インドネシアの映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)の概要と申請方法
- 公開
- 2026/05/05
- 更新
- 2026/05/06
- この記事は約5分5秒で読めます。
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映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)の申請代行の費用はいくらですか?
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C14ビザ(シングルエントリー)は40,000円、D14ビザ(マルチプルエントリー)は有効期間1年のものが100,000円、2年のものが140,000円です。
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映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)の取得に必要な日数を教えてください。
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必要書類をお預かりしたあと、ビザの申請から取得までは約11営業日を想定しています。ビザ申請の前に、招待元企業(機関)と連携し政府機関からの許可書を取得していただく必要があり、この手続きには1~2か月かかるケースが多くなっています。
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映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)申請の必要書類は何ですか?
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C14・D14ビザの申請には、主に、パスポート、カラー顔写真、インドネシア滞在中の生活費証明、撮影場所の使用に関する関係政府機関からの許可書などが必要です。
インドネシアで商業作品や本格的な映像制作を行う場合は、一般的に、「映画撮影ビザ(C14・D14)」を取得することになります。
観光ビザで撮影したり、活動内容と合わないビザで入国・滞在したりすると、撮影中止・強制送還といったトラブルにつながる可能性があるため、ビザ選びは非常に重要です。
本記事では、C14・D14ビザの特徴や違い、必要書類、手続きの流れに加え、よくあるトラブル事例までわかりやすく解説します。事前に正しい知識を押さえておくことで、現地での撮影をスムーズかつ安全に進めることができます。
インドネシアへ現地視察する際の注意点
「本当は工場を訪問して機械のメンテナンスをすることが目的だけど、ビザ取得が煩雑そうなので、とりあえず到着ビザ(VOA)でこっそりメンテナンスをしよう」と考える方もいます。
ところが、目的に合ったビザを取得しなかったことでトラブルに巻き込まれるケースを多数見聞きしてきたので、適切なビザを申請して訪問することを強くおすすめします。
「なぜバレるのか」という疑問がわくかもしれませんが、その1つとして宿泊施設と入国管理局(イミグレ)との連携があります。インドネシアでは外国人を宿泊・滞在させるときに、宿泊施設がイミグレに報告する義務があります。そこの連携が原因で目的外の活動をした際に、その行為がバレてしまうのです。
映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)の主な特徴

インドネシアでの撮影・映像制作が目的
C14ビザ・D14ビザは、インドネシア国内のロケーションを使用して、映画、ミュージックビデオ、リアリティ番組、ドキュメンタリー、テレビ番組、ラジオ番組などを制作するための訪問ビザです。
このビザでは、撮影・制作活動のほか、観光や友人・家族訪問をすることも可能です。
就労は不可
C14ビザ・D14ビザは、映画などの制作を目的とする訪問ビザであり、就労ビザではありません。
そのため、インドネシア国内で物品やサービスを販売したり、インドネシアの個人・法人から報酬、給与、またはそれに類する対価を受け取って働いたりすることは禁止されています。
撮影許可が必要
申請にあたっては、インドネシア側の招待元企業(機関)が必要です。また、特別要件として、撮影・制作を行う場所について、関係政府機関からの許可書が求められます。
【補足】
関係政府機関からの撮影許可書は、ビザ申請前に取得する必要があります。基本的に、この許可を申請・取得するのはインドネシアの招待元企業(機関)ですが、取得に1か月以上かかる場合があります。
取材(ジャーナリスト)ビザ・コンテンツクリエイタービザとの区別
映画やテレビ番組の撮影活動が、すべてC14・D14ビザの対象になるわけではありません。例えば、撮影活動・内容がジャーナリズムにあたる場合は、C5ビザ(取材ビザ / ジャーナリストビザ)の対象になる可能性があります。
また、YouTubeを含め、SNSコンテンツ向けの撮影が主な目的である場合は、C14・D14ビザではなく、C5Aビザ(コンテンツクリエイタービザ)が選択肢に入る場合があります。
このように、撮影の目的、公開媒体、報酬の有無、撮影場所、制作規模によって必要なビザが変わるため、事前に確認することが重要です。
インドネシアに行く予定だが必要なビザがどれなのかわからないという方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。
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C14ビザを取得していれば、どこでも自由に撮影できますか?
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いいえ、できません。C14・D14ビザはあくまで「撮影活動を行うための入国資格」であり、実際の撮影には別途、ロケ地ごとの許可が必要です。
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インドネシアのビザ申請に必要な資料を教えてもらえますか?
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どのビザを希望されているのかこちらから教えていただけたら、そのビザの取得に必要な資料についてメールでお送りします。
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C2ビザ(工場訪問)
フリーランスのエージェント
フリーランスのビザエージェントに依頼しましたが、途中から連絡が取れなくなり手続きは完全に停滞。提出済み書類の扱いも不明で大きな不安を抱える羽目に。結局別のビザ会社に依頼し直し、余計な時間と費用を失いました。最初から信頼できる会社を選ぶべきだったと痛感し、二度と同じ失敗は繰り返さないと決めました。
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E23ビザ(就労)
安かろう悪かろうのビザ会社
就労ビザを格安のビザ申請代行会社に依頼したところ、報連相は遅く曖昧で必要書類の誤りも多発。訂正や追加提出を何度も求められ、そのたびに時間と労力を浪費しました。結果的に大幅な遅延と余計な費用まで発生し、安かろう悪かろうを痛感。最初から信頼できる専門会社にお願いすべきだったと強く後悔しました。
シングルエントリービザ(C14)とマルチプルエントリービザ(D14)
C14ビザはシングルエントリー
C14ビザは、インドネシアに1回のみ入国できる訪問ビザです。初回の滞在許可は到着日から最長60日間で、延長すると最長180日間滞在できます。
制度上は、招待元企業(機関)の変更がなければ、一時滞在許可(ITAS)へ切り替えられる場合があります。
D14ビザはマルチプルエントリー
D14ビザは、複数回入国できる訪問ビザで、有効期間は1年または2年です。1回の入国ごとの滞在期間は最長60日間で、延長すると最長180日間滞在できます。
ただし、C14ビザとは異なり、一時滞在許可(ITAS)への切り替えはできません。
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C14ビザとD14ビザはどちらを選べばよいですか?
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1回の撮影で完結する場合はC14ビザが一般的です。一方、複数回に分けて撮影を行う場合や、再入国の可能性がある場合はD14ビザが適しています。
映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)の費用
| INDEX | 目的 | 滞在期間 | 取得日数目安 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| C14ビザ | 映画・テレビ番組撮影・制作 | 60日 | 約11営業日 | 40,000円 |
| D14ビザ(1年) | 同上 | 同上 | 同上 | 100,000円 |
| D14ビザ(2年) | 同上 | 同上 | 同上 | 140,000円 |
| 政府機関からの許可書 ※必要に応じて | - | - | 1~2か月 | 50,000円 |
ビザ申請の前に、招待元企業(機関)と連携し政府機関からの許可書を取得していただく必要があります。この手続きに1~2か月かかるケースが多いため、渡航計画・ビザの準備は日程に余裕をもって進めることが大切です。
適切な招待元が見つからない、許可書の申請に不安がある場合は、弊社でお手伝いいたします。こちらからお気軽にご相談ください。
※インドネシア側のビザ申請・承認プロセスの所要日数には、インドネシアの祝祭日が影響する場合があります。また、上記の取得日数目安は、政府機関からの許可書を含む必要書類のご提出後、申請から取得までの日数です。
※招待元企業(機関)が申請用のビザアカウントを保有していない場合、新規アカウントの作成に2週間程度かかります。
映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)の手続きの流れ
ビザ申請代行手続きのお申込みから取得までの流れは下記のとおりです。
- まずは弊社にご連絡ください。
- 申込内容の確認後、見積書を送付し、ご了承いただけましたら請求書を送付いたします。
- ご入金確認後、必要書類をご案内いたします。指定のファイル形式でご提出ください。
- 必要書類受領後、申請手続きを開始します。
- 取得後、PDF形式でe-Visaをお渡しいたします。
- ご入国後、滞在許可証(ITK)のデータを送付いたします。
映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)の必要書類
主な必要書類
- パスポート
- カラー顔写真
- 履歴書 ※D14のみ
- 旅行日程表 ※D14のみ
- 招待元企業(機関)による申請書および誓約書(保証証明書)
- 撮影場所の使用に関する関係政府機関からの許可書
資産に関する証明書
- インドネシア滞在中の生活費証明
(申請者本人または招待元企業(機関)名義の直近3か月分の銀行口座明細)
D14ビザについては、銀行残高が少なくとも2,000ドル(約31万4,500円)相当、または同等額の他通貨とされています。
※現地入国管理局より追加必要書類を求められる場合もあります。
【補足】
本記事の円表記は、2026年5月5日のレート(1ドル=157.27円)で換算したものです。
政府機関からの許可書申請の必要書類
政府関連機関(文化省の映画機関など)に撮影許可書を申請する際は、主に以下のような書類が必要です。
- 制作会社プロフィール
- クルー一覧
- 撮影スケジュール
- ロケーション
- 機材リスト
- シノプシス(企画概要)
関係政府機関からの許可書の取得には、1か月以上かかる場合があります。
招待元企業(機関)について
映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)の申請には、招待元企業(通称スポンサー)が必要です。
これらのビザの場合、一般的に、インドネシア国内での撮影・映像制作を受け入れ、申請手続き上の責任主体となる企業または機関が招待元になります。例えば、現地の制作会社、撮影コーディネート会社、放送・映像関連会社などが代表的で、政府に正しく登録された企業である必要があります。



注意事項
- C14ビザは、発行日から90日以内に入国しない場合は無効になります。
- 滞在可能期間は入国日を1日目としてカウントします。
- 入国後に発行される滞在許可証のデータは、必ず保管をお願いいたします。
渡航準備に忙しいなか、不慣れなビザの申請に時間を取られたくない方は、ぜひ弊社にご相談ください。煩雑な手続きも一括でお任せいただけます。ビザ申請代行サービスの詳細はこちらから。
過去に問題が起きたケース(一般事例)
許可された場所以外でロケを実施 → 撮影中止に
ケース:
C14ビザで入国後、当初申請していた撮影場所とは別の場所で、急きょ追加のロケ撮影を実施。ところが、その場所については関係機関の許可を取得していなかったため、現地当局や施設管理者から無許可撮影と判断され、撮影中止となった。
教訓:
- C14・D14ビザでは、ビザ取得時に提出した撮影内容や許可されたロケ地の範囲内で活動することが前提。
- 天候不良やスケジュール変更により撮影場所を変更・追加する場合は、必ず事前に招待元企業(機関)を通じて追加許可の要否を確認する必要がある。
- 「同じ地域だから大丈夫」「短時間の撮影だから問題ない」と自己判断せず、予定外の場所で撮影する場合は、事前確認を徹底することが重要。
現地で出演料・報酬を受け取る → 不法就労扱いに
ケース:
D14ビザで入国し、現地企業の依頼で撮影に参加。その際、現地法人から出演料を受け取ったことで、就労行為とみなされ問題となった。
教訓:
- C14・D14ビザは「訪問ビザ」であり、インドネシア国内の個人・法人から報酬を受け取ることは禁止されている。
- 海外(日本側)で報酬を受け取る形であっても、契約形態がビザの規定・申請内容に合致していることが重要。
- 違反した場合、ビザ取消しや強制送還、入国禁止措置のリスクがある。
撮影スケジュール変更で滞在期限超過 → オーバーステイに
ケース:
滞在期間内に撮影が完了せず、そのまま延長手続きを行わずに滞在。結果としてオーバーステイ扱いとなり、罰金が発生した。
教訓:
- C14・D14ビザはいずれも滞在延長が可能だが、自動的に延長されるわけではない。
- 撮影は天候や許可の都合でスケジュール変更が起きやすいため、余裕をもった日程設計が重要。
- 延長が必要な場合は、期限切れ前に招待元企業(機関)を通じて確実に手続きを行うこと。
よくある質問と回答
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インドネシアでは観光ビザで撮影を行うことはできますか?
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商業目的の撮影や制作活動はできません。観光ビザは観光や私的訪問を目的としたものであり、商業目的の撮影や制作活動は認められていません。
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ビザの滞在期間は自動で延長されますか?
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いいえ、自動では延長されません。C14・D14ビザはいずれも延長可能ですが、必ず期限前に手続きを行う必要があります。延長を忘れるとオーバーステイとなり、罰金や入国制限のリスクがあります。
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インドネシアのビザに関するトラブルを防ぐポイントは何ですか?
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まずは渡航目的に合ったビザを取得することが大切です。また、現地では、許可された活動の範囲を超えないこと、滞在期限を厳守すること、招待元企業(機関)と密に連携することが重要です。
最後までお読みいただきありがとうございました。本記事のような情報に興味がある方は、ニュースレターにご登録いただくと、毎日インドネシアの最新ビジネス情報が手に入ります。
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