インドネシア人の銀行口座残高、「1億ルピア超えは1.2%」
- 公開
- 2024/08/21
- 更新
- 2025/03/24
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インドネシアの経済担当調整庁は2024年3月、「インドネシアでは預金口座を持たない成人が23.7%に上る」と発表しています。
一世代前に比べてお金を持つ人が増えてきたこと、給与の受け取りや公共料金の支払い、買い物のために銀行口座やモバイルバンキングが必要になってきたことなどから、高まってきた銀行口座保有率。では、それぞれの口座にはどれくらいのお金が預けられているのでしょうか。
今回はインドネシア預金保険機構(LPS)が調査した、インドネシア人の銀行口座に関するデータを紹介します。
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インドネシアに法人を設立する場合、外資であれば資本金の問題(約1億円)、内資であれば株主の問題(株式を所有できない)に悩まされます。魅力的なインドネシア市場に対して、まずは最初のステップとして法人を設立せずにチャレンジをしてみるのはいかがでしょうか。
数字でみるインドネシア人の銀行口座
インドネシア預金保険機構(LPS)は、2024年4月時点のインドネシア人の口座残高のデータを公表。これによると、国内には5億7,427万741件の銀行口座があります(人口の約2倍)。2020年4月には約3億件だったので、4年で2倍近くまで増えたことになります。
一方、2024年4月の預金額はトータルで8,703兆ルピア。こちらは4年前の1.3倍程度となっています。個々の口座をみてみると、全銀行口座のうち、残高が1億ルピア(97万円)を超える口座は1.2%に留まっています。
預金額ごとの口座数は、以下の通りです。
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