インドネシア・ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港の概要
- 公開
- 2025/10/02
- 更新
- 2026/09/03
- この記事は約16分6秒で読めます。
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ジャカルタの主要空港はどこですか?
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ジャカルタの主要空港は、ジャカルタ郊外にあるスカルノ・ハッタ国際空港です。空港コードは「CGK」で、日本からの直行便を含む多くの国際線が発着します。
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日本からの直行便はスカルノ・ハッタ国際空港のどのターミナルを利用しますか?
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JAL、ANA、ガルーダ・インドネシア航空の日本直行便は、原則として第3ターミナルを利用します。ただし、共同運航便や空港側の運用により変更される可能性があるため、渡航前に航空券や航空会社の公式サイトで確認してください。
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ジャカルタへの現地視察や出張で事前に準備すべきことは何ですか?
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ビザやAll Indonesiaの登録、通信手段、空港送迎、ドライバーとの待ち合わせ場所を事前に確認します。通訳や運転手・車両をまとめて手配しておくと、到着後の移動や現地視察をスムーズに進められます。
スカルノ・ハッタ国際空港は、日本からジャカルタを訪れる際の主要な玄関口です。
しかし、ターミナル間の距離が離れているほか、到着後には入国手続き、通信手段の確保、ドライバーとの合流、市内への移動など、短時間で判断しなければならないことが少なくありません。
帰国時も、ジャカルタ特有の道路渋滞や、広い第3ターミナル内での移動を考慮する必要があります。
本記事では、到着から入国、市内へのアクセス、帰国時の出発手続き、空港内の設備まで、企業担当者が出張前に確認しておきたい情報を順番に紹介します。
ジャカルタの玄関口・スカルノ・ハッタ国際空港の基本情報
スカルノ・ハッタ国際空港の位置と空港コード

スカルノ・ハッタ国際空港(Soekarno-Hatta International Airport、IATAコード:CGK)は、ジャカルタ中心部から西~北西方向に約30km離れた、バンテン州タンゲラン市に位置しています。
スカルノ・ハッタ国際空港は、ジャカルタ首都圏の主要空港であり、日本からジャカルタへ向かう国際線の多くが発着しています。空港コードの「CGK」は、航空券や手荷物タグ、フライト検索などにも表示されるため、出張前に確認しておきましょう。
【補足】
空港名は、インドネシアの初代大統領スカルノと、初代副大統領モハマッド・ハッタに由来します。「Soekarno」の「oe」はインドネシア語の旧正書法で「u」の音を表すため、日本語では「スカルノ」と読みます。
ジャカルタにはスカルノ・ハッタ空港とハリム空港がある
ジャカルタ首都圏の民間航空便で主に利用される空港には、スカルノ・ハッタ国際空港とハリム・ペルダナクスマ国際空港があります。
ハリム・ペルダナクスマ国際空港は、ジャカルタ東部にある空港です。空港コードは「HLP」で、一部の国内線などに利用されています。国際線は基本的にスカルノ・ハッタ国際空港を利用しますが、ジャカルタ到着後にインドネシア国内の別都市へ移動する場合や、国内出張からジャカルタへ戻る場合には、ハリム空港を利用する可能性があります。
第1・第2・第3ターミナルの違い
スカルノ・ハッタ国際空港には、第1・第2・第3の3つの旅客ターミナルがあります。ターミナルによって利用する航空会社や国内線・国際線の区分が異なるため、出発前に航空券や航空会社の公式サイトで確認することが重要です。
第1ターミナル
第1ターミナルは国内線用のターミナルです。ライオン・エアなどの国内線が発着しています。
日本からジャカルタへ到着する国際線で第1ターミナルを直接利用することは通常ありませんが、ジャカルタからインドネシア国内の別都市へ乗り継ぐ場合には、利用する可能性があります。
第2ターミナル
第2ターミナルでは、国内線と一部の国際線が発着しています。LCCに加え、シンガポール航空、タイ国際航空、エミレーツ航空、カタール航空など、一部のフルサービスキャリアも利用しています。
国際線のすべてが第3ターミナルに集約されているわけではないため、日本以外の国を経由してジャカルタへ渡航する場合や、ジャカルタから周辺国へ移動する場合は、利用ターミナルを確認しましょう。
第3ターミナル
第3ターミナルは、2016年に全面開業したスカルノ・ハッタ国際空港で最も新しいターミナルです。ガルーダ・インドネシア航空の国内線・国際線のほか、日本とジャカルタを結ぶ国際線(JALやANA)も発着しています。
日本人のビジネス出張者が最も利用する機会の多いターミナルで、レストラン、カフェ、コンビニ、土産物店、ラウンジなどがあります。
第3ターミナルは国内線エリアと国際線エリアに分かれています。空港内では「Domestic」と「International」の案内表示を確認しながら移動しましょう。
【補足】
共同運航便では、航空券を販売した航空会社と実際に運航する航空会社が異なることがあります。また、航空会社の利用ターミナルは変更される可能性があるため、必ず航空券、航空会社の公式サイト、空港内の案内表示で最新情報を確認してください。
- 参考:JAL「スカルノ・ハッタ国際空港」
ターミナル間の移動方法
第3ターミナルに到着後、国内移動などのため他のターミナルへ移動する際や空港鉄道を利用する際は、電車かシャトルバスを使います。
スカイトレイン
スカイトレインは、インドネシア語で「Kalayang」と呼ばれる、空港内の無料移動用電車です。第1・第2・第3ターミナルと、空港鉄道の駅を結んでいます。
スカイトレインの営業時間は6時~24時で、12~13分間隔の運行です。道路の混雑に左右されにくいため、運行時間内であれば、ターミナル間を移動する際の有力な選択肢です。
シャトルバス
有料・無料のシャトルバスも運行しています。第3ターミナルの場合、どちらも到着ロビーの前から出発します。スカイトレインが運行していない時間帯など、駅までの移動が難しい場合に利用できます。
無料のシャトルバスは、24時間、10~15分間隔で運行しています。このシャトルバスはターミナルの外にも停車するため、スカイトレインよりも移動に時間がかかります。また、ルートの関係で第3ターミナルから第2ターミナルへは遠回りになります。
有料のシャトルバスは6時~24時の営業で、10~20分間隔で運行しています。
運賃は1回5,000ルピア(1ルピア=0.0090円で約45円)で、電子マネーで支払います。Blue Birdの青い車体で「Paid」という表記が目印です。バスによってルートが分かれているため、停車しない場所もあります。その分、無料シャトルバスより目的地まで早く到着できる可能性がありますが、経由地を確認してから乗る必要があります。
ターミナル移動を伴う乗り継ぎでは時間に余裕を持つ
ガルーダ・インドネシア航空の国内線は第3ターミナルを利用しますが、それ以外の国内線は第1または第2ターミナルを利用する場合があります。また、国際線も航空会社によって第2または第3ターミナルに分かれます。
日本から到着後、インドネシア国内線へ乗り継ぐ場合は、一度手荷物を受け取り、入国審査と税関を通過したうえで、国内線のチェックインが必要になることがあります。航空券を別々に予約している場合は特に、十分な乗り継ぎ時間を確保してください。
- 参考:Soekarno–Hatta International Airport「TRANSPORTATION|Terminal Shuttle Service」
スカルノ・ハッタ国際空港に到着してから入国・移動するまでの流れ

日本からの直行便は、原則として第3ターミナルに到着します。入国後の流れはシンプルで、VOA(到着ビザ)の取得(必要な場合)、入国審査、手荷物受け取り、税関、出口とほぼ一直線です。
渡航前にAll Indonesiaを登録する
2025年10月から、インドネシアの空港から入国するすべての国際線旅客は、新しい入国手続きシステム「All Indonesia」への登録が義務付けられています。
All Indonesiaに登録すると、入国管理、税関、健康、検疫に関する到着申告を一括して行えます。登録はインドネシア到着日の3日前からオンラインで可能です。登録完了後に発行されるQRコードは、到着時に提示できるよう、ダウンロードやスクリーンショットで保存しておきましょう。
- Webサイト:インドネシア入国管理総局「All Indonesia」
インドネシアの入国手続き・税関申告システム「All Indonesia」の登録方法・注意事項
2025年に運用が開始されたインドネシアの新しい入国システム「All Indonesia」の、概要や登録方法、利用時の注意点を紹介します。
VOA取得と入国審査

到着ゲートから案内標識に従い、入国審査カウンターに進みます。空港でVOAを取得する場合は、入国審査の手前にある専用カウンターで手続きします。なお、必要なビザは渡航目的や滞在期間によって異なるため、渡航前に確認してください。
スカルノ・ハッタ国際空港の入国審査では、有人ゲートに加え、パスポート情報の読み取りと顔認証による自動ゲートも導入されています。日本国籍者の場合、有効な日本のパスポートと対象となるe-VOA・e-Visaなどを保有し、利用条件を満たしていれば、自動ゲートを利用できます。
【補足】
インドネシア入国管理当局は、自動ゲートの利用可能年齢を、「15歳以上」から「6歳以上」に引き下げたと案内しています。子ども連れの方は、現地の案内に従ってください。
- 参考:Direktorat Jenderal Imigrasi「Anak Usia Enam Tahun Sudah Bisa Gunakan Autogate Imigrasi」
渡航目的によって必要なビザは異なります。工場視察や商談などに適したビザが分からない方は、弊社のインドネシアのビザ申請代行サービスをご確認ください。
手荷物受取と税関申告
ターンテーブルで荷物を受け取ります。規格外の荷物は専用の受取場所があります。
続いて、All IndonesiaのQRコードを提示できるよう準備したうえで、申告対象品の有無に応じたレーンへ進みます。原則、申告対象品がある場合は赤色レーン、ない場合は緑色レーンですが、実際の案内表示や係員の指示に従ってください。
【補足】
申告の有無にかかわらず、税関職員の判断により手荷物検査を受けることがあります。
到着ロビーへ移動
税関を通過すると、第3ターミナルの到着ロビーに出ます。ここには両替所、SIMカードカウンター、コンビニ、飲食店などがあります。
到着ロビーの外には、タクシー、配車サービスの車、バスなどの乗り場があります。乗り場はサービスごとに異なるため、案内表示やアプリに表示されるピックアップ場所を確認してください。送迎を手配している場合は、事前に指定された出口や待ち合わせ場所へ移動します。
必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。
到着後に確認したい通信・両替・待ち合わせの注意点
入国手続きを終えたら、市内へ移動する前に通信手段や支払い方法を確認しておきましょう。送迎担当者や配車サービスと連絡が取れない場合に備え、待ち合わせ場所も事前に具体的に決めておくことが重要です。
SIMカード・eSIM・Wi-Fiを確保する
通信手段は早めに確保しておくのがおすすめです。空港到着後は、現地ドライバーへの連絡や、Grabなどの配車サービスアプリの使用、地図の確認にインターネット接続が必要になることがあります。
出発前にモバイルWi-FiやeSIMを準備していない場合は、カウンターの営業時間中であれば、到着ロビーで現地SIMカードを購入できます。ただし、24時間営業しているわけではないため、深夜・早朝に到着する場合は、日本出発前に通信手段を用意しておくと安心です。
空港内では無料Wi-Fiも利用できますが、接続状況が不安定な場合に備え、重要な連絡先や待ち合わせ場所は事前に保存しておきましょう。
クレジットカードと電子決済を準備する
スカルノ・ハッタ国際空港やジャカルタ市内では、クレジットカードやQRコード決済に対応する店舗が増えています。現金を受け付けない店舗や券売機がある一方、小規模な店舗などでは現金が必要になる場合もあるため、カードと少額のルピアを両方用意しておくと安心です。
クレジットカードは、VisaやMastercardなど国際ブランドの異なるカードを複数枚用意しておくと、通信障害や利用制限が発生した際の備えになります。海外利用が停止されていないか、暗証番号を把握しているかも渡航前に確認しましょう。
【補足】
インドネシアでは、QRISと呼ばれる共通QRコード決済が広く利用されています。OVO、DANA、GoPayなどの電子マネーも普及していますが、外国人の短期滞在者は登録やチャージの条件によって利用できないことがあります。
最低限の現金も用意する
スカルノ・ハッタ国際空港には、ATMや外貨両替所があります。ATMを利用したい場合は、海外のATMで利用できるカードを持っているか、渡航前に確認しましょう。
ジャカルタなど都市部ではクレジットカードやQRコード決済が普及していますが、小規模な店舗、駐車料金、チップなどで現金が必要になることもあります。到着時には、市内までの移動や当面の支払いに使う少額のルピアを用意しておくと安心です。
一方、空港の両替レートは市内の両替所と異なる場合があるため、空港でまず必要な分だけ用意し、残りは市内の銀行や正規の両替所を利用する方法もあります。
非公認タクシーの勧誘に注意する
到着ロビーやタクシー乗り場周辺では、個人のドライバーや送迎サービスから声をかけられることがあります。料金や運行会社が明確でない車両には乗らず、空港の正式なタクシー乗り場や配車サービス、事前予約した送迎サービスを利用しましょう。
現地ドライバー・通訳との待ち合わせ場所を決める
現地ドライバーや通訳による出迎えを手配している場合は、待ち合わせ場所を事前に具体的に決めておきましょう。通信できない場合に備え、一定時間会えなかった場合の集合場所も決めておくと安心です。
弊社では、空港送迎だけでなく、車両・ドライバー・通訳・訪問先とのアポイントまで手配できます。インドネシア現地視察支援サービスの詳細はこちらをご覧ください。
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スカルノ・ハッタ国際空港からジャカルタ市内へのアクセス

スカルノ・ハッタ国際空港からジャカルタ市内へは、専用送迎、タクシー、Grab、空港鉄道、空港バスなどで移動できます。
荷物の量、到着時間、目的地、道路の渋滞状況によって適した手段が異なります。初めてのジャカルタ出張や複数人での移動では専用送迎やタクシー、移動時間を読みやすくしたい場合は空港鉄道が候補になります。
タクシー・配車サービス(Grabなど)
タクシーやGrabは、空港からホテルや訪問先までドアツードアで移動できる、柔軟で利用しやすい手段です。荷物が多い場合、複数人で移動する場合、早朝・深夜に到着する場合にも選びやすいでしょう。
タクシーは、空港の正式な乗り場から利用します。メーター制の場合は、乗車後にメーターが作動しているか確認し、目的地の住所や地図を運転手に提示しましょう。
Grabを利用する場合は、アプリで車両を手配し、表示されたピックアップポイントへ移動します。スカルノ・ハッタ国際空港では配車サービス用の乗り場が指定されているため、アプリの案内や空港内の表示を確認してください。料金は予約時に確認できます。
自動車移動は便利ですが、渋滞の影響を受けやすいのが難点です。ジャカルタでは時間帯や天候によって所要時間が大きく変わるため、到着後に商談や会議を予定している場合は、余裕のあるスケジュールを組みましょう。
【補足】
タクシー、配車サービスともに、運賃とは別に、高速道路料金や空港関連料金などが加算される場合があります。
専用送迎・ホテル送迎
宿泊するホテルが空港送迎サービスを提供している場合は、利用を検討しましょう。特に、初めてジャカルタを訪れる場合、複数人で移動する場合、深夜・早朝に到着する場合には安心感があります。
ホテルに送迎サービスがない場合は、旅行会社や現地支援会社を通じて専用車を手配する方法もあります。到着便、利用ターミナル、乗車人数、荷物の量を事前に伝えておけば、現地ドライバーと待ち合わせたうえで、ホテルや視察先へ直接移動できます。
予約時には、高速道路料金、駐車料金、空港待機料金が料金に含まれているか確認してください。フライトが遅延した場合の対応や、ドライバーとの連絡方法も事前に共有しておくと安心です。
空港鉄道
スカルノ・ハッタ国際空港とジャカルタ市内の間では、空港鉄道「KA Bandara Soekarno-Hatta(略称:Commuter Line Basoetta)」が運行しています。英語では「Airport Train」などと案内されることもあります。
空港側の駅は、SHIA(Soekarno-Hatta International Airport Station)です。第1ターミナルと第2ターミナルの間に位置しており、第3ターミナルからはスカイトレインなどで空港駅へ移動します。
空港鉄道は、終点のManggarai(マンガライ)まで複数の駅に停車します。ビジネス街として知られるSudirman(スディルマン)地区へ向かう場合は、BNI City駅が候補になります。空港からBNI City駅までの所要時間は約40分、終点のマンガライ駅までは約45分です。運行時間は朝6時台から夜11時台までで、深夜・早朝は利用できません。
【補足】
運行時間や本数は変更される可能性があります。深夜・早朝は利用できない時間帯があるため、渡航前に公式予約サイトで最新の時刻を確認してください。チケットは公式サイトや駅の券売機などから購入できます。
DAMRI空港バス
スカルノ・ハッタ国際空港からの移動には、国営バス会社DAMRI(ダムリ)の空港バスを利用できます。路線は、ジャカルタ市内の主要エリアのほか、ボゴール、ブカシ、チカランなど、郊外の都市にも設定されています。
運賃、運行時間、本数は路線によって異なります。チケットは空港の乗り場やカウンターのほか、路線によってはDAMRIの公式サービスやオンライン予約から購入できます。利用前に、目的地、乗り場、当日の運行状況を確認してください。
DAMRIのほか、Big BirdやSinar Jayaなども、空港とジャカルタ首都圏・周辺都市を結ぶバスやシャトルを運行しています。
- 参考:Soekarno–Hatta International Airport「TRANSPORTATION|Land Transportation」
出張者におすすめの移動手段
移動手段は、料金だけでなく、訪問人数、荷物、到着時間、目的地、移動後の予定を踏まえて選びましょう。
| 移動手段 | 向いているケース | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 専用送迎・ホテル送迎 | 初回出張、複数人、深夜・早朝着 | 待ち合わせが明確で、目的地まで直接移動できる | 事前予約と料金条件の確認が必要 |
| タクシー | 1~3人、荷物が多い場合 | ドアツードアで利用しやすい | 渋滞で時間・料金が増えることがある |
| Grab | アプリを使い慣れている場合 | 予約時に料金や車両情報を確認しやすい | 指定のピックアップ場所まで移動する必要がある |
| 空港鉄道 | 渋滞を避けたい場合、BNI City・Manggarai方面 | 所要時間を読みやすい | 駅から目的地まで別の移動が必要 |
| DAMRI空港バス | 費用を抑えたい場合、目的地が停留所に近い場合 | 比較的安く、市内・周辺都市への路線がある | 渋滞の影響と乗り換えに注意 |
初めてジャカルタを訪れる場合や、到着後すぐに視察・商談へ向かう場合は、専用送迎またはホテル送迎が安心です。ドライバーとの待ち合わせ場所を事前に決めておけば、到着後の移動をスムーズに始められます。事前に手配していない場合は、タクシーの利用も選択肢になります。
1人または少人数で、目的地が駅から近く、道路渋滞が激しい時間帯に移動する場合は、空港鉄道も検討できます。ただし、駅からホテルや訪問先までの移動方法もあらかじめ確認しておきましょう。
複数人での現地視察や、1日に複数の訪問先を回る場合は、空港からの移動だけでなく、その後も利用できる専用車を手配すると効率的です。
帰国時の出発手続きと空港へ向かう際の注意点

帰国時は、利用ターミナル、チェックイン締切時間、市内から空港までの所要時間を事前に確認しておきましょう。
特に帰国日に商談や視察を入れる場合は、空港までの移動時間だけでなく、チェックイン、保安検査、出国審査、搭乗口までの移動時間も含めて、余裕のある日程を組むことが重要です。
利用ターミナルを航空券で確認する
日本行きのJAL、ANA、ガルーダ・インドネシア航空の直行便は、原則として第3ターミナルから出発します。
ただし、共同運航便では、航空券を販売した航空会社と実際に飛行機を運航する航空会社が異なる場合があります。また、空港側の運用やフライトの変更により、利用ターミナルやチェックインカウンターが変わる可能性もあります。
帰国日の前日または当日に、航空券や航空会社のアプリ、公式サイトで次の項目を確認しましょう。
- 空港コードがスカルノ・ハッタ国際空港の「CGK」であること
- 利用ターミナル
- 運航航空会社
- 便名と出発時刻
- フライトの遅延・欠航情報
ジャカルタ市内から空港へ向かう時間
ジャカルタ市内からスカルノ・ハッタ国際空港までの所要時間は、出発地や時間帯、天候、道路状況によって大きく異なります。
国際線を利用する場合の空港到着時間は、一般的に、出発時刻の2~3時間前が推奨されています。ただし、繁忙期などはチェックインに時間がかかる場合もあります。特別な注意喚起や案内があるかどうか、搭乗する航空会社の案内を確認しておくと安心です。
移動やチェックインに時間がかかることが予想される場合は、、通常より時間に余裕を持つことをおすすめします。空港に出発時刻の3~3.5時間前には到着できるスケジュールで移動するとよいでしょう。具体的には、以下のようなケースです。
- 平日の朝夕など、道路が混雑しやすい時間帯
- 雨季の強い雨が予想される日(特に午後)
- ジャカルタ中心部以外の工業団地や郊外から向かう場合
- 繁忙期などチェックインに時間がかかる可能性がある場合
- 複数人や大きな荷物を伴う移動
- 免税手続きや特殊な手荷物の預け入れがある場合
- ターミナル移動を伴う国内線からの乗り継ぎ
帰国日に商談を設定する場合は、終了時刻だけでなく、訪問先から空港までの移動経路も踏まえて調整しましょう。重要な会議を出発直前まで入れず、渋滞などで移動が遅れても間に合うよう、余白を確保することが大切です。
空港送迎や視察先への移動、帰国便に合わせた日程の組み方についてお悩みの方は、こちらから弊社へご相談ください。
チェックインから搭乗までの流れ
第3ターミナルに到着したら、出発フロアで航空会社のチェックインカウンターを確認します。チェックインから搭乗までは、通常、次のような流れになります。
- 航空会社のチェックインカウンターを確認する
- 搭乗手続きと手荷物の預け入れを行う
- ゲートをくぐり保安検査を受ける
- 出国審査を受ける
- 搭乗口を確認する
- 搭乗開始時刻までに搭乗口へ移動する
オンラインチェックインを済ませている場合でも、預け入れ手荷物がある人や、渡航書類の確認が必要な人は、航空会社のカウンターに立ち寄る必要があります。航空会社の案内を確認してください。
また、搭乗口や搭乗時間は変更される場合があるため、チェックイン後も空港内のモニターや航空会社のアプリを時々確認すると安心です。
第3ターミナルでは搭乗口までの移動時間に注意
第3ターミナルは横に長く、チェックインカウンターや出国審査場から搭乗口まで距離がある場合があります。出国審査を通過した後も、土産物店やラウンジで長時間過ごさず、先に搭乗口の場所を確認しておきましょう。
搭乗口が遠い場合や、混雑している場合には、移動に想定以上の時間がかかることがあります。空港内の動く歩道を利用できる場所もありますが、大きな荷物がある場合や、移動に時間を要する同行者がいる場合は、さらに余裕を持って行動してください。
国内線から国際線へ乗り継ぐ場合
インドネシア国内の別都市からジャカルタへ移動し、そのまま日本行きの国際線へ乗り継ぐ場合は、次の項目を事前に確認しましょう。
- 乗り継ぎ便のチェックイン締切
- 国内線の到着ターミナル
- 国際線の出発ターミナル
- 手荷物の最終到着地
- 搭乗券が日本行きの便まで発行されているか
- ターミナル間の移動方法
- 国内線が遅延した場合の対応
ガルーダ・インドネシア航空の国内線は国際線と同じ第3ターミナルを利用しますが、他の航空会社の国内線は、第1または第2ターミナルに到着する場合があります。その場合は、スカイトレインやシャトルバスを利用して、第3ターミナルへ移動します。
また、手荷物が最終目的地までスルーチェックインされていなければ、一度荷物を受け取った後に、第3ターミナルのチェックインカウンターで預ける必要があります。
- 参考:ANA「ジャカルタ|空港ガイド」
スカルノ・ハッタ国際空港の飲食店・ラウンジ・ホテル・お土産
第3ターミナルには、レストランやカフェ、コンビニ、ラウンジ、土産物店がそろっています。ただし、利用できる施設は、出国手続き前のランドサイドと、手続き後のエアサイドで異なります。各飲食店・土産物店などの位置は、空港内の案内板や当日のフロアマップで確認してください。
【補足】
深夜・早朝の時間帯は、閉店する飲食店や売店もあります。利用するフライトの時間によっては、食事やお土産物のショッピングは、ある程度事前に済ませておきましょう。
飲食店・カフェ・コンビニ

日本便が発着する第3ターミナルには、インドネシア料理店、ファストフード店、カフェ、ベーカリー、コンビニなど、多くの飲食店があります。
ランドサイド(チェックインカウンター周辺)の店舗は、出国手続き前に利用できます。同行者や現地スタッフとの打ち合わせ、チェックイン開始前の食事にも便利です。
出国審査後のエアサイド(出発エリア)にも、飲食店や土産物店などがあります。ただし、第3ターミナルは横に長く、搭乗口によっては飲食店が集まるエリアから離れている場合があります。
食事や買い物をする前に、搭乗口の位置と搭乗開始時刻を確認しておきましょう。搭乗口が遠い場合は、店舗を選ぶ時間や移動時間も考慮する必要があります。
ラウンジ・Wi-Fi・充電場所

第3ターミナルには、JAL、ANA、ガルーダ・インドネシア航空などの航空会社や外部事業者が運営するラウンジがあります。日本行きの便を利用する場合、搭乗クラス、マイレージ会員資格、クレジットカードなどの条件によって、利用できるラウンジが異なります。また、特に深夜・早朝便を利用する場合は、ラウンジの営業時間を事前に確認しましょう。
空港内では無料Wi-Fiを利用でき、充電場所も用意されています。ただし、オンライン会議や長時間のパソコン作業を予定している場合は、空港Wi-Fiだけに依存せず、eSIMやモバイルWi-Fiも準備しておくと安心です。
空港ホテル

スカルノ・ハッタ国際空港には、各ターミナルに直結または近接するホテルがあります。早朝便の前泊、国内線・国際線の乗り継ぎ、フライト前の短時間休憩などに便利です。
第3ターミナル直結のホテルは、以下のとおりです。
- Anara Airport Hotel(アナラエアポートホテル):国際線ターミナル側の4つ星ホテル。
- Grand Anara Airport Hotel(グランド アナラエアポートホテル):国内線側のホテル。国際線側からは徒歩10分ほどです。
- d’primahotel Airport Jakarta Terminal 3 Wellness Center(ディ・プリマホテルジャカルタ・ターミナル3・ウェルネスセンター):出発前のショートステイも可能なホテル。
- Digital Airport Hotel Terminal 3(デジタルエアポートホテル・ターミナル3):国際線到着エリア付近のカプセルホテル。
ホテルを利用する際は、予約前に、ホテルの位置、利用する便の出発・到着エリア、チェックイン可能時刻を確認しましょう。短時間の休憩やシャワーのみを希望する場合は、ショートステイの有無をホテルへ直接確認してください。
空港で買えるお土産

第3ターミナルには、コーヒー、チョコレート、菓子、工芸品などを扱う店舗があります。取引先向け、社内配布用、自宅用など、渡す相手と持ち運びやすさを考えて選びましょう。
【補足】
品ぞろえは店舗によって異なります。また、深夜・早朝は土産物店が閉店している場合があります。
コーヒー
インドネシア各地には、スマトラ、ジャワ、スラウェシ、バリなど、多くのコーヒー産地があります。また、ジャコウネコが食べたコーヒー豆を利用するKopi Luwak(コピ・ルアック)も有名です。
インドネシアには、粉に直接お湯を注いで沈殿させ、上澄みを飲む「Kopi Tubruk(コピ・トゥブルック)」という伝統的な飲み方もあります。お土産のコーヒーもインスタントではなく、沈殿させる「bubuk(粉)」タイプのことがあります。
粉だけでなく、手軽に使えるドリップバッグも販売されているため、産地や焙煎方法だけでなく、抽出方法を確認して選びましょう。
チョコレート
インドネシアには多くのチョコレートブランドがあります。代表例として、ジョグジャカルタのMonggo、バリのJungle Gold、インドネシアで広く親しまれているSilverQueenなどがあります。
ポッキー、コアラのマーチ、キットカットなど、日本でも知られる菓子のインドネシア版も、社内配布用にもできるカジュアルなお土産になります。インドネシアや東南アジア限定のフレーバーが販売されていることもあります。
ドライフルーツ・スナック
軽くて持ち運びやすく、比較的保存しやすいドライフルーツもお土産に向いています。マンゴー、バナナ、パイナップル、ジャックフルーツなど、南国らしい果物の商品があります。
フルーツ以外では、Singkong(シンコン)と呼ばれるキャッサバのチップスや、テンペチップスもインドネシアらしいスナックです。社内配布用には、個包装の商品や、割れにくい容器に入った商品を選ぶとよいでしょう。
工芸品
バティック製品、伝統的な織物、木製の小物なども、インドネシアらしいお土産です。持ち運びやすく用途が分かりやすい、ポーチ、ネクタイ、小箱なども、会社関係者へのお土産に向いています。
映像でみるインドネシアのスカルノ・ハッタ国際空港
スカルノ・ハッタ国際空港第3ターミナルでお食事

こちらは、スカルノ・ハッタ国際空港第3ターミナルのチェックインカウンター周辺の様子です。一つひとつは大きくないものの、色々な飲食店が並んでいる様子がわかります。
スカイトレインでターミナル間移動

こちらはスカルノ・ハッタ国際空港のスカイトレインの乗り方を説明する動画です。第3ターミナルの駅は、到着ロビーの上・出発ロビーの下に位置します。「SkyTrain」または「Kalayang」の案内に従って駅を目指しましょう。
電車を待つ際は日本と同じく、EXITの印があるドアの前を空け、ENTERのラインに沿って並びます。
空港送迎と帰国時の移動まで事前に準備する
スカルノ・ハッタ国際空港第3ターミナルには、飲食店、ラウンジ、ホテル、通信・両替サービスなどが整っています。近代的な整ったターミナルで、入国手続きやターミナル内の移動、買い物などで困ることは通常あまりありません。
一方、特に到着時には、通信、支払い、移動手段の確保など、検討すべきことが多いため、事前に準備できるものはできるだけ整えてから渡航するのがおすすめです。All Indonesiaへの登録も、忘れずに済ませておきましょう。
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【補足】
本記事の情報は、記事執筆時点のものです。お出かけの際は、空港、航空会社、バス・鉄道会社などからの最新情報をご確認ください。
必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。
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