インドネシアの映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)の概要と申請方法
- 公開
- 2026/05/05
- 更新
- 2026/09/21
- この記事は約5分30秒で読めます。
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映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)の申請代行の費用はいくらですか?
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C14ビザ(シングルエントリー)は40,000円、D14ビザ(マルチプルエントリー)は有効期間1年のものが100,000円、2年のものが140,000円です。
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映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)の取得に必要な日数を教えてください。
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必要書類をお預かりしたあと、ビザの申請から取得までは約11営業日を想定しています。ビザ申請の前に、招待元(保証人 / スポンサー)と連携し政府機関からの許可書を取得していただく必要があり、この手続きには1~2か月かかるケースが多くなっています。
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映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)申請の必要書類は何ですか?
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C14・D14ビザの申請には、主に、パスポート、カラー顔写真、インドネシア滞在中の生活費証明、撮影場所の使用に関する関係政府機関からの許可書などが必要です。
インドネシアで商業作品や本格的な映像制作を行う場合は、一般的に、「映画撮影ビザ(C14・D14)」を取得することになります。
観光ビザで撮影したり、活動内容と合わないビザで入国・滞在したりすると、撮影中止・強制送還といったトラブルにつながる可能性があるため、ビザ選びは非常に重要です。
本記事では、C14・D14ビザの特徴や違い、必要書類、手続きの流れに加え、よくあるトラブル事例までわかりやすく解説します。事前に正しい知識を押さえておくことで、現地での撮影をスムーズかつ安全に進めることができます。
インドネシアへ現地視察する際の注意点
「本当は工場を訪問して機械のメンテナンスをすることが目的だけど、ビザ取得が煩雑そうなので、とりあえず到着ビザ(VOA)でこっそりメンテナンスをしよう」と考える方もいます。
ところが、目的に合ったビザを取得しなかったことでトラブルに巻き込まれるケースを多数見聞きしてきたので、適切なビザを申請して訪問することを強くおすすめします。
「なぜバレるのか」という疑問がわくかもしれませんが、その1つとして宿泊施設と入国管理局(イミグレ)との連携があります。インドネシアでは外国人を宿泊・滞在させるときに、宿泊施設がイミグレに報告する義務があります。そこの連携が原因で目的外の活動をした際に、その行為がバレてしまうのです。
映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)の主な特徴

インドネシアでの撮影・映像制作が目的
C14ビザ・D14ビザは、インドネシア国内のロケーションを使用して、映画、ミュージックビデオ、リアリティ番組、ドキュメンタリー、テレビ番組、ラジオ番組などを制作するための訪問ビザです。
このビザでは、撮影・制作活動のほか、観光や友人・家族訪問をすることも可能です。
就労は不可
C14ビザ・D14ビザは、映画などの制作を目的とする訪問ビザであり、就労ビザではありません。
そのため、インドネシア国内で物品やサービスを販売したり、インドネシアの個人・法人から報酬、給与、またはそれに類する対価を受け取って働いたりすることは禁止されています。
撮影許可が必要
申請にあたっては、インドネシア側の招待元(保証人 / スポンサー)が必要です。また、特別要件として、撮影・制作を行う場所について、関係政府機関からの許可書が求められます。
【補足】
関係政府機関からの撮影許可書は、ビザ申請前に取得する必要があります。基本的に、この許可を申請・取得するのはインドネシアの招待元ですが、取得に1か月以上かかる場合があります。
取材(ジャーナリスト)ビザ・コンテンツクリエイタービザとの区別
映画やテレビ番組の撮影活動が、すべてC14・D14ビザの対象になるわけではありません。例えば、撮影活動・内容がジャーナリズムにあたる場合は、C5ビザ(取材ビザ / ジャーナリストビザ)の対象になる可能性があります。
また、YouTubeを含め、SNSコンテンツ向けの撮影が主な目的である場合は、C14・D14ビザではなく、C5Aビザ(コンテンツクリエイタービザ)が選択肢に入る場合があります。
このように、撮影の目的、公開媒体、報酬の有無、撮影場所、制作規模によって必要なビザが変わるため、事前に確認することが重要です。
必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。
シングルエントリービザ(C14)とマルチプルエントリービザ(D14)
C14ビザはシングルエントリー
C14ビザは、インドネシアに1回のみ入国できる訪問ビザです。初回の滞在許可は到着日から最長60日間で、延長すると最長180日間滞在できます。
制度上は、招待元の変更がなければ、一時滞在許可(ITAS)へ切り替えられる場合があります。
D14ビザはマルチプルエントリー
D14ビザは、複数回入国できる訪問ビザで、有効期間は1年または2年です。1回の入国ごとの滞在期間は最長60日間で、延長すると最長180日間滞在できます。
ただし、C14ビザとは異なり、一時滞在許可(ITAS)への切り替えはできません。
映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)の費用
| INDEX | 目的 | 滞在期間 | 取得日数目安 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| C14ビザ | 映画・テレビ番組撮影・制作 | 60日 | 約11営業日 | 40,000円 |
| D14ビザ(1年) | 同上 | 同上 | 同上 | 100,000円 |
| D14ビザ(2年) | 同上 | 同上 | 同上 | 140,000円 |
| 政府機関からの許可書 ※必要に応じて | - | - | 1~2か月 | 50,000円 |
ビザ申請の前に、招待元(保証人 / スポンサー)と連携し政府機関からの許可書を取得していただく必要があります。この手続きに1~2か月かかるケースが多いため、渡航計画・ビザの準備は日程に余裕をもって進めることが大切です。
※インドネシア側のビザ申請・承認プロセスの所要日数には、インドネシアの祝祭日が影響する場合があります。また、上記の取得日数目安は、政府機関からの許可書を含む必要書類のご提出後、申請から取得までの日数です。
※招待元が申請用のビザアカウントを保有していない場合、新規アカウントの作成に約2週間かかります。
お客様の声
映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)の手続きの流れ
ビザ申請代行手続きのお申し込みから取得までの流れは、下記のとおりです。
- まずは弊社にご連絡ください。
- 申込内容の確認後、見積書を送付し、ご了承いただけましたら請求書を送付いたします。
- ご入金確認後、必要書類をご案内いたします。指定のファイル形式でご提出ください。
- 必要書類受領後、申請手続きを開始します。
- 取得後、PDF形式でe-Visaをお渡しいたします。
- ご入国後、滞在許可証(ITK)のデータを送付いたします。
映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)の必要書類
主な必要書類
- パスポート
- 直近のカラー顔写真
- 履歴書 ※D14のみ
- 旅行日程表 ※D14のみ
- 招待元(保証人 / スポンサー)による申請書および誓約書(保証証明書)
- 撮影場所の使用に関する関係政府機関からの許可書
資産に関する証明書
- インドネシア滞在中の生活費証明
(申請者本人または招待元名義の直近3か月分の銀行口座明細)
D14ビザについては、銀行残高が少なくとも2,000ドル(約31万4,500円)相当、または同等額の他通貨とされています。
※現地入国管理局より追加書類を求められる場合もあります。
【補足】
本記事の円表記は、2026年5月5日のレート(1ドル=157.27円)で換算したものです。
政府機関からの許可書申請の必要書類
政府関連機関(文化省の映画機関など)に撮影許可書を申請する際は、主に以下のような書類が必要です。
- 制作会社プロフィール
- クルー一覧
- 撮影スケジュール
- ロケーション
- 機材リスト
- シノプシス(企画概要)
関係政府機関からの許可書の取得には、1か月以上かかる場合があります。
招待元について
映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)の申請には、招待元(保証人 / スポンサー)が必要です。
これらのビザの場合、一般的に、インドネシア国内での撮影・映像制作を受け入れ、申請手続き上の責任主体となる企業または機関が招待元になります。例えば、現地の制作会社、撮影コーディネート会社、放送・映像関連会社などが代表的で、政府に正しく登録された企業である必要があります。
注意事項
- C14ビザは、発給日から90日以内に入国しない場合は無効になります。
- 滞在可能期間は入国日を1日目としてカウントします。
- 入国後に発行される滞在許可証のデータは、必ず保管をお願いいたします。
映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)で起こりやすいトラブル事例
許可された場所以外でロケを実施 → 撮影中止に
ケース:
C14ビザで入国後、当初申請していた撮影場所とは別の場所で、急きょ追加のロケ撮影を実施。ところが、その場所については関係機関の許可を取得していなかったため、現地当局や施設管理者から無許可撮影と判断され、撮影中止となった。
ポイント:
- C14・D14ビザは、ビザ取得時に提出した撮影内容や許可されたロケ地の範囲内で活動することが前提のビザです。
- 天候不良やスケジュール変更により撮影場所を変更・追加する場合は、必ず事前に招待元を通じて追加許可の要否を確認する必要があります。自己判断せず、予定外の場所で撮影する場合は、事前確認を徹底することが重要です。
現地で出演料・報酬を受け取る → 不法就労扱いに
ケース:
D14ビザで入国し、現地企業の依頼で撮影に参加。その際、現地法人から出演料を受け取ったことで、就労行為とみなされ問題となった。
ポイント:
- C14・D14ビザは「訪問ビザ」であり、インドネシア国内の個人・法人から報酬を受け取ることは禁止されています。
- 海外(日本側)で報酬を受け取る形であっても、契約形態がビザの規定・申請内容に合致していることが重要です。
- 違反した場合、ビザ取消しや強制帰国、入国禁止措置のリスクがあります。
撮影スケジュール変更で滞在期限超過 → オーバーステイに
ケース:
滞在期間内に撮影が完了せず、そのまま延長手続きを行わずに滞在。結果としてオーバーステイ扱いとなり、罰金が発生した。
教訓:
- C14・D14ビザはいずれも滞在延長が可能ですが、自動的に延長されるわけではありません。延長が必要な場合は、期限切れ前に招待元を通じて確実に手続きを行います。
- 撮影は天候や許可の都合でスケジュール変更が起きやすいため、余裕をもった日程設計が重要です。
インドネシアの映画撮影ビザ(C14・D14ビザ)のポイントまとめ
C14・D14ビザは、インドネシア国内で映画やテレビ番組などの撮影・映像制作を行うための訪問ビザです。C14は1回入国、D14は有効期間中に複数回入国できる点が大きな違いです。
- 可能な活動:
映画、テレビ番組、ミュージックビデオ、リアリティ番組、ドキュメンタリー、ラジオ番組などの撮影・制作が可能。観光、家族・友人訪問も可能 - 滞在期間:
C14は到着日から最長60日で、延長により合計最長180日まで滞在可能。D14も1回の入国につき最長60日で、延長により合計最長180日まで滞在可能 - 招待元(保証人 / スポンサー):
C14・D14ともに招待元が必要 - 特有の必要書類:
撮影・制作を行う場所について関係政府機関からの許可書を事前に取得 - 禁止事項:
インドネシア国内での商品・サービスの販売や、インドネシアの個人・法人から報酬・給与などを受け取って働くことは禁止。また、許可を取得していない場所での撮影も不可
C14・D14ビザは、ビザを取得すればインドネシア国内のどこでも自由に撮影できるわけではなく、ロケ地ごとの撮影許可が必要な点が重要です。また、撮影内容がジャーナリズムに該当する場合はC5、SNS向けコンテンツ制作が主目的の場合はC5Aが適切となる可能性があります。
撮影の目的、公開媒体、制作規模、撮影場所、入国回数を整理し、C14・D14の対象となる活動か、また必要な撮影許可を事前に確認したうえで申請しましょう。
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