インドネシアの日本語学習者数、世界2位の71万1,732人
- 公開
- 2024/11/28
- 更新
- 2024/11/28
- この記事は約3分35秒で読めます。
71万人以上の日本語学習者がいるインドネシア。誰がどこでどのように、日本語を学んでいるのでしょうか。
![インドネシアでの会社設立](https://kakemochi.co.jp/wp/wp-content/themes/kakemochi/img/column/main_a_agency.jpg)
目次
はじめに
本記事ではまず、国際交流基金(JF)が2021年度に実施した、「海外日本語教育機関調査」の結果報告書を元に、インドネシアの日本語学習者のデータを紹介します。後半では、実際の日本語学習の現場を紹介する動画を共有します。
数字でみるインドネシアの日本語学習者
日本語学習者数1位は中国、2位はインドネシア
世界の国別日本語学習者数ランキング上位は、以下の通りです。
![日本語学習者数1位は中国、2位はインドネシア](https://kakemochi.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/11/Jumlah-pembelajar-bahasa-Jepang.png)
1位は中国で105万7,318人です。インドネシアは2位を維持しており、71万1,732人でした。世界の日本語学習者に占める割合は中国が27.9%、インドネシアが18.8%で、この2か国で合計46.7%になります。3位は韓国で47万334人で、全体に占める割合は12.4%でした。
日本語学習者数が全人口に占める割合を比較すると、中国は0.07%、インドネシアは0.2%で、インドネシアにおける日本語学習者の割合の高さが際立ちます。なお韓国は0.9%でした。
参考:国際交流基金「2021年度 海外日本語教育機関調査報告書|P.12-13」
日本語学習者の教育段階
![インドネシアの日本語学習者の教育段階](https://kakemochi.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/11/tahap-pendidikan.png)
90%が高校生の学習者
インドネシアにおける日本語学習者の90.3%が、中等教育段階、つまり、高校やそれに準じた学校教育の段階にあります。かつて中等教育で第二外国語が必須科目であり、日本語がその選択肢の1つになっていたためです。
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1317文字