ITAS・ITAP保持者との家族合流ビザ(E31E・E31H・E31J)の概要と申請方法

公開
2026/10/02
更新
2026/10/02
この記事は約7分36秒で読めます。
最も多いお悩みと回答

ITAS・ITAP保持者との家族合流ビザ(E31E・E31H・E31J)の費用はいくらですか?

1年ビザは150,000円、2年ビザは200,000円で承っております。

ITAS・ITAP保持者との家族合流ビザ(E31E・E31H・E31J)の取得に必要な日数を教えてください。

必要書類をお預かりしたあと、ビザの申請から取得まで約11営業日を想定しています。

ITAS・ITAP保持者との家族合流ビザ(E31E・E31H・E31J)の申請に必要な書類は何ですか?

これらのビザの申請には、主に、パスポート、カラー顔写真、履歴書、十分な生活費があることを証明する書類などが必要です。また、出生証明書などの家族関係を証明する書類や基準となる家族の滞在資格を証明する書類が求められます。詳細はお問い合わせください。

詳細情報を無料で手に入れる

外国人がインドネシアにいる家族と合流するための家族ビザ「E31」には、配偶者や子ども、親など、家族関係に応じて複数の種類があります。

このうち、E31E・E31H・E31Jは、ITAS(一時滞在許可)またはITAP(定住許可)を持つ外国人の親・子・兄弟姉妹と一緒にインドネシアで生活するための一時滞在ビザです。

同じ家族向けのビザでも、ITAS・ITAP保持者との関係によって取得するビザが異なります。

インドネシアへ現地視察する際の注意点

「本当は工場を訪問して機械のメンテナンスをすることが目的だけど、ビザ取得が煩雑そうなので、とりあえず到着ビザ(VOA)でこっそりメンテナンスをしよう」と考える方もいます。

ところが、目的に合ったビザを取得しなかったことでトラブルに巻き込まれるケースを多数見聞きしてきたので、適切なビザを申請して訪問することを強くおすすめします。

「なぜバレるのか」という疑問がわくかもしれませんが、その1つとして宿泊施設と入国管理局(イミグレ)との連携があります。インドネシアでは外国人を宿泊・滞在させるときに、宿泊施設がイミグレに報告する義務があります。そこの連携が原因で目的外の活動をした際に、その行為がバレてしまうのです。

ITAS・ITAP保持者との家族合流ビザ(E31E・E31H・E31J)の主な特徴

ITAS・ITAP保持者との家族合流ビザ(E31E・E31H・E31J)
このセクションでわかること(クリックすると該当箇所へ移動します)

対象となる家族

E31E・E31H・E31Jビザは、いずれもITAS・ITAP保持者との家族関係を根拠とするビザですが、それぞれ対象者が異なります。

ビザ主な対象者
E31EITAS・ITAPを持つ親と合流する、18歳未満・未婚の実子
E31HITAS・ITAPを持つ実子と合流する、外国人の父または母
E31JITAS・ITAPを持つ兄弟姉妹と合流する、18歳未満・未婚の外国人

E31Eビザは、外国人の親がインドネシアでITASまたはITAPを取得しており、その子どもが合流する場合に利用します。

E31Hビザは反対に、ITASまたはITAPを持つ実子のもとへ外国人の父または母が合流する場合のビザです。

E31Jビザは、ITASまたはITAPを持つ兄弟姉妹のもとへ、18歳未満・未婚の外国人が合流する場合が対象です。

E31EとE31Jでは、申請者本人に年齢や婚姻状況の条件があることに注意が必要です。

【補足】
ITASは一時滞在ビザ(VITAS)で入国すると自動的に発行されます。E31E・E31H・E31Jビザはこれを根拠に申請する必要があるため、原則、VITASで渡航する家族(基準となる家族)が先にインドネシアへ入国する必要があります。

滞在期間と延長

E31E・E31H・E31Jビザの滞在期間は、1年または2年から選択できます。インドネシアへの入国後、ITAS(一時滞在許可)と再入国許可が発行され、再入国許可が有効な期間はインドネシアへの出入国が可能です。

滞在許可は延長でき、条件を満たせばほかの種類の滞在許可への切り替えも可能です。

これらのビザは、親・子・兄弟姉妹が持つ滞在資格との家族関係を根拠としているため、延長時にも基準となる家族のITAS・ITAPや、親族関係を証明する書類などの確認が必要となる場合があります。

ITAS・ITAPがゴールデンビザに基づく場合

入国後にITASが自動発行されるインドネシアの「一時滞在ビザ」には、5年または10年の滞在を認める複数の種類の「ゴールデンビザ」があります。

ゴールデンビザの保持者の家族も、本記事で紹介する家族ビザ(E31系)により合流が可能です。ただし、通常のE31系ビザの滞在期間が1年または2年なのに対し、ゴールデンビザ保持者の家族向けには、ゴールデンビザの滞在期間に合わせて5年または10年の滞在が可能な家族ビザが用意されています。

許可される活動

E31E・E31H・E31Jビザでは、インドネシアで家族と生活するほか、

  • 観光
  • 買い物
  • 家族・友人訪問
  • 就学
  • 有効な再入国許可によるインドネシアへの出入国

などが認められています。

また、許可された活動以外についても、複数活動(Rangkap Kegiatan)など所定の手続きを行った場合は、認められる可能性があります。

原則として就労を目的とするビザではない

E31E・E31H・E31Jビザは、いずれも家族との同居を主目的とするビザであり、就労ビザではありません。

そのため、商品・サービスを販売すること、インドネシアの個人または法人から報酬、給与などを受け取ることは、原則許可されません。

就労を予定している場合は、活動内容に応じたビザ・滞在許可や必要な手続きを確認する必要があります。

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必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。

ビザ情報の検索

ITAS・ITAP保持者との家族合流ビザ(E31E・E31H・E31J)の費用

INDEX目的滞在期間取得日数目安料金
E31EITAS・ITAPを持つ親と合流1年
2年
約11営業日150,000円
200,000円
E31HITAS・ITAPを持つ実子と合流
E31JITAS・ITAPを持つ兄弟姉妹と合流

※招待元が申請用のビザアカウントを保有していない場合、新規アカウントの作成に約2週間かかります。
※インドネシア側のビザ申請・承認プロセスの所要日数には、インドネシアの祝祭日が影響する場合があります。

ビザ申請はお早めに

ビザは申請してから発給されるまで最低でも7〜8営業日程度かかります。また、ビザを「申請」するためには、ビザの種類ごとに必要書類を準備していただく必要があります。書類によっては取得や準備に時間がかかるため、すぐに申請手続きへ進めない場合もあります。

例えば、英文の銀行口座明細など、金融機関への発行依頼が必要となり、銀行によっては取得までに1週間かかるケースもあります。

過去には、「来週インドネシアに渡航するので、そろそろビザの準備をしよう」と弊社へご依頼いただいたものの、渡航日までの発給が難しいと判断し、ご依頼をお断りしたケースもあります。

渡航予定が決まりましたら、できるだけ早めにビザの準備を開始することをおすすめします。

お急ぎの方は、こちらからご相談ください
緊急のご相談はLINEから

ITAS・ITAP保持者との家族合流ビザ(E31E・E31H・E31J)の手続きの流れ

e-Visa申請代行手続きのお申し込みから取得までの流れは、以下のとおりです。

  1. まずは弊社にご連絡ください。
  2. 申込内容の確認後、見積書を送付し、ご了承いただけましたら請求書を送付いたします。
  3. ご入金確認後、必要書類をご案内いたします。指定のファイル形式でご提出ください。
  4. 必要書類受領後、申請手続きを開始いたします。
  5. 取得後、PDF形式でビザ(e-Visa)をお渡しいたします。
  6. ご入国後にPDF形式でITAS(一時滞在許可)をお渡しいたします。

ITAS・ITAP保持者との家族合流ビザ(E31E・E31H・E31J)の必要書類

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申請者本人の共通書類

主な共通書類は以下のとおりです。

  • 有効期限が6か月以上残っているパスポート
  • 直近のカラー顔写真
  • 2,000米ドル(1ドル=155円で約31万円)以上または同等額の生活費を証明する書類
    ※外国人本人または招待元名義の直近3か月分の銀行取引明細など
  • 履歴書
  • 旅行日程表

など

これに加えて、E31E・E31H・E31Jそれぞれについて、家族関係や基準となる家族の滞在資格を証明する書類が必要です。

E31Eビザ(ITAS・ITAP保持者の子)の主な追加書類

  • 招待元による保証書、または親(ITAS・ITAP保持者)による誓約書
  • 両親の婚姻証明書または婚姻手帳
  • 出生証明書
  • 親が保有する有効なITAS、ITAP

E31Hビザ(ITAS・ITAP保持者の親)の主な追加書類

  • 招待元による保証書、または子(ITAS・ITAP保持者)による誓約書
  • 親子関係を示す出生証明書
  • 子どもが保有する有効なITAS、ITAP

E31Hビザでは、外国人である親と、ITAS・ITAP保持者である実子との親子関係を証明することが重要です。

E31Jビザ(ITAS・ITAP保持者の兄弟姉妹と合流する子)の主な追加書類

  • 招待元による保証書、または兄弟姉妹(ITAS・ITAP保持者)による誓約書
  • 兄弟姉妹の出生証明書
  • 兄弟姉妹が保有する有効なITAS、ITAP

※いずれのビザでも、現地入国管理局より追加書類を求められる場合があります。

【補足】
婚姻証明書や出生証明書が英語以外の言語で作成されている場合は、宣誓翻訳者によるインドネシア語訳が必要です。

招待元について

E31E・E31H・E31Jビザの申請や延長手続きには、招待元(保証人 / スポンサー)が必要です。

外国籍の個人は招待元になれないため、これらのビザの招待元としては一般的に、ITAS・ITAP保持者が所属する企業、団体などが想定されています。

具体的なケースについては、基準となる家族の滞在資格などによって異なる場合があるため、申請時に確認する必要があります。

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注意事項

  • 入国審査で入国が許可されると、ITAS(一時滞在許可)および再入国許可が自動的に発行されます。発行されたデータは必ず保管してください。
  • ビザは発給日から90日以内に使用しない場合無効となり、新たにビザを申請する必要があります。
  • 滞在可能期間は入国日を1日目としてカウントします。実際の滞在可能期間は、発給されたビザを確認してください。

E31E・E31H・E31Jビザは家族との同居を目的とするもので、就労ビザではありません。インドネシアで働く場合は、活動内容に応じた資格・手続きを確認する必要があります。

お客様の声

これまでに支援した企業数
300社以上
※ 2026年7月現在
これまでのプロジェクト実績数
450件以上
※ 2026年7月現在
業界問わず契約実績多数
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A I
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柳沢社長が本当に親身に相談にのっていただける方で本当に助かりました。 インドネシア人を代表に会社設立をする際は、注意しなければならないことが沢山あります。 リスクヘッジする上での引出しを沢山もっていらっしゃいますし、日本人なので安心して話ができます。
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初めてインドネシアの進出相談をしたのが2025年10月頃からでした、その後、2026年1月末にインドネシアへの視察にあたり、カケモチさんから企業の紹介を受け訪問、たいへん有意義な視察となりました。また、その後もアドバイスや企画提案を受け、たいへん助かっております。インドネシアへの進出には多くの課題がありますが、カケモチさんの助言を受けて、近い将来、実現できると確信しています。信頼のおける会社さんだと思います。
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ITAS・ITAP保持者との家族合流ビザ(E31E・E31H・E31J)で起こりやすいトラブル事例

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E31Eビザの年齢要件を確認せず準備を進めた

ケース:

インドネシアでITASを持つ外国人が、海外に住む子どもをE31Eビザで呼び寄せようと準備を開始。しかし、申請時点で子どもがすでに18歳以上だったため、E31Eの対象条件に該当しないことが判明した。

ポイント:

  • E31Eの対象は18歳未満・未婚の実子とされています。
  • 合流する家族の要件は、必要書類を準備する前に確認しておくことが重要です。

家族のITAS取得前にビザを申請しようとした

ケース:

親がインドネシアへ赴任することになり、子どものE31Eビザも準備しようとしたものの、親がまだインドネシアへ入国しておらずITASが発行されていなかったため、計画通り申請できなかった。

ポイント:

  • E31E・E31H・E31Jビザの申請には、家族のITASまたはITAPが必要です。ITASは一時滞在ビザ(VITAS)で入国したあとに発行されるため、入国前に家族のビザを申請することは、原則できません。

E31Jビザで商品を販売

ケース:

インドネシアでITASを持つ外国人の兄のもとへ、ビザ要件を満たした弟がE31Jビザで合流。現地で就労はしていなかったものの、商品を販売し代金を受け取ったことが許可された活動範囲を超えると指摘を受けた。

ポイント:

  • E31系ビザは就労ビザではないため、商品・サービスを販売すること、インドネシアの個人または法人から報酬、給与などを受け取ることは、原則許可されません。
  • ただし、活動内容に応じたビザ・滞在許可や必要な手続きを行うことで、就労が認められる可能性もあります。

インドネシアの家族ビザの種類

インデックス通称・対象者
E31Aインドネシア人の配偶者向け
E31BITAS / ITAP保持者の配偶者向け
E31C国際結婚(WNA-WNI)の子ども向け
E31D国際結婚(WNA-WNI)の連れ子向け
E31EITAS / ITAP保持者の子ども向け
E31Fインドネシア国籍者と法的な親子関係にある子ども向け
E31Gインドネシア人の子どもを持つ親向け
E31HITAS / ITAP保持者の子どもを持つ親向け
E31JITAS / ITAP保持者の兄弟姉妹と合流する子ども向け
※WNI=インドネシア国民、WNA=外国人

インドネシアの家族ビザ(E31系)は、家族関係や、インドネシアで誰と一緒に生活するかによって細かく分類されています。

本記事で紹介したE31E・E31H・E31Jビザは、いずれも外国人のITAS・ITAP保持者との家族関係を根拠とするビザです。

一方、インドネシア国籍者との親子関係を根拠とする場合や、ITAS・ITAP保持者またはインドネシア国籍者の配偶者には、別の種類の家族ビザが用意されています。

家族ビザは細かく分類されているため、申請前に誰がインドネシアでの滞在資格を持っているのか、申請者とその人がどのような家族関係にあるのかを整理することが重要です。

ITAS・ITAP保持者との家族合流ビザ(E31E・E31H・E31J)のポイントまとめ

E31E・E31H・E31Jビザは、ITAS・ITAPを持つ外国人の家族が、インドネシアで一緒に生活するための一時滞在ビザです。ただし、申請者とITAS・ITAP保持者との関係によって取得するビザが異なります。

3つのビザに共通する主なポイントは、以下のとおりです。

  • 滞在期間:
    1年または2年。滞在許可は延長可能。
  • 招待元(保証人 / スポンサー):
    ビザの申請・延長には招待元が必要
  • 就学・就労について:
    就学は可能。就労には制限があり、所定の手続きが必要となる場合がある
  • 特有の必要書類:
    出生証明書や婚姻証明書、基準となる家族のITAS・ITAPなど、家族関係と滞在資格を証明する書類が必要

特に重要なのは、E31E・E31H・E31Jでは、ITAS・ITAPを持つ家族との続柄によって利用するビザが変わることです。

また、E31E・E31Jには年齢や婚姻状況についての条件があります。申請前に本人と基準となる家族の続柄、年齢、婚姻状況、滞在資格を整理し、自身がどのビザに該当するかを確認しておきましょう。

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