インドネシアで人気の飲み物とは?飲食店開業時に揃えたい定番ドリンク

公開
2026/06/11
更新
2026/06/23
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最も多いお悩みと回答

インドネシア人は甘い飲み物を好みますか?

はい。インドネシアでは、砂糖を加えた紅茶やコーヒー、シロップや練乳を使った冷たい飲み物が広く親しまれています。インドネシア保健省による2023年の調査結果では、3歳以上の47.5%が甘い飲み物を1日2回以上飲むと回答しています。

インドネシアの飲食店では、どのような飲み物が定番ですか?

ローカルレストランでは、甘いアイスティーやミネラルウォーターなどが定番です。また最近は、パームシュガーを使ったミルクコーヒー、抹茶ラテ、ミルクティー、フルーツジュースなども人気があります。

日本食レストランでも、甘い飲み物を用意した方がよいですか?

現地客の利用を想定する場合は、甘い飲み物も用意した方がよいでしょう。日本食店らしい無糖の日本茶などに加えて、甘いアイスティー、抹茶ラテ、フルーツティーなどを揃えると、幅広い顧客に対応できます。

現地向けメニューを相談する

インドネシアで飲食店を開業する際、料理の味や価格だけでなく、飲み物のラインナップも店舗の印象を左右します。

日本では食事に無糖のお茶や水を合わせることが一般的ですが、インドネシアでは甘い紅茶やコーヒー、果汁飲料が身近な存在です。日本の店舗と同じ品揃えをそのまま持ち込むと、現地客の期待とずれる可能性があることを念頭に置きましょう。

ただし、都市部では健康志向も広がり、甘さを控えた商品や無糖飲料も選ばれ始めており、「甘ければよい」というものでもありません。

本記事では、ローカルレストランの定番からモール内のモダンなカフェ、伝統飲料、微糖・無糖の需要まで、メニューを考える際に押さえておきたいポイントを紹介します。

目次
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  1. インドネシアの飲み物市場の特徴
  2. インドネシア人はなぜ甘い飲み物を好むのか
  3. ローカルレストランで人気の定番飲み物
  4. カフェやモール内の店舗で人気の飲み物
  5. インドネシアで人気の伝統的な飲み物
  6. インドネシアで飲食店を開業する際のドリンクメニューのポイント
  7. 映像でみるインドネシアで人気の飲み物
  8. 現地の甘味嗜好を押さえつつ、選べるメニューを用意する
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    インドネシアの飲み物市場の特徴

    甘いアイスティー「Es Teh Manis」
    ジョッキで提供されることも多い、甘いアイスティー「Es Teh Manis」
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    甘い飲み物に親しんできた文化

    インドネシアでは、甘い飲み物が日常的に飲まれています。

    保健省による2023年インドネシア健康調査では、3歳以上の47.5%が甘い飲み物を1日2回以上飲むと回答しました。

    日本では、喉が渇いたときや食事とともに飲むものとして、無糖の緑茶、ウーロン茶、麦茶、ミネラルウォーターなどが一般的です。

    インドネシアでもこうした飲み物は購入できますが、飲食店で提供される飲み物でも、市販のボトル入り飲料やインスタント(粉末)飲料でも、砂糖入りの紅茶やコーヒー、シロップ飲料のほうが身近で、バリエーションも豊富です。

    甘味には、白砂糖だけでなく、パームシュガー、練乳、シロップなどが使われます。

    氷を使った冷たい飲み物が豊富

    メニュー名に付いている「Es」は、インドネシア語で氷を意味します。例えば、甘いアイスティーはEs Teh Manis(エス・テ・マニス)、冷たいみかんジュースはEs Jeruk(エス・ジュルック)と呼ばれます。

    インドネシアのなかでもジャカルタなど一年中暑い地域では、アイスドリンクの需要が高いといえます。カフェやコーヒースタンドでは、ホットのメニューを提供していない、またはメニューに載せていない店も見かけます。

    氷、シロップ、練乳、ココナッツミルク、果物、ゼリーなどを組み合わせた飲み物も珍しくありません。日本人の感覚ではデザートに近い商品も、飲み物として販売されています。

    【補足】
    屋台、自転車などを使った移動販売、ローカル色の強い小規模な飲食店では、飲み物はホットのみの提供ということもあります。冷凍庫がなく氷を用意できないためです。

    業態によって求められる品揃えが異なる

    ローカル食堂、モール内のレストラン、カフェ、日本食レストランでは、求められるドリンクメニューが異なります。

    ローカル客が日常的に利用する店舗では、手頃な価格のEs Teh ManisやEs Jerukが重要です。食事を中心とする店では、水、アイスティー、コーラやスプライトなどのボトル入り飲料が中心というケースもあります。

    一方、モダンなカフェやレストランでは、写真を撮りたくなる見た目、テイクアウト用の容器、甘さやトッピングのカスタマイズなども商品価値になります。

    日本食レストランでは、無糖の日本茶を店舗の特徴として打ち出しながら、現地客が選びやすい甘い飲み物を加えることが多いです。出店前に想定する客層、立地、客単価を整理し、品揃えに反映することが重要です。

    味の好みは、年齢、所得層、居住エリア、利用する飲食店の業態によって異なります。現地客の嗜好を具体的に確認したい方は、アンケートやインタビューを活用したインドネシア市場調査サービスをご覧ください。

    インドネシア経済の魅力について

    インドネシア人はなぜ甘い飲み物を好むのか

    粉を沈殿させて飲むコーヒー「Kopi Tubruk」
    粉を沈殿させて飲むコーヒー「Kopi Tubruk」
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    甘い飲み物人気の背景

    インドネシアは一年を通して温暖な地域の地域が多く、冷たい飲み物が好まれやすい環境です。確かに、暑い日に体を動かして汗をかいた後は、冷たくて少し甘い飲み物がおいしく感じます。ただし、「暑い国だから甘い飲み物が好まれる」と単純化しすぎないほうがよいでしょう。

    甘い紅茶やコーヒーを飲む昔からの習慣、身近な店舗で購入しやすいこと、辛い食べ物が多いこと、パームシュガーやココナッツミルクなどを使う食文化、SNSで注目されるカフェドリンクの存在など、複数の要因が重なっています。

    甘い飲み物が主流でも、健康志向は無視できない

    インドネシアでは甘い飲み物が広く飲まれています。一方で、糖分の摂りすぎに対する関心も高まっています。インドネシア保健省も、糖尿病予防などの観点から、糖分の過剰摂取に対する注意喚起を行っています。

    Jakpatが2025年に公表した調査では、回答者の32%が甘い飲み物を1日1~2回飲む一方、19%が「無糖の生活(a sugar-free lifestyle)」を取り入れていると回答しました。

    近年はコーヒースタンドやティースタンドなどでも、砂糖の量を選べることをメニューに明記する店が増えてきました。

    選択肢を用意することが大切

    特にジャカルタなど都市部のカフェやモール内の店舗では、健康志向の消費者の存在も無視できません。甘い飲み物の選択肢を残しつつ、砂糖の量を調整できるメニューや、砂糖・シロップの別添え、微糖・無糖のメニューを検討するとよいでしょう。

    日本食店では、無糖の緑茶やウーロン茶、ミネラルウォーターを揃えながら、現地向けに甘いアイスティーや抹茶ラテを用意する選択肢もあります。

    甘い飲み物と無糖飲料のどちらか一方に寄せるのではなく、顧客が選べるようにすることが大切です。

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    ローカルレストランで人気の定番飲み物

    みかんジュース「Es Jeruk」
    みかんジュース「Es Jeruk」

    屋台やローカルレストラン、インドネシア料理店などで定番の飲み物を紹介します。

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    Es Teh Manis:甘いアイスティー

    Es Teh Manisは、ローカルレストランや食堂で幅広く注文される飲み物です。氷を入れた甘い紅茶で、食事と合わせやすく、比較的低価格です。無糖の紅茶はTeh Tawar(テ・タワル)といいます。加糖と無糖、ホットとアイスを選べる店も一般的です。

    ボトル入りのお茶や清涼飲料

    市販のボトル入り茶飲料や清涼飲料も、多くの飲食店で提供されています。インドネシアの茶飲料は砂糖入りの商品が主流ですが、近年は無糖や微糖の商品も出てきています。

    Es Jeruk:柑橘系の定番ドリンク

    Es Jerukは、みかんを搾り、水、砂糖、氷などを加えた定番ドリンクです。日本で一般的なオレンジジュースではなく、「みかん水」といったイメージの飲み物です。店舗によって甘さや濃さが異なります。

    店舗によっては、温かいJeruk Hangat(ジュルック・ハンガット)も提供されています。

    Air Mineral:ミネラルウォーター

    ミネラルウォーターは、インドネシア人が日常的に口にする、もっとも一般的な飲み物です。大きいボトルと小さいボトルが用意されていることもあります。また、常温の水と冷たい水を選べる店もよくあります。

    Kopi Tubruk:粉を沈めて飲むコーヒー

    Kopi Tubruk(コピ・トゥブルック)は、細かく挽いたコーヒー粉に湯を注ぎ、粉が沈むのを待って上澄みを飲むコーヒーです。インドネシアのスーパーマーケットやコンビニで販売されているインスタントコーヒーの多くは、このKopi Tubrukです。

    エスプレッソやドリップコーヒーが普及し、モダンで華やかなカフェドリンクが流行する昨今でも、こうしたシンプルなローカルコーヒーは、まだまだ人気です。

    飲み物の価格帯、容器、分量、メニュー表の見せ方は、現地の店舗を見ると具体的に把握できます。競合店や商業施設を訪問したい方は、インドネシア現地視察支援サービスをご活用ください。

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    Morita Kenichi
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    Ryo Oki
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    カフェやモール内の店舗で人気の飲み物

    インドネシアのフルーツジュース
    インドネシアのフルーツジュース

    カフェチェーンやショッピングモール内のモダンなレストランで、よく提供されている飲み物を紹介します。

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    Kopi Susu Gula Aren:パームシュガー入りミルクコーヒー

    インドネシアは空前のカフェブームで、かつては選択肢が限られていたモダンなカフェも、今では都市部や観光地の至るところで見つかります。エスプレッソベースのドリンクも普及し、誰でも手軽に飲める日常的な飲み物の一つになりました。

    Kopi Susu Gula Aren(コピ・スス・グラ・アレン)は、コーヒー、ミルク、パームシュガーを組み合わせた飲み物です。インドネシアのカフェ文化を象徴するメニューの一つで、ボトル入り飲料やインスタントコーヒーでも見かけます。コーヒーだけでなく、抹茶ラテやミルクティーにパームシュガーを合わせたメニューも一般的になってきています。

    タピオカミルクティー、トッピングドリンク

    インドネシアでは、タピオカミルクティーをはじめとするアイスティーやトッピングドリンクも人気があります。日本でも店舗を展開するChatime(チャタイム)やGong cha(ゴンチャ)はインドネシアでも知名度が高く、他にもティードリンクやタピオカドリンク専門店が多数あります。

    こうした商品では、味だけでなく見た目も重要です。透明なカップ、層になった色合い、トッピング、ロゴ入りの容器などは、SNS映えを重視する若い層が店を訪れるきっかけになります。

    抹茶系ドリンク

    抹茶の人気は近年高まっており、専門店も登場しています。一般的な抹茶ラテに加え、オートミルクを使ったもの、パームシュガーを使ったもの、トッピングをプラスしたものなどさまざまなバリエーションがあります。専用の茶器を使った本格的な抹茶を楽しめるカフェもあります。

    フルーツジュース、ヨーグルト系ドリンク

    インドネシアでは、果物を使った飲み物がもともと身近です。マンゴー、アボカド、ドラゴンフルーツ、ココナッツなどを使ったフレッシュなフルーツジュースは、飲食店でよく見かける飲み物の一つです。

    甘い飲み物が好きな人が多いインドネシアでは、フルーツジュースにも砂糖や練乳を加えることが一般的です。

    一方、最近は健康志向の高まりもあり、砂糖の量を調節できることをメニューに明記したり、ヨーグルトを使ったメニューを提供したりする店も出てきています。

    現地客に受け入れられる味や価格帯は、実際に販売して確認する方法もあります。法人設立前に商品への反応を確かめたい方は、インドネシアでのテスト販売支援サービスをご覧ください。

    インドネシアで挑戦する人々
    ― ビジネス最前線の声
    今回お話をお伺いしたのは、美容サロン「TOKYO BELLE」のグロースから売却までを手掛けた田口弘樹さん。現在では、T...
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    インドネシアで人気の伝統的な飲み物

    インドネシアのデザートドリンク「Es Cendol」
    インドネシアのデザートドリンク「Es Cendol」

    伝統的な飲み物は、市場からカフェ、高級レストランまで、さまざまな場所で提供されています。

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    Es Cendol:飲み物とデザートの中間にある定番

    Es Cendol(エス・チェンドル)は、米粉などを使った緑色の細長いゼリー状の具材、ココナッツミルク、パームシュガーのシロップ、氷などを組み合わせた飲み物です。

    具材を食べながら楽しむため、日本人の感覚では飲み物というより、デザートに近いメニューです。

    Es Campur:店舗ごとに個性を出せるデザートドリンク

    「混ぜた氷」という意味のEs Campur(エス・チャンプル)は、氷、果物、ゼリー、ココナッツ、シロップ、練乳などを組み合わせたものです。氷は、かち割り氷やかき氷が使われます。ココパンダンシロップ※を入れ、ピンク色に仕上げるものも一般的です。

    具材は店舗や地域によって異なります。アボカド、ジャックフルーツ、ココナッツの果肉、ナタデココ、タピオカ、寒天などを加える場合もあります。

    自由度が高いため、店舗独自のアレンジを加えやすいメニューです。一般的なドリンクとは別に、デザートの一種として掲載する方法もあります。

    インドネシアには地域によって、ほかにもさまざまな氷入りのデザートドリンクがあります。

    ココパンダンシロップ:ココナッツとパンダンリーフ(ハーブの一種)風味のシロップで、通常ピンク色に着色してある

    Es Kelapa Muda:果肉入りココナッツウォーター

    Es Kelapa Muda(エス・クラパ・ムダ)は、若いココナッツの果汁と果肉を使った冷たい飲み物です。ココナッツの殻を器として使う場合もあり、見た目にも特徴があります。砂糖のシロップが定番ですが、オレンジなどのシロップを使い、色や味を加えることもあります。

    Soda Gembira:ピンク色の甘いソーダ

    「幸せのソーダ」という意味のSoda Gembira(ソーダ・グンビラ)は、炭酸水、ココパンダンシロップ、練乳などを組み合わせた甘い飲み物です。練乳などを入れて、ピンクと白の2層に仕上げることもあります。

    Jamu:ハーブやスパイスを使った伝統飲料

    Jamu(ジャムー)は、植物由来の素材を使った伝統飲料です。種類によって材料は異なり、ウコン、タマリンド、ショウガ、米、パームシュガーなどが使われます。昔ながらの庶民の飲み物ですが、最近は専門カフェもあります。

    レストランにおいてJamuは、コーヒーや紅茶ほど一般的なメニューではありませんが、インドネシア料理店では見かけることがあります。

    生姜ドリンクWedang Jahe(ウェダン・ジャヘ)など、比較的癖の少ないスパイス系のドリンクを、お茶や伝統的な飲み物の一つとして提供する飲食店もあります。

    インドネシアで飲食店を開業する際のドリンクメニューのポイント

    ベーカリーに並ぶ伊藤園の「おーいお茶」と「ジャスミン茶」
    ベーカリーに並ぶ伊藤園の「おーいお茶」と「ジャスミン茶」

    ここまで紹介したように、インドネシアでは、甘い紅茶やコーヒー、果汁飲料から、モダンなカフェドリンク、伝統的なデザートドリンクまで、多様な飲み物が親しまれています。

    ただし、すべての飲み物を揃える必要はありません。店舗の立地、業態、想定する顧客層、料理との相性を踏まえ、優先順位を付けてメニューを組み立てることが重要です。

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    現地の定番と店舗独自のメニューを組み合わせる

    現地客の利用を想定する場合は、まず、ミネラルウォーター、加糖・無糖のアイスティーなど、幅広い層が注文しやすい基本的な飲み物を押さえましょう。料理や店舗のコンセプトに応じて、Es Jeruk、コーヒー、ボトル入り飲料などを追加します。

    そのうえで、店のコンセプトやターゲットとする客層に合わせて幅を広げます。例えば、ラテ、抹茶系ドリンク、ミルクティーやフルーツティーなどを充実させると、「コーヒーやお茶のメニューにこだわる店」という店舗の特徴が伝わり、差別化につながります。

    日本食店の場合は、無糖の日本茶など、日本らしさを感じられる飲み物も強みになります。一方で、日本の店舗と同じ品揃えに限定せず、現地客が選びやすい甘い飲み物も加えることが大切です。

    甘さを選べる仕組みを用意する

    インドネシアでは甘い飲み物が広く親しまれていますが、甘さの好みは一様ではありません。また、糖分を控えたいと考える人もいます。

    コーヒー、紅茶、フルーツティーなどでは、微糖や無糖といった選択肢を用意すると、幅広い需要に対応できます。シロップや練乳を別添えにする方法もあります。

    オペレーションの負担も考慮する

    自家製ドリンクは店舗の個性を出しやすい一方、仕込み、保存、衛生管理、スタッフ教育が必要です。自家製ドリンクだけでなく、市販飲料も組み合わせると、厨房の負担を抑えながらメニューに幅をもたせられます。

    また、幅広い客層を取り込むため、甘さなどをカスタマイズできることは大切ですが、選択肢を増やしすぎるとオペレーションが複雑になり、提供時間や味の安定性に影響しやすくなります。店にとって重要なメニューや注文数が多いメニューから導入するなど、バランスを取っていくのがおすすめです。

    テイクアウトやデリバリーを前提に設計する

    ジャカルタなどの都市部では、店内飲食だけでなく、テイクアウトやデリバリーを利用する人も少なくありません。

    氷が溶けた後に味が薄くなりすぎないか、容器から漏れないか、トッピングが崩れないか、時間が経っても見た目を保てるかといった点を確認しましょう。

    特に、層になったラテやトッピング入りのドリンクは、写真や動画で目を引きやすい一方、持ち運びには向かない場合があります。店内向けの商品とデリバリー向けの商品を分けることも検討できます。

    出店前に現地で確認する

    同じジャカルタでも、オフィス街、住宅地、商業施設、観光地では、人気のドリンクや価格帯が異なります。また、若い世代を主なターゲットにする店舗と、家族連れが多い店舗でも、求められるメニューは変わります。

    出店前には、競合店のメニュー、価格、容器、分量、注文方法などを確認しましょう。可能であれば、試食会、アンケート、テスト販売などを行い、味や価格について現地客の反応を見ることも有効です。

    日本で人気の商品をそのまま持ち込むのではなく、もともとの特徴を残しながら、現地の嗜好に合わせて調整することが大切です。

    現地での試食会やテスト販売を検討したい方は、ぜひこちらからご相談ください。

    映像でみるインドネシアで人気の飲み物

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    吉野家のEs Cendol

    吉野家のEs Cendol(インドネシアのデザートドリンク)

    インドネシアの吉野家は、時期によってインドネシアの伝統的な飲み物を取り入れたメニューを提供しています。この動画では、本記事でも取り上げたEs Cendolが新メニューとして紹介されています。

    吉野家では、このようなEs系のドリンクやコーヒーも人気です。動画には、店内でノートパソコンを開いている男性も映っており、食事だけでなく、カフェのように利用する人がいることもうかがえます。

    なお、冒頭に登場する女性のテーブルに載っている飲み物は無糖の緑茶で、メニュー名は「Ocha」です。1杯目は有料ですが、お替わり自由で、セットメニューにも含まれる吉野家の定番ドリンクです。

    抹茶専門店Feel Matcha

    抹茶専門店Feel Matcha

    Feel Matchaは、ジャカルタと近郊都市を中心に28店舗を展開する抹茶専門店です(2026年6月時点)。

    こちらの動画では、南ジャカルタのKemang(クマン)店の様子が紹介されています。店内はモダンでシンプルなカフェ風の内装ですが、ドリンクメニューは抹茶を使った商品が中心です。

    Feel Matchaは、シンプルな抹茶ラテだけでなく、クリームやだんごをトッピングしたSNS映えするメニューが多いことでも人気を集めています。ケーキやアイスクリームなどの抹茶スイーツも提供し、手軽に本格的な抹茶メニューを楽しめます。

    路面店だけでなく、ショッピングモール内にも店舗を展開しており、インドネシアにおける抹茶人気の広がりが感じられます。

    現地の甘味嗜好を押さえつつ、選べるメニューを用意する

    インドネシアでは、甘いアイスティーやコーヒーなどが日常的に親しまれています。飲食店を開業する際は、日本で一般的な無糖茶や水だけでなく、現地客が選びやすい甘い飲み物も揃えましょう。

    一方、特に都市部では微糖・無糖のニーズもあります。ローカル客向けの基本メニュー、カフェらしいアレンジドリンク、健康志向の選択肢を、店舗の立地や客層に合わせて組み合わせることが重要です。

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