インドネシア直行便の運航状況とメリット・デメリット
- 公開
- 2025/09/24
- 更新
- 2026/06/19
- この記事は約5分5秒で読めます。
インドネシアはASEAN諸国の中でも経済成長が著しく、日本企業にとって重要なビジネス拠点です。首都ジャカルタを中心に、日系企業の進出も進んでおり、日本人ビジネスパーソンにとってインドネシア出張は日常的なものになりつつあります。
そんなときに気になるのが「直行便」の存在です。海外出張には、経由便よりも移動時間が短く、利便性が高い直行便を選ぶ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、日本からインドネシアへの直行便が就航している空港とスケジュール、直行便のメリット・デメリットを紹介します。
【補足】
本記事の円表記は、2025年9月22日のレート(1ドル=148.33円)で換算したものです。
日本・インドネシアの直行便
日本からの直行便が就航しているインドネシアの空港
2025年時点で、日本からの直行便が運航している空港は、ジャカルタ郊外のスカルノ・ハッタ国際空港と、バリ島のングラ・ライ国際空港のみとなっています。
スラバヤ、メダン、マナドなどにも一定の需要はあり、かつて直行便が就航していた区間もあるものの、現状では直行便はありません。これらの地方都市へ行く場合、中国、タイ、マレーシアなど他の国、あるいはスカルノ・ハッタ国際空港での乗継便を利用することになります。
また日本・インドネシア間の直行便を利用する場合、日本からは成田空港か羽田空港を利用する必要があります。
スカルノ・ハッタ国際空港(ジャカルタ)
スカルノ・ハッタ国際空港は、インドネシア最大の国際空港で、ビジネス渡航の中心地です。日本とジャカルタを含む「西部インドネシア時間」との時差は、2時間(日本が早い)です。
スカルノ・ハッタ国際空港へは、ANA、JAL、ガルーダ・インドネシア航空が直行便を運航しています。
ングラ・ライ国際空港(バリ島・デンパサール)
ングラ・ライ国際空港は、バリ島の玄関口です。土地柄、観光利用が多いものの、国際会議やリゾート地でのビジネス利用も増えています。日本とバリ島を含む「中部インドネシア時間」との時差は、1時間(日本が早い)です。
2025年時点では、ガルーダ・インドネシア航空が成田国際空港からの直行便を運行しています。
-
関西国際空港からインドネシアへの直行便はありますか。
-
関西国際空港からインドネシアへは、かつて直行便が就航していましたが、2025年9月時点では運休しています。
日本・インドネシアの直行便スケジュール
2025年9月時点の直行便の運行スケジュールを紹介します。運航スケジュールは変更になる場合があります。また、夏季など繁忙期には、一時的に調整されることもあります。最新情報をご確認ください。
※特に記載のない場合、曜日に関係なく、毎日同じスケジュールです。
※JALの「新スケジュール」は、2025年10月26日~2026年3月28日の運行計画です。
※記載している時刻はすべて現地時間です。
成田空港→スカルノ・ハッタ国際空港(ジャカルタ)
| 出発時刻 | 到着時刻 | 所要時間 | |
|---|---|---|---|
| 【JAL】JL725 | 11:15 新スケジュール:10:50 | 17:05 新スケジュール:16:55 | 7時間50分 新スケジュール:8時間5分 |
| 【JAL】JL729 ※月・水・木・土 | 18:05 新スケジュール:18:00 | 23:55 新スケジュール:23:55 | 7時間50分 新スケジュール:7時間55分 |
| 【ANA】NH835 | 17:50 | 23:45 | 7時間55分 |
スカルノ・ハッタ国際空港(ジャカルタ)→成田空港
| 出発時刻 | 到着時刻 | 所要時間 | |
|---|---|---|---|
| 【JAL】JL726 | 21:55 新スケジュール:21:25 | 翌7:25 新スケジュール:翌6:40 | 7時間30分 新スケジュール:7時間15分 |
| 【JAL】JL720 ※火・木・金・日 | 6:35 新スケジュール:6:35 | 16:05 新スケジュール:15:50 | 7時間30分 新スケジュール:7時間15分 |
| 【ANA】NH836 | 6:10 | 15:45 | 7時間35分 |
羽田空港→スカルノ・ハッタ国際空港(ジャカルタ)
| 出発時刻 | 到着時刻 | 所要時間 | |
|---|---|---|---|
| 【ANA】NH855 | 10:15 | 16:00 | 7時間45分 |
| 【ANA】NH871 | 23:30 | 翌5:05 | 7時間45分 |
| 【ガルーダ・インドネシア】 GA875 | 11:45 | 17:35 | 7時間50分 |
スカルノ・ハッタ国際空港(ジャカルタ)→羽田空港
| 出発時刻 | 到着時刻 | 所要時間 | |
|---|---|---|---|
| 【ANA】NH872 | 7:00 | 16:30 | 7時間30分 |
| 【ANA】NH856 | 23:25 | 翌8:50 | 7時間25分 |
| 【ガルーダ・インドネシア】 GA874 | 23:25 | 翌8:50 | 7時間25分 |
成田空港→ングラ・ライ国際空港(バリ島・デンパサール)
| 出発時刻 | 到着時刻 | 所要時間 | |
|---|---|---|---|
| 【ガルーダ・インドネシア】 GA881 | 11:00 | 17:25 | 7時間25分 |
ングラ・ライ国際空港(バリ島・デンパサール)→成田空港
| 出発時刻 | 到着時刻 | 所要時間 | |
|---|---|---|---|
| 【ガルーダ・インドネシア】 GA880 | 0:20 | 8:50 | 7時間30分 |
-
スカルノ・ハッタ国際空港(ジャカルタ)に深夜着の予定です。タクシーは営業していますか。
-
スカルノハッタ国際空港の到着口前のタクシーは、24時間いつでも利用できます。
日本・インドネシアの直行便のインターネット(Wi-Fi)事情
JAL、ANA、ガルーダ・インドネシア航空はそれぞれ、国際便で機内Wi-Fiの提供を行っています。
フライト中にインターネットが使えると便利ですが、利用者が多い、天候が悪いなど、状況によっては思うように接続できない場合もあります。
JAL
ビジネスクラス、ファーストクラスは時間無制限。エコノミークラス、プレミアムエコノミークラスは1時間無料で利用できます。
料金
1時間:無料
3時間:14.40ドル(2,136円)
24時間:18.80ドル(2,789円)
JALカード利用の場合は特別料金が適用されます。
- 参考:JAPAN AIRLINES「JAL国際線無料Wi-Fiサービス」
ANA
ファーストクラス、ビジネスクラスは無料。エコノミークラス、プレミアムエコノミークラスは、テキストメッセージの送受信は無料、ウェブサイト閲覧は有料です。
料金
30分:6.95ドル(1,031円)
3時間:16.95ドル(2,514円)
24時間:21.95ドル(3,256円)
※日本・インドネシア直行便に使用される機材はいずれも、現状では動画ストリーミング視聴に対応していません。
ガルーダ・インドネシア航空
ガルーダ・インドネシア航空国際線の機内Wi-Fiは、以下のような料金体系で提供されています。
料金
テキストメッセージのみ20MBまで無料
50MBまで:11.95ドル(1,773円)
150MBまで:16.95ドル(2,514円)
250MBまで:21.95ドル(3,256円)
- 参考:Garuda Indonesia「機内インターネット接続」
直行便のメリット・デメリット
直行便を利用する際の、メリットとデメリットを整理してみます。
メリット
所要時間が短い
成田または羽田とジャカルタやバリ島を結ぶ直行便の所要時間は、7時間30分~8時間ほどです。一方で経由便の場合は、短くても9時間~10時間は必要で、15時間を超えるケースも珍しくありません。
利便性・安定性が高い
荷物のトランジットによるトラブル、気候などによる乗り換え便の遅延などの影響を受けにくいのが、直行便のメリットです。もちろん、不慣れな経由地での乗り継ぎが必要なく、渡航者の不安や負担も軽くなります。FSC(フルサービスキャリア)なので、手厚いサービスも魅力です。
デメリット
運賃が高い
燃油サーチャージの高騰などにより航空チケットの値段が上がっている昨今、日本とインドネシアの直行便のエコノミークラスは、通常、安くても往復10万円を超え、スケジュールによっては20万円以上になることも珍しくありません。
スケジュールが早くから確定していたり、柔軟に調整できたりする旅行であれば、各航空会社のセールの時期を狙ってチケットを購入すると安くなりますが、ビジネス利用の場合は、それも難しいことが多いでしょう。
一方の乗継便であれば、往復で10万円を切るチケットも見つかります。
選択肢の少なさ
すでに紹介した通り、直行便のスケジュールは限られています。そのため、直前・直後の日程調整に制約が出ることが直行便のデメリットです。
ただし、乗継便の場合、出発が定刻だったとしても乗り継いだ便に遅れが出て、予定通りの時間に到着できないリスクもあるため、一長一短ともいえます。
-
日本からインドネシアまでの直行便のチケットは、乗継便よりも高いですか。
-
一般的には、乗継便よりもよりも直行便の方が高くなります。ただし、セールの時期に特定のオンラインプラットフォームから予約するなど、工夫すると、場合によっては同じ出発日・到着日の乗継便よりも安くなることがあります。
必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。
映像で観る日本・インドネシアの直行便
ガルーダ・インドネシアの羽田―ジャカルタ直行便

こちらはガルーダ・インドネシアの職員が、羽田空港からスカルノ・ハッタ国際空港へ向かう直行便の準備を行う様子です。CAが着用するユニフォームは、インドネシア各地の民族衣装であるクバヤ(上着)とサロン(巻きスカート)がベースになっています。
ガルーダ・インドネシア航空はインドネシアの国営航空会社で、世界的にも高い評価を得ています。
羽田―ジャカルタ直行便のビジネスクラス席

こちらは、羽田空港からスカルノ・ハッタ国際空港へ向かうANAの直行便(H855)のビジネスクラス席の様子です。足を十分に伸ばせ、リクライニングも楽々。食事のメニューも豪華なことがわかります。
カジュアルにインドネシア進出を試した企業様の事例
インドネシア進出は、調べれば調べるほど、そのハードルの高さに頭を抱える方が少なくありませんが、もっとカジュアルに進出する方法もあります。
- 月額5万円でインドネシア人をフルタイムで雇用してリサーチチームを作り、バンドンでのLPKの調査や大学との連携可能性を確認。事業化の見通しが立った段階で正式な進出を決定した。
- 営業経験のあるインドネシア人を2名チームで雇用し、スポーツジムや病院、リハビリ施設などへの営業活動を実施。販売代理店候補の開拓や市場ニーズを調査し、調査後に販売体制を構築した。
- 飲食業界経験者を3名チームで雇用し、現地食材の調達先や厨房設備、物流体制を調査。あわせてフランチャイズやライセンス展開の可能性も検証し、最適な進出方法を決定した。
上記のように、法人を設立しなくてもカジュアルにインドネシアに進出している企業様はいます。インドネシア向けのビジネスとして、貴社でもそれが可能です。
最新情報をチェックして便利な直行便の旅を
インドネシア出張における直行便は、時間短縮と利便性の点で大きなメリットがあります。一方で、発着枠の制約や運賃の高さといったデメリットもあり、利用には計画性が求められます。
日本からの直行便は、現状ではジャカルタとバリ行きのみですが、地方都市へのアクセスのため、今後の拡充が期待されます。ビジネスパーソンにとっては、直行便の最新動向を把握しておくことが、効率的な出張計画を立てるうえで不可欠といえるでしょう。
必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。
なんでもご相談ください!
法人設立
雇用代行
現地視察
ビザ申請
















いつでもお気軽にご相談ください
-
WEBからお問い合わせ
ご相談はいつでも無料24時間受付(2営業日以内に返信いたします)
-
すぐにでも日程調整を行いたい
日程調整フォームへ代表の柳沢が説明いたします。







