インドネシアのアーティスト/芸術文化活動ビザ(C7・D7ビザ)の概要と申請方法

公開
2026/05/09
更新
2026/05/12
この記事は約5分31秒で読めます。
最も多いお悩みと回答

アーティストビザ(C7ビザ)の申請代行の費用はいくらですか?

50,000円で承っております。

アーティストビザ(C7ビザ)の取得に必要な日数を教えてください。

必要書類をお預かりしたあと、ビザの申請から取得までは約9~11営業日を想定しています。

アーティストビザ(C7ビザ)の申請にはどのような書類が必要ですか?

C7ビザの申請には、主にパスポート、カラー証明写真、直近3か月分の銀行口座明細(本人または招待元企業名義)、招待元企業からの所定の書類・レターが必要です。また、ビザの種類や活動内容によって、追加書類を求められる場合があります。

詳細情報を無料で手に入れる

インドネシアで芸術・文化活動や音楽公演、技能実演などを行う場合に必要になるのが、「C7・D7ビザ(アーティストビザ)」です。

C7ビザは申請者の活動内容や役割によって3つに分類されており、自分の立場(出演者かスタッフか)やジャンルに応じて適切なビザを選ぶ必要があります。

ビザの対象者や要件について事前に正しく理解しておくことで、トラブルを回避し、スムーズな入国と活動につなげましょう。

インドネシアへ現地視察する際の注意点

「本当は工場を訪問して機械のメンテナンスをすることが目的だけど、ビザ取得が煩雑そうなので、とりあえず到着ビザ(VOA)でこっそりメンテナンスをしよう」と考える方もいます。

ところが、目的に合ったビザを取得しなかったことでトラブルに巻き込まれるケースを多数見聞きしてきたので、適切なビザを申請して訪問することを強くおすすめします。

「なぜバレるのか」という疑問がわくかもしれませんが、その1つとして宿泊施設と入国管理局(イミグレ)との連携があります。インドネシアでは外国人を宿泊・滞在させるときに、宿泊施設がイミグレに報告する義務があります。そこの連携が原因で目的外の活動をした際に、その行為がバレてしまうのです。

アーティストビザ(C7・D7ビザ)の種類

ビザ名称対象者滞在目的(活動内容)
C7Aビザ音楽公演の出演者音楽に関する作品の上演・実演
C7Bビザ音楽公演を行う外国人のスタッフ外国人による音楽公演活動のサポート
C7Cビザ芸術・文化・技能の実演者・スタッフ演劇・ダンス・サーカスなどを含む芸術・文化・技能に関する作品の展示・上演・実演
D7ビザC7系ビザの対象活動を複数回行う人同上(有効期間内で複数回の出入国が可能)

C7系ビザは、インドネシアに1回のみ入国が認められる「シングルエントリー訪問ビザ」の一種で、上記の3つの種類に分けられます。対象者(出演者かスタッフか)や、分野(音楽かそれ以外か)によって、取得するビザの種類が変わります。

C7系の活動を行うために複数回の出入国が必要な場合、D7ビザの取得を検討します。

アーティストビザ(C7・D7ビザ)の主な特徴

芸術文化活動ビザ(C7・D7ビザ)の主な特徴

C7・D7ビザ共通の特徴

C7・D7ビザは、インドネシアで芸術・文化活動、音楽公演、技能実演などを行う外国人向けの短期訪問ビザです。いずれも、主目的に付随して観光、買い物、家族・友人訪問も認められます。

滞在期間は到着日から最大30日間で、延長や他の滞在許可への変更はできません。

また、活動に対する報酬や便宜を受けることは認められますが、インドネシアの個人・法人との雇用関係で働くことや、商品やサービスの販売は禁止されています。

音楽パフォーマー向け「C7A」

C7Aビザは、音楽パフォーマー向けのビザです。許可される活動は、音楽公演や関連する実演活動です。

音楽公演スタッフ向け「C7B」

C7Bビザは、インドネシアで音楽公演を行う外国人をサポートするスタッフ向けのビザです。本人が主たる出演者として音楽を実演するのではなく、音楽公演に関連する支援活動を行う人を対象としています。

音楽以外の芸術文化活動向け「C7C」

C7Cビザは、音楽以外の芸術・文化・技能関連の活動を行う人向けのビザです。対象となる活動としては、演劇、ダンス、サーカスなどの公演や、専門的な技能の披露を含む芸術文化活動が挙げられます。スタッフなど関係者もC7Cビザの対象です。

ビザ取得時に申請した内容以外の技能・専門能力の実演は禁止されており、ビザの審査では活動内容の具体性が重視されます。

マルチプルエントリー「D7」

一定期間内(原則30日)に複数回インドネシアを訪れる必要がある場合、C7系ビザの代わりとしてD7ビザも視野に入ります。

インドネシアの芸術文化活動ビザには、以上のように複数の種類があります。自分に合うビザがどれか判断しづらい場合は、こちらからお気軽にご相談ください。

インドネシアのアーティストビザ(シングルエントリー)のうち、C7A / C7B / C7Cのどれを選べばいいですか?

基本的には「音楽関連かそれ以外か」「(音楽の場合は)出演者がスタッフか」で判断します。ただし、実際の活動内容によっては判断が分かれるケースもあるため、事前確認が重要です。

必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。

ビザ情報の検索

アーティストビザC7・D7ビザの費用

INDEX目的滞在期間取得日数目安料金
C7A / C7B / C7Cビザ芸術文化活動30日約9~11営業日50,000円
D7ビザ芸術文化活動(複数回入国)同上要確認要確認

※インドネシア側のビザ申請・承認プロセスの所要日数には、インドネシアの祝祭日が影響する場合があります。
※招待元企業(機関)が申請用のビザアカウントを保有していない場合、新規アカウントの作成に2週間程度かかります。

アーティストビザC7・D7ビザの手続きの流れ

ビザ申請代行手続きのお申込みから取得までの流れは、以下のとおりです。

  1. まずは弊社にご連絡ください。
  2. 申込内容の確認後、見積書を送付し、ご了承いただけましたら請求書を送付いたします。
  3. ご入金確認後、必要書類をご案内いたします。指定のファイル形式でご提出ください。
  4. 必要書類受領後、申請手続きを開始いたします。
  5. 取得後、PDF形式でビザ(e-Visa)をお渡しいたします。
  6. ご入国後、滞在許可証(ITK)のデータを送付します。

C7ビザでインドネシアに入国し、現地で予定外のイベントに参加しても問題ありませんか?

原則として、申請時に提出した活動内容の範囲内でのみ活動が認められます。現地で予定外のイベント出演などを追加すると、ビザ条件違反と判断される可能性があります。

ビザエージェントとのトラブル体験談
  • C2ビザ(工場訪問)

    フリーランスのエージェント

    フリーランスのビザエージェントに依頼しましたが、途中から連絡が取れなくなり手続きは完全に停滞。提出済み書類の扱いも不明で大きな不安を抱える羽目に。結局別のビザ会社に依頼し直し、余計な時間と費用を失いました。最初から信頼できる会社を選ぶべきだったと痛感し、二度と同じ失敗は繰り返さないと決めました。

  • E23ビザ(就労)

    安かろう悪かろうの会社

    就労ビザを格安のビザ申請代行会社に依頼したところ、報連相は遅く曖昧で必要書類の誤りも多発。訂正や追加提出を何度も求められ、そのたびに時間と労力を浪費しました。結果的に大幅な遅延と余計な費用まで発生し、安かろう悪かろうを痛感。最初から信頼できる専門会社にお願いすべきだったと強く後悔しました。

アーティストビザC7・D7ビザの必要書類

本人に関する必要書類

  • 有効なパスポート
  • カラー証明写真
  • 履歴書 ※D7のみ
  • 旅行日程表 ※D7のみ

資産・滞在費用に関する書類

  • 本人または招待元企業(機関)の直近3か月分の銀行口座明細

D7ビザについては、銀行残高が少なくとも2,000ドル(約31万4,500円)相当、または同等額の他通貨とされています。

※現地入国管理局から追加書類を求められる場合があります。

【補足】
本記事の日本円表記は、2026年5月5日のレート(1ドル=157.27円)で換算したものです。

招待元企業(機関)関連書類

招待元企業または関係機関に関する書類としては、主に以下のようなものが求められます。ビザの種類や申請内容によって、追加書類が必要になる場合があります。

  • 興行主からのビザ申請書
  • 申請者とイベント主催者間の協力契約書
  • 招待元企業(イベント主催者、興行主など)による保証証明書

招待元企業(機関)について

C7・D7ビザの申請には、保証人(スポンサー)とも呼ばれる招待元企業(機関)が必要です。

これらのビザの場合、一般的に、その活動をインドネシアで受け入れる責任主体が招待元企業になります。例えば、以下のような企業・団体が代表的です。

  • イベント主催者
  • 業界団体・関連機関
  • 興行主・プロモーター
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注意事項

  • C7系ビザは、発行日から90日以内に入国しない場合は無効になります。
  • 滞在可能期間は入国日を1日目としてカウントします。延長や他の滞在許可への変更はできません。
  • 入国後に発行される滞在許可証のデータは、必ず保管をお願いいたします。

渡航準備に忙しいなか、不慣れなビザの申請に時間を取られたくない方は、ぜひ弊社のビザ申請代行サービスをご利用ください。煩雑な手続きも一括でお任せいただけます。詳しくはこちらから。

よくあるトラブル(一般事例)

活動内容が申請内容と異なり、違反と判断

ケース:

演劇ワークショップ講師としてC7Cビザを取得し、インドネシアに入国したが、現地で追加のイベント出演や別内容のパフォーマンスを実施。申請時の活動内容と異なる活動を行ったとして問題視された。

教訓:

  • C7系ビザは、申請時に提出した活動内容・範囲に基づいて現地での活動内容が許可される
  • 特にC7Cビザでは、申請内容にない技能・活動を実施することが明確に制限されているため、事前にすべての活動を申請する必要がある
  • 違反と判断された場合、ビザ取消しや強制出国の可能性あり

招待元との契約関係が不明確で入国後に問題化

ケース:

C7Aビザ(音楽パフォーマー)で入国したが、実際の公演運営が申請時の招待元企業とは別の会社で行われていた。興行主との契約関係も不明確で、「誰が正式な受入れ主体か」が不明確となり、当局から説明を求められた。

教訓:

  • C7系ビザでは、招待元企業と実際の活動主体が一致していることが重要
  • 特に音楽系では、主催者、興行主、実際の支払元が分かれるケースが多く、構造が複雑になりやすいため注意が必要

支援スタッフが出演者とみなされ、ビザ区分違反に

ケース:

C7Bビザ(サポートスタッフ)で入国したが、現地でステージ上の演出やパフォーマンスに関与。実質的に出演者として活動していると判断され、ビザ区分違反とされた

教訓:

  • C7Bはあくまで「サポート業務」に限定されたビザであり、「裏方」か「出演者」かの線引きが非常に重要
  • ステージ出演、パフォーマンスへの直接参加、観客に対する実演は許可されない
  • 違反と判断されると、活動停止・ビザ取消しの可能性あり

よくある質問と回答

インドネシアのC7・D7ビザに招待元企業は必ず必要ですか?

はい、C7・D7ビザでは必ずインドネシア側の招待元企業(機関)が必要です。イベント主催者や文化団体、興行主、研修機関などが該当し、申請も招待元を通じて行われます。

フリーランスでもC7ビザを取得できますか?

フリーランスでも取得は可能ですが、インドネシア側の招待元企業(機関)が必要です。個人で直接申請することはできないため、受入れ主体との契約や招待関係を明確にする必要があります。

インドネシア入国のためのビザ区分を間違えるとどうなりますか?

活動内容とビザ区分が一致していない場合、ビザ違反と判断される可能性があります。最悪の場合、活動停止、ビザ取消し、強制出国などの措置が取られることもあるため、事前の確認が非常に重要です。

最後までお読みいただきありがとうございました。本記事のような情報に興味がある方は、ニュースレターにご登録いただくと、毎日インドネシアの最新ビジネス情報が手に入ります。

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