジタリアンになった理由」からもわかるように、インドネシア人ベジタリアンの多くは健康のために大人になってから自ら選んでベジタリアンになった人たちです。
インドネシア人の食卓の主菜は肉や魚介類ですが、一方で比較的安価な豆腐やテンペなどの大豆製品も欠かせません。素揚げ、唐揚げ、てんぷら、ソテー、煮込みなど、さまざまな方法で調理され、ベジタリアンかどうかに関わらず、多くのインドネシア人に親しまれています。
なお、プラントベースの情報サイトVegewelと運営会社フレンバシーの「日本のベジタリアン・ヴィーガン・フレキシタリアン(※)人口調査」によると、2023年、日本のベジタリアン(ヴィーガン・フレキシタリアン含む)は総人口の4.5%。2022年の3.8%から増加しています。
参考1:DataIndonesia Instagram @dataindonesia_id
参考2:Vegewel「【23年1月】日本のベジタリアン・ヴィーガン・フレキシタリアン人口調査」
ベジタリアン:肉、魚介類および、それらの副生成物(含有食品)を食べない人
ヴィーガン:卵や乳製品などの動物性食品をいっさい口にしない完全菜食主義者
フレキシタリアン:基本的には植物性の食事を摂るが時には肉屋魚も食べる「セミ・ベジタリアン」
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映像でみるインドネシアのベジタリアン
ベジタリアンメニューを取り扱う日本食レストラン

こちらの動画は、西ジャカルタ市にあるKokyuuという名前の日本食レストランの様子です。このレストランには「野菜焼きそば」「野菜焼き飯」という2つのベジタリアンメニューがあります。どちらもお値段は300円程度。レストランとしては手ごろです。
ジャカルタには、イスラム教をはじめ、キリスト教やヒンドゥー教など、異なる宗教を信仰する人が暮らしています。そのため、飲食店では、その店がハラール認証を受けているかどうか、料理に豚由来の素材が使われているかどうかなど、信仰上の理由で食べられないものがある人のための表示は、以前から徹底されています。
最近はそれに加えて、Kokyuuのメニューのような「ベジタリアンメニュー」「ヴィーガンメニュー」の表示も見かけるようになりました。
ジャカルタのヴィーガン展示会

こちらは、2022年にジャカルタのGreen Sedayu Mallで開催されたベジタリアンのための製品やサービスの展示会「Jakarta Vegan Festival」の様子です。
パン、麺、お菓子、代替肉を使った伝統的な定食、飲み物まで、ベジタリアンやヴィーガンの人のためのさまざまな飲食物が所狭しと並ぶ会場に、多くの人が立ち寄りました。
インドネシアのベジタリアンは全体の2%とごくわずかですが、健康を意識する人が多くなっていることをふまえると、今後も少しずつ増えていくことが予想されます。
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意外と大きいインドネシアのベジタリアン市場
「インドネシア人の2%がベジタリアン」と聞くと、「ごくわずか」と感じるかもしれません。
しかし、総人口の2%がベジタリアンだとすると、その数はおよそ550万人。日本のベジタリアンが4.5%で約570万人ですから大きな差はありません。また、本記事で紹介した調査結果を見てもわかる通り、インドネシア人ベジタリアンの多くが健康維持を目的とし、自ら進んでベジタリアンになっているということも、注目すべき事実です。
完璧なベジタリアンでなくても、「選べるなら時々はベジタリアンメニューを食べたい」「肉や魚を食べる量を減らしたい」という意識を持つ層まで含めると、私たちがイメージするよりもかなり多くのインドネシア人がベジタリアン食に興味を持っているのかもしれません。
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