トップブランドアワード2024、スマートフォンはSamsungが1位
- 公開
- 2025/12/29
- 更新
- 2026/03/07
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インドネシアのトップブランドアワード2024(フェーズ1)のスマートフォン部門で、Samsungがダントツの1位に選ばれました。トップブランドアワードは、2000年から続く、各業界注目の賞。マーケットシェアではOppoやVivo、Xiaomiなど中国メーカーに及ばないSamusungが、トップブランドアワード1位の座を射止めたのはなぜでしょうか。
はじめに
今回はトップブランドアワード2024(フェーズ1)スマートフォン部門と、同時期のマーケットシェアを参考に、インドネシアにおけるスマートフォンブランドの勢力図を見ていきます。また記事後半では、関係する話題を映像と共に紹介します。
数字でみるインドネシアのスマートフォンブランド
トップブランドアワードでSamsungがダントツ1位に

インドネシアで毎年実施されているトップブランドアワードは、2024年フェーズ1の「トップスマホメーカー」ベスト5に、以下の5メーカーが選ばれました。
- Samsung(32.7%)
- Oppo(22.9%)
- Apple(14.4%)
- Vivo(8.5%)
- Xiaomi(7.0%)
※パーセンテージは「Top Brand Index」と呼ばれる独自の指数です。
トップブランドアワードは各カテゴリーに属するさまざまなブランドのパフォーマンスを評価するアワードで、調査・コンサルティング会社Frontierが主催しています。ブランドのパフォーマンスは、マインドシェア、マーケットシェア、コミットメントシェアから判断されます。1万人以上の消費者が対象の投票も行われます。
Oppoなど中国メーカーのスマートフォンが人気のインドネシアにおいて、Samsungは比較的高価で、その分機能性に優れているということで、「別格」というイメージを持つ人も多いようです。この後紹介するように、マーケットシェアも負けていません。
なお、SamsungはPCタブレットカテゴリーでも1位。ほかに、ホームシアター1位、洗濯機3位、冷蔵庫4位、SSD1位など、家電やコンピューター関連製品で高い評価を獲得しており、総合家電メーカーとして、インドネシアにおいて存在感を示しています。
- 参考:Top Bramd Award「Top Brand Index Fase 1 2024」「Tentang Top Brand Award」
マーケットシェアは拮抗、VivoとXiaomiの人気が上昇中
トップブランドアワードではスコアに差が付きましたが、マーケットシェアは拮抗しています。
前述のとおり、Samsungはクオリティーの高さや機能性のよさで定評がありますが、多くのインドネシア人にとって価格が高すぎます。それがマーケットシェアが4位に留まっている要因の1つと考えられますが、1位から4位が拮抗しているところを見ると、将来的には中国メーカー勢を追い抜く可能性も、十分にありそうです。
必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。
映像でみるインドネシアのスマートフォンブランド
K-POPアイドルのコンサートで大活躍のSamsung Galaxy

この動画は、最近特に人気のGalaxy S23 Ultraで撮影された、NCT Dreamのコンサートの様子です。
Samsung Galaxyはカメラの性能が良いことが売りの1つ。最近はズームしても画質が落ちにくいことが知られつつあり、K-POPアーティストのファンを始め、コンサートが好きな人たちに支持されています。
インドネシアでは通常、コンサート会場内での写真撮影が許可されているため、ファンたちにとってカメラの性能は非常に重要です。インドネシアではスマートフォン購入時、機能にはあまりこだわらず、価格と容量で選ぶ人が多いとされていますが、一方で「少し高くても満足できるものを」と、カメラの質にこだわる人も増えています。
XiaomiのブランドアンバサダーはJKT48

2024年第1四半期にマーケットシェア2位となったXiaomiは、前年同期は4位でした。安価でありながら機能面でも他に引けを取らない「コスパ」のよさもあり、最近は人気が高まっています。
インドネシアでは2018年から2024年5月現在まで、JKT48がXiaomiのブランドアンバサダーを務めています。2023年7月にRedmi12Cがリリースされた際は、「JKT48スペシャルエディションボックス」が販売され、ファンたちの注目の的となりました。
通常のスマートフォンの箱の2倍、3倍ありそうな大きさの「JKT48スペシャルエディションボックス」には、スマートフォンや充電器のほかに、サンクスカードとJKT48メンバーのフォトカードが入っていました。フォトカードの写真は、すべてRedmi12Cのカメラで撮影されたものです。
「スペシャルエディションボックス」は1日限定で、南ジャカルタのショッピングモールGandaria CityにあるXiaomi Storeで販売されました。
インドネシアのスマートフォン、熾烈なマーケットシェア争い
日本のスマートフォンのマーケットシェアはAppleが約50%であり、残り50%をSharp、Google、Samusungなどが分け合っている状況です。一方のインドネシアは本記事で紹介したように、これとは大きく異なります。
富裕層の中にはiPhoneを海外で購入する人も多いようなので、実際に所持されている台数を比較するとまた違った結果になる可能性がありますが、販売台数を見ると中国メーカー3社とSamusungがしのぎを削る状態が続いています。
一方、トップブランドアワードの結果に見えるように、ブランドパフォーマンスに目を向けると、Samusungの存在感が際立ちます。テレビやインターネットで印象的なCMを見て覚えている人も多いでしょうし、「今は無理でもいつかはSamusung」と考えている人も少ながらずいます。
試みに、Instagramの公式アカウントのフォロワー数を比較してみましょう。
Samusung Indonesiaのフォロワー数は224万人。Samusungと同じく、スマートフォン以外にいくつかの家電も販売しているXiaomiは210万人です。スマートフォンやスマートウォッチ、タブレット端末、ヘッドホンなどの関連アイテムに的を絞っているOPPOは180万人、Vivoは95万人。Appleの代理販売店となっているiBoxは170万人でした(いずれも2024年5月時点)。
Samusungは今後も「あこがれのブランド」であり続け、マーケットシェアを伸ばしていけるでしょうか。
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