インドネシアの検疫対象リストの確認方法と注意点

公開
2026/06/07
更新
2026/06/21
この記事は約8分42秒で読めます。
最も多いお悩みと回答

インドネシアへ輸出する商品が検疫対象かどうかは、どこで確認できますか?

インドネシアの検疫対象商品は、インドネシア検疫庁規則の品目表で確認できます。動物、魚、植物と、それらに関連する商品が対象となり、HSコードも掲載されています。

加工食品や自社使用の商品も、検疫対象になりますか?

加工済みの商品や、自社工場・店舗で使用する商品であっても、一律に対象外になるわけではありません。食肉加工品、水産加工品、飼料、植物由来原料を含む商品などは、検疫対象になる可能性があります。

検疫を通過すれば、インドネシアで輸入・販売できますか?

検疫は、輸入時に確認すべき規制の一つです。商品によっては、輸入承認(PI)、BPOM登録、ハラール対応、SNI認証、食品表示、輸入場所の指定なども確認する必要があります。複数の規制が重なることがあるため、初回輸出では商品ごとに確認しましょう。

自社製品の輸出を相談する

インドネシアへの輸入にあたって、検疫は、対象品目のリストを確認すれば終わりというものではありません。

実際には、同じ水産加工品や植物由来品でも、HSコード、原材料、加工度、用途によって扱いが異なる可能性があり、なかには追加の情報や書類の提出、検査などが必要なものもあります。準備の際は、検疫対象リストを見るだけでなく、商品ごとの条件と手続きの流れまで押さえておきましょう。

また、書類をそろえるだけでなく、現物検査に備えた品質管理や社内体制の確認も欠かせません。

初めての輸入の際、検疫でつまづかないよう、本記事で対象品目や検査の流れなどの基本を押さえてください。

インドネシア進出セミナー
経済の基礎情報と進出メリット解説
参加無料 10月28日水 14:00〜15:00
無料で申し込む お申し込み希望者はこちらをクリック! オンライン開催

セミナー参加者限定の特典として、当日の投影資料を共有いたします。さらに、インドネシア進出に必要な情報を全116ページにまとめた『インドネシア進出ハンドブック』も無料でご提供します。セミナー内容の振り返りはもちろん、社内のチームメンバーへの情報共有にもぜひご活用ください。

インドネシアへの輸入時に必要な「検疫」とは

インドネシアの検疫制度は、海外から病害虫や感染症が持ち込まれることを防ぎ、国内の動物、魚、植物などを守るための制度です。生鮮品だけでなく、食肉加工品、水産加工品、飼料、植物由来原料を含む商品なども、検疫対象になる可能性があります。

基本法は、動物・魚・植物の検疫に関する「2019年法律第21号」です。同法では、動物、魚、植物だけでなく、食品、飼料、遺伝子組換え製品、生物資源、外来種なども含む幅広い管理の枠組みが定められています。

インドネシアでは、動物、魚、植物の検疫をインドネシア検疫庁(Barantin:Badan Karantina Indonesia)が所管しています。検疫庁は大統領直属の非省庁政府機関で、動物検疫、魚類検疫、植物検疫を一体的に扱っています。

検疫の手続きは、主に輸入側が行います。輸出側は、必要に応じて商品の情報や書類を提供します。

インドネシアでの輸入・流通には、現地の輸入業者やディストリビューターとの連携が欠かせません。弊社では、候補企業とのマッチングや商談設定を支援しています。輸出販売ビジネス支援サービスの詳細は、こちらをご覧ください。

インドネシア経済の魅力について

インドネシアの検疫対象リスト:代表的な商品

インドネシアの検疫対象商品

特定の商品が検疫対象かどうかを確認する具体的な方法の前に、インドネシアで検疫対象となる代表的な商品を紹介します。

【補足】
以下で紹介するのは、あくまでも代表例です。各分類に該当する商品が、すべて一律に検疫対象になるとは限りません。また、一覧にない商品でも検疫対象になる場合があります。

このセクションでわかること(クリックすると該当箇所へ移動します)

動物・畜産物に関する主な検疫対象

動物検疫では、生きた動物だけでなく、動物由来の商品も確認対象になります。

分類代表例
生体動物牛、豚、鶏、ペット、実験動物など
食肉・畜産物牛肉、豚肉、鶏肉、内臓、卵、乳製品など
加工品食肉加工品、動物由来原料を含む商品の一部など
非食品皮革、骨、角、羽毛など
飼料関連動物飼料、ペットフードなど

動物検疫の対象商品のなかには、衛生証明書(Health Certificate)などの証明書に加え、輸出施設の認定や輸入承認(PI)が必要なものもあります。

食肉や動物由来原料を含む加工品については、「加工済みだから検疫対象外」と安易に判断せず、個別に確認しましょう。

魚・水産物に関する主な検疫対象

魚類検疫では、生きた魚、冷蔵・冷凍水産品、水産加工品、飼料用水産物などが対象になります。

分類代表例
生きた水産動物魚、甲殻類、貝類、観賞魚など
食用水産品冷蔵・冷凍の魚介類、切り身など
水産加工品加工済みの魚介類、藻類加工品の一部など
養殖・飼料関連種苗、水産物由来の飼料原料の一部など

魚・水産物のなかにも、輸出施設の認定や輸入承認(PI)が必要なものがあります。

植物・農産物に関する主な検疫対象

植物検疫では、種子や苗、野菜、果物、穀物、茶、木材などが確認対象になります。

分類代表例
栽培・繁殖用種子、苗木、球根、挿し木など
生鮮品野菜、果物、切り花など
農産物穀物、豆類、茶葉、コーヒー豆、香辛料など
木材関連木材、未加工木材を使用した梱包材など
植物由来品植物由来の原材料を含む商品の一部など

必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。

記事の検索

特定の商品が検疫対象か調べる方法

検疫対象となる商品の中心的なリストは、「2024年インドネシア検疫庁規則第1号」で定められ、「2025年インドネシア検疫庁規則第5号」によって一部改正されました。実務では、改正後のリストを確認する必要があります。

【補足】
規則は改正される可能性があります。常に最新情報を確認するようにしましょう。

このセクションでわかること(クリックすると該当箇所へ移動します)

1. 最初に商品情報を整理する

対象商品を調べる前に、次の情報を整理します。

確認項目内容
商品名日本語・英語・インドネシア語の商品名
HSコード日本側とインドネシア側で使用するコード
原材料動物、魚、植物に由来する成分の有無
加工方法加熱、乾燥、冷凍、粉砕、発酵など
温度帯常温、冷蔵、冷凍
用途小売、飲食店向け、工場用、自社使用、サンプルなど
原産国原料と完成品の原産国
製造施設製造、加工、と畜、保管を行う施設
輸送条件輸入場所、木包装材の使用、荷姿(梱包形態)など

同じ商品名でも、原材料や加工方法が違えば、必要な手続きが変わることがあります。現地の輸入者や通関業者に相談する際も、これらの情報が必要です。

2. HSコードから対象品目を確認する

まず、「インドネシア関税率表(BTKI)」やオンライン検索システム「INTR(Indonesia National Trade Repository)」でHSコードを特定します。

続いて、そのHSコードの商品が2025年インドネシア検疫庁規則第5号によって改正された品目表に掲載されているか確認します。

ただし、HSコードだけで判断できない場合もあります。同じHSコードの範囲に複数の商品が含まれる場合や、原材料、加工度、用途によって追加確認が必要になる場合があるためです。

検疫庁規則の品目表(例)

検疫庁規則の品目表

こちらは、2025年インドネシア検疫庁規則第5号の「輸入・輸出時に動物・魚・植物検疫の検査が義務付けられる品目」の最初のページです。動物検疫の検査対象品目一覧(輸入)の部分で、生きた馬(Kuda)やロバ(Keledai)がリストアップされています。

植物由来生鮮食品の追加確認

植物由来の商品では、病害虫だけでなく、食品安全規制も確認します。特に、植物由来生鮮食品(PSAT:Pangan Segar Asal Tumbuhan)は、残留農薬などに関する食品安全規制も確認し、必要に応じて定められた方法による検査を受けます。

植物関連品では、HSコードだけでなく、検疫庁の植物検疫ページで品目別・原産国別の追加条件も確認しておくと安心です。

3. 現地の輸入者や専門家に個別確認する

リストで調べた後は、現地の輸入者、通関業者、物流会社などに確認します。

特に、初めて輸出する商品、複数の原材料を含む加工品、畜産物、水産食品、生鮮農産物では、リストを見ただけでは判断が難しい場合があります。商品仕様書、成分表、製造工程表、HSコード候補を共有し、出荷前に必要書類を確定しましょう。

自社の商品が検疫対象になるのか、どの規制から確認すべきか判断が難しいケースもあります。ぜひ一度、こちらからご相談ください。

月額5万円のインドネシア進出支援

「インドネシア進出を前向きに検討しているものの、コンサルティング費用に月額20万〜30万円をかけるのは悩ましい。」そんな企業様にも気軽にご利用いただけるよう、弊社では月額5万円のインドネシア進出支援サービスをご提供しています。

  • 定期的なオンライン会議と随時のメール相談を通じて、初めてのインドネシア進出を丁寧にサポートいたします。月1回のオンライン会議に加え、ご不明点やご相談にも迅速に対応いたします。
  • インドネシア市場への本格的な進出に先立ち、現地での販売を担うディストリビューターやインポーターとの業務提携を円滑に進められるよう、提携候補先の選定やマッチングをサポートいたします。
  • 現地企業への継続的なフォローアップを実施します。面談や商談を行った企業との円滑なコミュニケーションを支援し、次回の商談や具体的なビジネス機会の創出につなげます。
Google
A I profile picture
A I
Google star 1Google star 2Google star 3Google star 4Google star 5Trustindex は、レビューの元のソースが Google であることを確認します。
柳沢社長が本当に親身に相談にのっていただける方で本当に助かりました。 インドネシア人を代表に会社設立をする際は、注意しなければならないことが沢山あります。 リスクヘッジする上での引出しを沢山もっていらっしゃいますし、日本人なので安心して話ができます。
Google
中井潤郎 profile picture
中井潤郎
Google star 1Google star 2Google star 3Google star 4Google star 5Trustindex は、レビューの元のソースが Google であることを確認します。
初めてインドネシアの進出相談をしたのが2025年10月頃からでした、その後、2026年1月末にインドネシアへの視察にあたり、カケモチさんから企業の紹介を受け訪問、たいへん有意義な視察となりました。また、その後もアドバイスや企画提案を受け、たいへん助かっております。インドネシアへの進出には多くの課題がありますが、カケモチさんの助言を受けて、近い将来、実現できると確信しています。信頼のおける会社さんだと思います。
Google
(work) Okamoto profile picture
(work) Okamoto
Google star 1Google star 2Google star 3Google star 4Google star 5Trustindex は、レビューの元のソースが Google であることを確認します。
インドネシア進出の相談をする際、進出したい事業の規模などに合わせて、なにが最適かまで丁寧にご提案してもらえる会社さんです。また、現地マーケティングのためのインドネシア人スタッフの採用に関しても求める人材にマッチした人材候補者を探してくれます。インドネシアの市場から法人の設立の仕方などいつも詳細を丁寧に教えてくださいます。
Google
Hi Mamat profile picture
Hi Mamat
Google star 1Google star 2Google star 3Google star 4Google star 5Trustindex は、レビューの元のソースが Google であることを確認します。
インドネシア市場の理解力が非常に高く、相談すればきっと解決策を提案してくれる企業です。 ここまでインドネシアの色々な業種、業界において詳しい会社は多くないはずです。
Google
長谷川智紀 profile picture
長谷川智紀
Google star 1Google star 2Google star 3Google star 4Google star 5Trustindex は、レビューの元のソースが Google であることを確認します。
インドネシア進出に関する相談、最新の政府規制情報や各種ビザ手続きなど、いつも非常に丁寧にわかりやすくご対応いただいております。インドネシア人スタッフの皆さんの日本語能力も高くテキパキと手続きを進めていただけるので大変信頼できるコンサル会社さんです。
Google
Morita Kenichi profile picture
Morita Kenichi
Google star 1Google star 2Google star 3Google star 4Google star 5Trustindex は、レビューの元のソースが Google であることを確認します。
インドネシア関連の案件でカケモチさんとよくやり取りさせていただいておりますが、現地事情に詳しく、質問に対し迅速かつ的確な回答をいただいております。おすすめです。
Google
Ryo Oki profile picture
Ryo Oki
Google star 1Google star 2Google star 3Google star 4Google star 5Trustindex は、レビューの元のソースが Google であることを確認します。
インドネシアへの事業展開を検討する上で、ご相談させていただいております。 代表の方はインドネシア事情に詳しく、現地での人脈も豊富です。 スモールスタートで海外展開を始めたい企業にマッチしたご支援内容があると思います。
Google
井上知子l profile picture
井上知子l
Google star 1Google star 2Google star 3Google star 4Google star 5Trustindex は、レビューの元のソースが Google であることを確認します。
ビザ更新や色々な手続きでいつもお世話になっています。 イレギュラーな対応にも真摯に丁寧に対応いただき、いつも本当に感謝しています。 インドネシアにいる現地スタッフも日本語が堪能で、日本の文化も良く理解されていて、安心してお任せできます。

検疫対象品をインドネシアへ輸入する際の流れ

検疫対象品をインドネシアへ輸入する際の流れ

ここでは、一般的な流れを説明します。必要な手続きは、商品によって異なります。

このセクションでわかること(クリックすると該当箇所へ移動します)

1. 商品情報と輸入条件を確認する

最初に、HSコード、原材料、加工方法、用途、原産国、製造施設、輸入場所などを整理します。

そのうえで、検疫対象リストを確認し、現地の輸入者や通関業者と必要な手続きをすり合わせます。商品によっては、輸入関連の許認可や施設認定の対応を先に行う必要があります。

2. 原産国側で必要書類を準備する

必要書類の代表例としては、次のようなものが挙げられます。

書類主な対象例
衛生証明書
(Health Certificate)
動物、畜産物、水産食品など
植物検疫証明書
(Phytosanitary Certificate)
植物、農産物、種子など
分析証明書 (Certificate of Analysis:CoA)PSAT対象品の残留農薬等検査など
インボイス・パッキングリスト通関時の基本書類
輸入許可関連書類商品ごとに必要な場合
※必要な証明書の名称、様式、発行機関は、品目によって異なります。

証明書によっては、日本を出発した後に追加取得することが難しいものがあります。書類の名称だけでなく、発行機関、記載事項、取得時期も確認しましょう。

3. 検疫検査申請を行う

輸入者は、INSW(インドネシア・ナショナル・シングル・ウィンドウ)ポータルにログインし、税関・検疫関連の申請システムであるSSmQCを通じて検疫検査を申請します。

申請時には、商品情報、輸送情報、原産国側で取得した証明書など、対象品目に応じた情報・書類を提出します。

4. 必要に応じてPrior Noticeを提出する

商品によっては、輸出国側から検疫の事前通知(Prior Notice)を提出します。Prior Noticeは、動物、魚、植物およびそれらの製品などについて、インドネシア検疫当局に対して輸出・到着情報を事前に通知する手続きです。

Prior Noticeが必要な商品の場合、輸出者または発送者が専用Webページから出発前に提出します。

5. 到着後に申告し、必要な検査を受ける

貨物が指定された港や空港に到着した後、輸入者は必要書類を提出し、検疫上の確認を受けます。

商品によっては、書類確認だけでなく、現物検査、サンプリング、検体検査、隔離、消毒などが行われます。条件を満たしていることが確認されると、証明書類が発行され、検疫上の手続きが完了します。

【補足】
検疫対象となる商品の搬入・搬出場所は、検疫庁により別途定められています。利用予定の港や空港で対象商品を取り扱えるか、事前に確認しましょう。

インドネシアへの輸入に関しては、輸入者が大きな役割を担います。輸出・輸入を自社で完結させるため、現地拠点を設立したい方は、まず、インドネシア進出の基本事項をまとめた「インドネシア進出ハンドブック」をこちらからダウンロードしてみてください。

インドネシアで挑戦する人々
― ビジネス最前線の声
インドネシアのお菓子市場についてグリコのマーケティング担当者にインタビューを行いました。インドネシア人のお菓子に対する嗜好性やトレンドなどをお伺いしています。
続きを読む

インドネシアへの検疫対象品の輸入でよくある注意点

このセクションでわかること(クリックすると該当箇所へ移動します)

加工品・サンプル品・自社使用品も、安易に対象外と判断しない

加工済みの商品、少量のサンプル、自社工場で使う原材料であっても、一律に検疫対象外になるとは限りません。

特に、食肉加工品、水産加工品、ペットフードなどは、商品名だけでは判断できない場合があります。展示会用のサンプル、試作品、郵送品、手荷物として持ち込む商品であっても、検疫やその他の輸入規制について、出荷前に確認しましょう。

木製パレットや木箱に注意する

機械、金属製品、日用品など、商品自体が検疫対象でないものでも、梱包材の確認は必要です。

未加工の木材を使ったパレット、木箱、貨物固定用の木材などは、植物病害虫を運ぶ可能性があります。木包装材を使用する場合は、国際基準ISPM 15に沿った処理が行われ、IPPCマークが付されたものを選びます。

一方、合板など、病害虫リスクを除去する方法で加工された木材は対象外です。

商品だけでなく、製造・加工・保管施設も確認する

牛肉、水産食品などでは、商品そのものの検査だけでなく、製造、加工、と畜、保管を行う施設の認定が必要になる場合があります。

未認定の施設で製造・加工した商品は、必要な証明書を取得できない可能性があります。原材料の調達先や加工委託先を決める段階から、条件を確認しましょう。

植物由来生鮮食品は、病害虫と食品安全の両方を確認する

前述のとおり、野菜、果物、穀物、茶などの植物由来生鮮食品では、病害虫の有無に加え、残留農薬などに関する食品安全規制も確認します。対象品目によっては、ロットごとの検査、検疫の事前通知(Prior Notice)、分析証明書などが必要です。

検疫以外の規制と輸入場所も、出荷前に確認する

検疫は、輸入手続きの一部です。

食品や畜産物では、商品に応じて、BPOM登録、ハラール対応、食品表示なども確認します。輸入承認(PI)、SNI認証、商品バランス(Neraca Komoditas)、輸入場所の指定などが関係する商品もあります。

輸出者、輸入者、通関業者、物流会社の役割分担を整理し、必要書類とスケジュールを出荷前に確定しましょう。

映像でみるインドネシアの検疫

このセクションでわかること(クリックすると該当箇所へ移動します)

検疫対象商品の現物検査

検疫対象商品の現物検査

この動画は、中部ジャワ州スマランのTanjung Emas(タンジュン・エマス)港に到着した商品の現物検査の様子です。冒頭に登場する運送会社の職員と検疫所の職員が、貨物を確認しています。

現地では運送会社が事前に提出した書類と商品が一致しているかどうかが確認され、コンテナに「インドネシア検疫当局により検査済み」のシールが貼られました。

線虫検出で輸入タマネギ86.4トンを廃棄

線虫検出で輸入タマネギ86.4トンを廃棄

インドネシア検疫庁は、2025年2月、オランダから輸入されたタマネギ86.4トンを高温焼却により廃棄しました。検査の結果、検疫対象植物病害虫(OPTK)にあたる有害な線虫が検出されたためです。

検疫庁は、この線虫が国内に広がった場合、インドネシアの農業に最大約731億ルピア(約6.6億円)の損失をもたらす可能性があると説明しています。

このように、検疫対象の輸入品は、書類や許認可が整っていても、実際の検査で病害虫が確認されれば廃棄などの措置を受ける可能性があります。

【補足】
円表記は、2026年6月1日のレート(1ルピア=0.0090円)で換算したものです。

検疫・輸入規制は商品ごとの条件を確認

インドネシアでは、動物、魚、植物と、それらに関連する商品が検疫対象の候補になります。自社使用品やサンプル品であっても、一律に対象外とは限りません。

検疫対象になる可能性がある商品については、HSコードと原材料、加工方法、原産国、用途、などを整理し、検疫対象リストを確認します。牛肉や水産食品の施設認定、植物由来生鮮食品(PSAT)の残留農薬検査など、品目固有の条件もあります。

特に初回輸出では、現地の輸入者や通関業者と検疫やその他の許認可の要否を早い段階で確認することが、成功の鍵となります。

本記事のような情報に興味がある方は、ニュースレターにご登録ください。毎日インドネシアの最新ビジネス情報が届きます。

必要な情報が見つからない方は、下記のサイト内検索を活用してください。

記事の検索
  • LINE

お客様の声

これまでに支援した企業数
300社以上
※ 2026年7月現在
これまでのプロジェクト実績数
450件以上
※ 2026年7月現在
業界問わず契約実績多数
Google
A I profile picture
A I
Google star 1Google star 2Google star 3Google star 4Google star 5Trustindex は、レビューの元のソースが Google であることを確認します。
柳沢社長が本当に親身に相談にのっていただける方で本当に助かりました。 インドネシア人を代表に会社設立をする際は、注意しなければならないことが沢山あります。 リスクヘッジする上での引出しを沢山もっていらっしゃいますし、日本人なので安心して話ができます。
Google
中井潤郎 profile picture
中井潤郎
Google star 1Google star 2Google star 3Google star 4Google star 5Trustindex は、レビューの元のソースが Google であることを確認します。
初めてインドネシアの進出相談をしたのが2025年10月頃からでした、その後、2026年1月末にインドネシアへの視察にあたり、カケモチさんから企業の紹介を受け訪問、たいへん有意義な視察となりました。また、その後もアドバイスや企画提案を受け、たいへん助かっております。インドネシアへの進出には多くの課題がありますが、カケモチさんの助言を受けて、近い将来、実現できると確信しています。信頼のおける会社さんだと思います。
Google
(work) Okamoto profile picture
(work) Okamoto
Google star 1Google star 2Google star 3Google star 4Google star 5Trustindex は、レビューの元のソースが Google であることを確認します。
インドネシア進出の相談をする際、進出したい事業の規模などに合わせて、なにが最適かまで丁寧にご提案してもらえる会社さんです。また、現地マーケティングのためのインドネシア人スタッフの採用に関しても求める人材にマッチした人材候補者を探してくれます。インドネシアの市場から法人の設立の仕方などいつも詳細を丁寧に教えてくださいます。
Google
Hi Mamat profile picture
Hi Mamat
Google star 1Google star 2Google star 3Google star 4Google star 5Trustindex は、レビューの元のソースが Google であることを確認します。
インドネシア市場の理解力が非常に高く、相談すればきっと解決策を提案してくれる企業です。 ここまでインドネシアの色々な業種、業界において詳しい会社は多くないはずです。
Google
長谷川智紀 profile picture
長谷川智紀
Google star 1Google star 2Google star 3Google star 4Google star 5Trustindex は、レビューの元のソースが Google であることを確認します。
インドネシア進出に関する相談、最新の政府規制情報や各種ビザ手続きなど、いつも非常に丁寧にわかりやすくご対応いただいております。インドネシア人スタッフの皆さんの日本語能力も高くテキパキと手続きを進めていただけるので大変信頼できるコンサル会社さんです。
Google
Morita Kenichi profile picture
Morita Kenichi
Google star 1Google star 2Google star 3Google star 4Google star 5Trustindex は、レビューの元のソースが Google であることを確認します。
インドネシア関連の案件でカケモチさんとよくやり取りさせていただいておりますが、現地事情に詳しく、質問に対し迅速かつ的確な回答をいただいております。おすすめです。
Google
Ryo Oki profile picture
Ryo Oki
Google star 1Google star 2Google star 3Google star 4Google star 5Trustindex は、レビューの元のソースが Google であることを確認します。
インドネシアへの事業展開を検討する上で、ご相談させていただいております。 代表の方はインドネシア事情に詳しく、現地での人脈も豊富です。 スモールスタートで海外展開を始めたい企業にマッチしたご支援内容があると思います。
Google
井上知子l profile picture
井上知子l
Google star 1Google star 2Google star 3Google star 4Google star 5Trustindex は、レビューの元のソースが Google であることを確認します。
ビザ更新や色々な手続きでいつもお世話になっています。 イレギュラーな対応にも真摯に丁寧に対応いただき、いつも本当に感謝しています。 インドネシアにいる現地スタッフも日本語が堪能で、日本の文化も良く理解されていて、安心してお任せできます。
「インドネシア進出のお悩み」
なんでもご相談ください!
法人設立 法人設立
雇用代行 雇用代行
現地視察 現地視察
ビザ申請 ビザ申請
お取引実績※
※業種業界問わず数多くのお客様の進出支援/集客支援をサポート。
お急ぎの場合は、お電話の他、LINEやFacebookメッセンジャーでもご相談可
050-1721-9794 平日9~18時

いつでもお気軽にご相談ください

お電話

050-1721-9794

(9:00〜19:00)

カケモチの自己紹介
LINE WhatsApp