現地視察中のスキマ時間に立ち寄れる!ジャカルタ市内観光スポット
- 更新
- 2025/06/23
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ジャカルタで現地視察を行っていると、急なアポイントの調整やスケジュール変更により、中途半端に時間ができることがあります。せっかくジャカルタに来たのだから、短い時間でも観光的な体験をしたいと考える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そのようなニーズにお応えするため、半日ほど時間があれば立ち寄れるジャカルタの観光スポットをご紹介します。典型的な観光スポットだけではなく、ジャカルタの消費トレンドや「今」を感じられるエリアも含めて幅広くピックアップしました。
記事内の金額は2025年6月19日時点の為替を参考として、1ルピア=0.0089円で計算しています。
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典型的な観光スポット
ガイドブックに載るような観光スポットの中でも、短時間で立ち寄れる場所をピックアップしました。
独立記念塔(モナス/Monas)
ジャカルタの中心にそびえ立つ高さ132メートルの象徴的なモニュメントで、インドネシアの独立を記念して建てられました。1961年に着工し、14年の歳月を経て1975年に完成したこの記念塔は、ジャカルタのランドマークとして愛され続けています。
展望台からはジャカルタ市内を一望でき、半日観光には最適です。台座部分には独立の歴史を学べる博物館も併設されており、インドネシアの近現代史に触れることができます。周辺の独立記念公園(ムルデカ広場)ではローカルフードも楽しむことができますが、出張者の方はお腹を壊す可能性があるため、あまりおすすめはできません。
営業時間(塔内部): 火曜日〜金曜日 8:00-18:00(月曜日休館)、土曜日〜日曜日 8:00-22:00
入場料: 大人 展望台まで:24,000ルピア(約213円)、博物館のみ:8,000ルピア(約71円)/ 電子マネー「Jakcard」での支払いが必要で、カード購入費とデポジットで最低でも50,000ルピア(約444円)が必要。カードは複数人で利用可。
独立記念塔 Google MAP
https://maps.app.goo.gl/JdaQCYYgbMh7NqyH9
イスティクラル・モスク&カテドラル(Istiqlal mosque and Cathedral)
ジャカルタを象徴する、東南アジア最大のモスクとその向かいにあるカテドラル(教会)です。道路を挟んで向かい合うこの2つの宗教施設は、インドネシアの宗教間の調和を象徴する場所として有名で、見学も可能です。
イスティクラル・モスクは最大20万人を収容できる巨大な建物で、そのドーム型の天井の美しさは圧巻です。外国人でも入場できますが、礼拝スペースには入れませんのでご注意ください。服装には十分注意が必要で、短パンやキャミソールのような肌の露出が多い服装では入場できません。
カテドラルはインドネシアのカトリック教徒の信仰の中心となっている教会で、ネオゴシック様式の美しい建築が特徴です。
見学時間:
イスティクラル・モスク 10:00-16:30
見学の場合は30分ごとに開催されるツアーへの参加が必須。金曜は集団礼拝のためツアー催行はなし。ツアー後は寄付を求められるので50,000ルピア程度(約444円)を渡しましょう。
カテドラル 8:00-20:00
特に閉館日はなく自由に見学可能。ただし週末はイベントが開催されることも多く、ミサなどの宗教行事の際は入場できない場合がある。
入場料: 両施設ともなし
イスティクラル・モスク Google MAP
https://maps.app.goo.gl/bGqw4xUrobKanySJ7
カテドラル Google MAP
https://maps.app.goo.gl/F4U2Ubss8SnqJy5y6
コタ・トゥア&バタビアカフェ(Kota Tua & Cafe Batavia)
コタ・トゥアは旧市街地のことで、ジャカルタ最北端のエリアです。オランダ植民地時代の面影が色濃く残る歴史的な地区で、ファタヒラ広場を中心に、バタビア博物館やワヤン博物館などがあり、レトロな雰囲気の中で散策を楽しめます。
石畳の広場では大道芸人のパフォーマンスを見ることもでき、まるでヨーロッパの古い街を歩いているような感覚を味わえます。カフェも多数ありますが、特におすすめなのは「バタビアカフェ」です。ファタヒラ広場内にあるこのカフェは、植民地時代の建物を改装したもので、レトロな雰囲気の中でゆっくりと流れる時間を楽しめます。ビールも提供されているため、観光の合間の休憩にも最適です。
バタビアカフェ営業時間:
月曜~木曜 9:00-24:00、金曜 9:00-1:00、土曜 7:00-1:00、日曜 7:00-24:00
コタ・トゥア Google MAP
https://maps.app.goo.gl/thDoHgjD5qJfVZrH7
バタビアカフェ Google MAP
https://maps.app.goo.gl/oQesW6zCFaEtLpfv8
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趣のある買い物ができる観光スポット
大きなショッピングモールに行くのとはまた違った楽しみ方ができる観光エリアです。
パサール・バル(Pasar Baru)
1820年に開設されたジャカルタ最古の市場の一つで、オランダ植民地時代の面影が色濃く残っています。古い建物や門など、レトロな雰囲気が漂い、散策するだけでも楽しめます。
現代的なショッピングモールとは異なり、地元の人々の生活に根ざした商店街なので、よりリアルなジャカルタの日常を感じられます。布地や伝統工芸品、日用品などが所狭しと並び、歩いて眺めるだけでもローカルな雰囲気を十分に楽しめます。価格交渉も市場の醍醐味の一つですが、言葉の壁もあるため、まずは見学から始めるのが良いでしょう。
パサール・バル Google MAP
https://maps.app.goo.gl/QGN6v2nt8vzKDq1m6
スラバヤ通り(Jalan Surabaya)
約800メートルの通りに、小さな骨董品店がずらりと軒を連ねる骨董品街です。インドネシア各地の彫刻、陶器、伝統工芸品はもちろん、レコード、古いカメラ、電話、真鍮製品、宝石、マスクなど、骨董品やヴィンテージ品が所狭しと並んでいます。
掘り出しものに出会えるかもしれませんが、観光客とわかれば高い値段をふっかけられることもあるので要注意です。しかし、それも東南アジアの市場の醍醐味と言えるでしょう。スラバヤ通りのあるメンテンというエリアは歴史の長い高級住宅街で、おしゃれなカフェやレストランも多いので、併せて散策することをおすすめします。
スラバヤ通り Google MAP
https://maps.app.goo.gl/LGEwW2QwPyj2r6Zr8

ジャカルタの「今」がわかるスポット
観光スポットではありませんが、若者が集まる場所や発展の著しいエリア、比較的新しいスポットなどをご紹介します。これらの場所を訪れることで、現在のジャカルタの姿を感じることができます。
ミュージアムマチャン(Museum MACAN)
2017年にオープンした比較的新しいインドネシア初の国際的な現代美術館で、インドネシア国内外の現代美術作品を幅広く展示しています。非常にモダンで洗練された空間で、世界のトレンドを取り入れたアート体験ができます。
企画展示も常設展示もあるので、いつ訪れても何かしらの展示を楽しむことができます。施設自体はそれほど大きくないため、1時間もあれば十分に楽しめるのも魅力です。日本人アーティストの作品が展示されることもあり、親しみやすい美術館として人気を集めています。
営業時間: 火曜日〜日曜日 10:00-18:00(月曜日休館)
入場料: 展示会によって異なる(一般的に50,000ルピア程度=約450円)
ミュージアムマチャン Google MAP
https://maps.app.goo.gl/FPbwCvyDEwdkUqtDA
パサールサンタ(Pasar Santa)
もとは伝統的な市場だったものを、10年ほど前から若者向けに改装したユニークなスポットです。おしゃれなカフェや飲食店、ヴィンテージショップなどが入居しており、古い市場建築とモダンな店舗が融合したユニークな雰囲気を楽しめます。
ちょっとした食べ歩きにも良い場所で、インドネシア各地の料理を手軽に味わうことができます。特に敷地内(建物の外)にあるサテ屋さん「Sate Padang Ajo Ramon」は絶品として地元でも有名です。週末には多くの若者で賑わい、ジャカルタの若者文化を感じることができます。
営業時間: 店舗により異なる
パサールサンタ Google MAP
https://maps.app.goo.gl/hXwMZZ3ak6CQuVdC6
エムブロック・スペース(M Bloc Space)
かつてインドネシアの造幣局(Perum Peruri)の宿舎だった古い建物をリノベーションして作られたクリエイティブハブです。レトロな雰囲気とモダンな要素が融合し、ジャカルタの新しいカルチャーの発信地となっています。
ジャカルタの若者やクリエイティブな層に非常に人気の高いスポットで、半日観光にもピッタリです。個性的なカフェやショップ、ギャラリーなどがあり、小一時間ウィンドウショッピングするだけでも楽しめます。週末にはイベントも開催されることが多く、ジャカルタのアートシーンを感じることができます。
営業時間: 毎日 10:00-22:00(店舗により異なる)
入場料: なし
エムブロック・スペース Google MAP
https://maps.app.goo.gl/koMP1iEvP2J56TNV7
その他ショッピングモール
一般的なショッピングモール(グランド・インドネシアやポンドック・インダー・モールなど)などに行き慣れた方は、下記のようなショッピングモール・商業エリアに行くこともおすすめします。
アシュタ(ASHTA District 8)
2020年開業の都会型ショッピングモールです。内装は非常にスタイリッシュで清潔感があり、他の古いモールとは一線を画す、開放的でおしゃれな空間が特徴です。
テナントも他のショッピングモールとは異なり、「ここにしかないお店」が多く入居しています。最先端のジャカルタのセンスを感じることができる場所として、特に駐在員や若い世代に人気です。ASHTAのあるセノパティ通り(Jalan Senopati)自体にもハイセンスで高級なカフェやレストランが軒を連ねており、モール内外で一日楽しむことができます。
営業時間: 毎日 10:00-22:00
アシュタ Google MAP
https://maps.app.goo.gl/AkyyyWaFzSAADcbW7
パンタイ・インダ・カプック(Pantai Indah Kapuk / PIK)
ジャカルタ北部に位置する大規模な開発エリアで、ここ数年で非常に人気が高まっています。ジャカルタで最も資本が集まっているエリアの一つと言えるでしょう。
埋立地を拡張しながらエリアが急拡大しており、裕福な中華系インドネシア人の若い世代が多く住んでいます。最先端のフードトレンドが生まれやすいエリアでもあり、新しいレストラン・カフェ・商業施設が次々とオープンしています。
広大なエリアなので半日で全エリアを見るのは大変です。車で少し周遊してから「Pantjoran Chinatown PIK」を散策するなど、目的を明確にして訪れることをおすすめします。ジャカルタ中心部から離れた空港寄りのエリアのため、渋滞も起こりやすく、「出発便の前に余裕を持って立ち寄る」といった使い方が良いかもしれません。
Pantjoran Chinatown PIK Google MAP
https://maps.app.goo.gl/enqBMR7BKcQZsH1x5
ここまで記事をご覧いただいて何かご不明点や疑問点があれば、下記よりご質問ください。
一両日中にご返信をさせていただきます。
インドネシアビジネス関連のご質問であれば何でも構いません。
まとめ
ジャカルタでの視察の合間に立ち寄れる観光スポットをご紹介しました。歴史を感じられる伝統的な場所から、最新のトレンドを感じられる現代的なスポットまで、多様な選択肢があります。
ただし、ジャカルタは世界有数の渋滞都市としても知られています。移動時間を考慮し、特にラッシュアワー(朝7:00-9:00、夕方17:00-19:00)の移動は避けることをおすすめします。日中の比較的交通量が少ない時間帯での移動が安全で効率的です。
短い時間でも、これらのスポットを訪れることで、ジャカルタの歴史と現在を肌で感じることができるでしょう。ビジネスの合間の息抜きとして、ぜひ訪れてみてください。
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ジャカルタで半日観光におすすめのスポットはどこですか?
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ジャカルタの半日観光には、独立記念塔やイスティクラル・モスク、コタ・トゥアなどが半日観光におすすめです。
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ジャカルタの現代的なトレンドを感じられるエリアはありますか?
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エムブロック・スペースやASHTA District 8、パンタイ・インダ・カプック(PIK)が、ジャカルタのトレンド感のあるエリアとして人気です。
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ジャカルタで買い物と観光が同時に楽しめる場所はありますか?
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ジャカルタのパサール・バルやスラバヤ通りでは、観光とともに趣のある買い物も楽しめます。
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