インドネシアのリタイアメントビザ(E33Fビザ)の概要と申請方法

公開
2025/06/09
更新
2025/12/13
この記事は約3分59秒で読めます。

インドネシアのリタイアメントビザ(E33Fビザ) は、55歳以上の外国人がインドネシアに長期滞在するための非就労型ビザです。バリ島やジョグジャカルタなどで、余生をインドネシアで穏やかに過ごしたい高齢者層に人気のある制度です。

ビザ申請の作業を代行
初回のご相談は無料です

リタイアメントビザ(E33Fビザ)の主な特徴

55歳以上の外国人向け

申請時点で満55歳以上であることが必須条件。夫婦・単身いずれも申請可能で、配偶者も別途ビザ取得が必要。

就労は一切不可

労働ビザではないため、現地での仕事(インドネシアの個人や企業から報酬、給与、その他類似の対価を受け取る形での労働)は禁止ではあるが、会議や商談などのビジネス関連の活動は可能。商品やサービスの販売活動は禁止。所得や年金など、海外からの安定収入で生活することが前提。

  • ビザ取得者が海外に会社を持っており、その事業の発展のために行うインドネシア企業との会議や商品購入などは認められる
  • 海外の会社で提供しているサービスや商品をインドネシア企業に提供することは認められない

1年間のITAS(滞在許可)付与、最長6年間の滞在が可能

初回取得後は1年ごとの更新制。更新できる回数は5回までであるため、最長6年間の滞在が可能。更新手続きはオンラインではなく、最寄りの移民局にて行うことが必要。

収入・経済的要件がある

過去3か月間の個人口座のもので、最低2,000米ドルまたは同等額の残高が記載されている口座残高証明書(英文)と月収または年金の支給額が証明できる最低3,000米ドルが記載されている銀行取引明細書(英文)を提出。

家族帯同が可能

配偶者や子供の家族ビザ(E31Bなど)での帯同が認められている。全員分の居住・保険・滞在費の証明が必要。

インドネシアのビザ申請に必要な資料を教えてもらえますか?

どのビザを希望されているのかこちらから教えていただけたら、そのビザの取得に必要な資料についてメールでお送りします。

ビザエージェントとのトラブル体験談
  • C2ビザ(工場訪問)

    フリーランスのエージェント

    フリーランスのビザエージェントに依頼しましたが、途中から連絡が取れなくなり手続きは完全に停滞。提出済み書類の扱いも不明で大きな不安を抱える羽目に。結局別のビザ会社に依頼し直し、余計な時間と費用を失いました。最初から信頼できる会社を選ぶべきだったと痛感し、二度と同じ失敗は繰り返さないと決めました。

  • E23ビザ(就労)

    安かろう悪かろうのビザ会社

    就労ビザを格安のビザ申請代行会社に依頼したところ、報連相は遅く曖昧で必要書類の誤りも多発。訂正や追加提出を何度も求められ、そのたびに時間と労力を浪費しました。結果的に大幅な遅延と余計な費用まで発生し、安かろう悪かろうを痛感。最初から信頼できる専門会社にお願いすべきだったと強く後悔しました。

リタイアメントビザ(E33Fビザ)の費用

INDEX 目的 滞在期間 取得日数目安 料金
E33Fビザ 長期滞在を希望する富裕層外国人や高所得者層向け 1年 約3週間 120,000円

インドネシアへ現地視察する際の注意点

「本当は工場を訪問して機械のメンテナンスをすることが目的だけど、ビザ取得が煩雑そうなので、とりあえず到着ビザ(VOA)でこっそりメンテナンスをしよう」と考える方もいます。

ところが、目的に合ったビザを取得しなかったことでトラブルに巻き込まれるケースを多数見聞きしてきたので、適切なビザを申請して訪問することを強くおすすめします。

「なぜバレるのか」という疑問がわくかもしれませんが、その1つとして宿泊施設と入国管理局(イミグレ)との連携があります。インドネシアでは外国人を宿泊・滞在させるときに、宿泊施設がイミグレに報告する義務があります。そこの連携が原因で目的外の活動をした際に、その行為がバレてしまうのです。

ビザの種類と目的はこちら

リタイアメントビザ(E33Fビザ)の手続きの流れ

e-visa申請代行手続きの、お申込から取得までの流れは下記の通りとなります。

  1. 申込フォームより必要事項を御入力頂き、送信ボタンを押して下さい。
  2. 申込内容の確認後、必要書類をご案内致しますのでご用意頂き、PDFデータにてお送り下さい。
  3. 渡航者様の必要書類をお預かり出来次第、申請手続きを開始致します。現地RP通貨での実費納付につきましては現地にて弊社がお支払い致します。
  4. e-visa取得完了後、PDFデータにてe-visaデータをお渡し致します。
  5. 入国後、ITK(滞在許可)をデータ送信致します。
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リタイアメントビザ(E33Fビザ)の必要書類

本人に関する必要書類

  • パスポート個人情報記載ページのカラーコピーデータ(残存期間要18ヶ月/写真撮影の画像は不可)
  • 3ヶ月以内に撮影した証明写真データ(4×3cm・背景色の指定無し・襟付き着用にて撮影)
  • 旅行日程表
  • 英文履歴書
  • 保証人からの保証書

など

資産に関する証明書

  • 銀行預金残高証明書:2,000 USD以上の残高を証明(過去3か月分)
  • 振込履歴や銀行取引明細:月収3,000 USD以上の収入または年金支給額の証明

など

*e-visa申請に際し、パスポート残存期間18ヵ月が必要となります。
*現地入国管理局より追加必要書類を求められる場合も御座いますので、予め御了承下さい。

保証人について

保証人の条件
企業の場合:事業コード(KBLI)の79121(Aktivitas Biro Perjalanan Wisata)を保持していること、または、EVISAアカウントにてスポンサー登録されていること

インドネシア国籍の個人が保証人となる場合、申請には以下の情報が必要です。

  • 母親の氏名
  • 電話番号
  • 職業
  • 顔写真
  • 住所
  • パスポート
  • KTP(住民登録証)またはSIM(運転免許証)
  • 家族登録証(Kartu Keluarga)
  • 出生証明書、卒業証書、または結婚証明書
弊社にビザ申請をご発注いただく際の費用の目安
● 就労ビザ(E23/E24/E25):200,000円(税別)
● 家族帯同ビザ(E31B):120,000円(税別)
● セカンドホームビザ(E33):200,000円(税別)
● リタイアメントビザ(E33f):120,000円(税別)

注意事項

  • このビザは、発行日から最大90日以内にインドネシアへ入国するために使用する必要があります。
  • 有効期間内は数次出入国(出入国は自由)が可能となります。
  • 1回あたりの滞在可能期間は入国日から起算してお考え下さい。
  • 入国後に発行される滞在許可証はデータにて保管をお願いします。
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1進出ブック
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2法人設立フロー
法人設立フロー
3経済の魅力
経済の魅力

過去に問題が起きたケース(一般事例)

年齢要件を満たさず申請却下

ケース:

申請者が「今年55歳になる予定」として早めに申請を行ったが、申請時点で満55歳に達していなかったため却下。

教訓:

  • 年齢は「申請日現在で満55歳以上」が絶対条件。誕生日の前に申請はできない。
  • パスポート上の生年月日が照合されるので、事前に年齢確認を厳格に行う。

ビザ更新を忘れてオーバーステイ扱いに

ケース:

更新時期を失念してしまい、滞在許可が切れた状態で数日滞在。1日あたり100万ルピア(約9,000円)超の罰金対象となった。

教訓:

  • ITASの有効期限は明確に管理し、更新申請は30日前から開始するのが望ましい。
  • オーバーステイは罰金だけでなく、将来的なビザ申請にも悪影響が出る場合がある。

よくある質問と回答

就労やビジネス活動はできますか

できません。リタイアメントビザは就労を一切認めていないため、雇用契約・報酬受け取りなどは禁止されています。ただし、会議や商談などのへの参加は可能です。

ビザの滞在期間はどれくらいですか

最初は1年間のITAS(滞在許可)が発行され、毎年更新が可能です。更新の制限回数は5回であるため、最長で6年間の長期滞在が可能です。

年齢制限はありますか

はい。申請時点で満55歳以上であることが必須です。誕生日の前では申請できません。

読後のお願い

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