インドネシアのビジネスシングルe-visaの種類と申請方法

公開
2025/05/01
更新
2026/03/04
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インドネシアのビジネスシングルe-visa(Cビザ)は、外国人が短期的に特定の業務活動を目的に入国するための電子ビザ(e-visa)です。

Cビザにはさまざまなサブカテゴリ(C2, C11, C17, C18, C20など)があり、それぞれのコードに応じて認められる活動や滞在条件が異なります

2023年10月より発令されました新たなvisa区分により、シングルe-visaについては、 従来のB211A・B211Bから下記のインデックスへ変更となりました。

ビジネスシングルe-visaの主な特徴

招待元企業(団体)が必要

ビジネスシングルビザには、招待元(インドネシア国内にある企業や機関、団体)による「招聘状(sponsorship letter)」が必要、または推奨されるものが多くなっています。招待元は、外国人の身元を保証する(滞在中の存在と活動に責任を持つ)役割を担います。

滞在可能日数

多くのビジネスシングルビザは60日以内のシングルエントリー(単回入国)用のビザです。ただし、ビザにより若干の違いがり、ビザの更新(延長)の可否も、ビザの種類により異なります。

就労禁止

これらのビザではインドネシア国内の個人・法人から、労務 / 事業の対価として報酬・賃金等を受け取ること、つまり、「給与を得る就労は禁止」となっています。また、物品・サービスを販売することもできません。

一方で、ビザの種類によって、以下のような活動は許可されます。

  • 商談・会議参加
  • 交渉 / 契約への署名
  • 商品の購入
  • 事務所・工場・生産地での商品のチェック(検品・確認)
  • 付随的に 観光 や 友人・家族訪問

詳細は種類別にご確認ください。

インドネシアのビザ申請に必要な資料を教えてもらえますか?

どのビザを希望されているのかこちらから教えていただけたら、そのビザの取得に必要な資料についてメールでお送りします。

ビザエージェントとのトラブル体験談
  • C2ビザ(工場訪問)

    フリーランスのエージェント

    フリーランスのビザエージェントに依頼しましたが、途中から連絡が取れなくなり手続きは完全に停滞。提出済み書類の扱いも不明で大きな不安を抱える羽目に。結局別のビザ会社に依頼し直し、余計な時間と費用を失いました。最初から信頼できる会社を選ぶべきだったと痛感し、二度と同じ失敗は繰り返さないと決めました。

  • E23ビザ(就労)

    安かろう悪かろうのビザ会社

    就労ビザを格安のビザ申請代行会社に依頼したところ、報連相は遅く曖昧で必要書類の誤りも多発。訂正や追加提出を何度も求められ、そのたびに時間と労力を浪費しました。結果的に大幅な遅延と余計な費用まで発生し、安かろう悪かろうを痛感。最初から信頼できる専門会社にお願いすべきだったと強く後悔しました。

ビジネスシングルe-visaの費用

インデックス種類/目的滞在期間取得日数目安料金
C2商談、会議への参加、商品購入(工場訪問可)60日約7〜10営業日70,000円
C4政府業務
C10講演やセミナーへの参加
C11国際展示会への参加
C12事業投資の為の調査活動180日110,000円
C13インドネシア国内にある輸送機関への参加(船舶)60日85,000円
C15緊急業務97,000円
C16製品の品質向上や国外マーケティングに関する指導、研修
C17インドネシアの企業の支店における監査と検査
C18外国人労働者のための作業能力テスト・試用 *インドネシアに所在する企業で勤務予定の外国人が、 現地で就業能力のテストを受けたり試用されたりするためのビザ90日110,000円
C19アフターサービス60日97,000円
C20機械の設置と修理
C22Aインターンシップ(学生)180日110,000円

※インドネシア側のビザ申請・承認プロセスの所要日数には、インドネシアの祝祭日が影響する場合があります。

インドネシアへ現地視察する際の注意点

「本当は工場を訪問して機械のメンテナンスをすることが目的だけど、ビザ取得が煩雑そうなので、とりあえず到着ビザ(VOA)でこっそりメンテナンスをしよう」と考える方もいます。

ところが、目的に合ったビザを取得しなかったことでトラブルに巻き込まれるケースを多数見聞きしてきたので、適切なビザを申請して訪問することを強くおすすめします。

「なぜバレるのか」という疑問がわくかもしれませんが、その1つとして宿泊施設と入国管理局(イミグレ)との連携があります。インドネシアでは外国人を宿泊・滞在させるときに、宿泊施設がイミグレに報告する義務があります。そこの連携が原因で目的外の活動をした際に、その行為がバレてしまうのです。

ビザの種類と目的はこちら

手続きの流れ

  1. まずは弊社にご連絡ください。
  2. 申込内容の確認後、見積書を送付し、ご了承いただけましたら請求書を送付いたします。
  3. ご入金確認後、必要書類をご案内いたします。指定のファイル形式でご提出ください。
  4. 必要書類受領後、申請手続きを開始します。現地通貨での実費納付が必要な場合は、現地にて弊社が立替支払いいたします。
  5. e-Visa取得完了後、PDF形式でe-Visaをお渡しいたします。
  6. ご入国後、滞在許可(ITK)の情報(発行される電子データ等を含む)を送付いたします。
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必要書類

どのビザでも必要な書類

  • 6か月以上有効なパスポート
  • 1年以内に撮影されたカラー顔写真
  • インドネシア滞在中の生活費証明(銀行口座明細など)

その他の書類

以上の2つのほか、多くのビジネスシングルビザで以下の書類も必要になります。

  • 招待元企業(機関 / 団体)による申請書および誓約書
  • 参加するイベントや受け入れ先となる企業(機関 / 団体)からの招待状など
  • 復路航空券(または入国時に提示を求められる可能性あり)

ほかにも、ビザの種類や状況により追加書類が必要になる場合があります。

弊社にビザ申請をご発注いただく際の費用の目安
● 就労ビザ(E23/E24/E25):200,000円(税別)
● 家族帯同ビザ(E31B):120,000円(税別)
● セカンドホームビザ(E33):200,000円(税別)
● リタイアメントビザ(E33f):120,000円(税別)

注意事項

  • 発行日から起算して90日以内に入国をする必要がございます。
  • 滞在可能期間は入国日から起算してお考えください。
  • インドネシアから出国をした時点でビザは失効いたします。
  • 入国後に発行されるITK(滞在許可証)はデータにて保管をお願いします。

過去に問題が起きたケース

C2ビザで販売行為 → 不法就労扱い

  • 概要:ある外国人が「C2ビザ(会議・商談・工場訪問用)」で入国し、現地企業に同行して価格交渉や販売行為を行った。
  • 問題点:インドネシア当局から「これは実質的な営業活動であり、就労に該当する」と判断。
  • 結果:ビザ取り消し → 強制送還+ブラックリスト入り(6か月以上の入国禁止)。

技術者がC2ビザで現場作業 → 労働ビザなしで摘発

  • 概要:日本人エンジニアが現地工場での立ち上げ・トラブル対応のために「C2ビザ(会議・商談・工場訪問用)」で渡航。
  • 問題点:実際には機械設置や修理など「手を動かす業務」が中心だったため、労働と見なされた。
  • 結果:企業側に罰金、本人は出国命令。

C17ビザでの頻繁な入出国 → 入国拒否

  • 概要:ある営業担当が「C17ビザ(支店における監査と検査)」を何度も取得し、短期間で頻繁に出入り。
  • 問題点:移民局が「実態は長期的なビジネス活動=労働」と判断。
  • 結果:ビザ発給拒否・空港で入国拒否、即日帰国。

C18ビザでの社員研修が実は指導業務だった

  • 概要:外国人が「C18ビザ(就業能力のテスト・試用)」を取得し「社内研修」名目で滞在したが、現場のインドネシア人スタッフに日常的に業務指示。
  • 問題点:「受講者」ではなく「講師/管理者」のような立場だったことが問題視。
  • 結果:企業に警告、次回以降のビザ発給に影響。

よくある質問と回答

Cビザは何日間滞在できますか?

通常は60日間の単回(シングル)入国が可能です。滞在延長は原則不可ですが、ビザの種類や移民局判断によっては例外的に可能なケースもあります。

このビザで報酬をもらって仕事できますか?

できません。Cビザは「短期滞在」目的であり、報酬を得る活動や就労は禁止されています。報酬が発生する場合や、継続的な業務は就労ビザを取得する必要があります。

1回出国して再入国すれば、また使えますか?

いいえ。Cビザはシングルエントリーのため、1回出国するとそのビザは無効になります。再入国する場合は新たに申請が必要です。

現地のスタッフに指示を出す行為はOKですか?

基本的にNGです。現地スタッフへの指示・教育・マネジメント業務は「労働」と見なされやすく、就労ビザが必要になります。

空港で何を聞かれますか?

空港では「訪問目的」「どこに行くか」「どんな仕事か」など聞かれます。あいまいな回答やビザとの矛盾があると入国拒否のリスクがあるため、事前に招聘企業と説明をすり合わせておくことが大切です。

読後のお願い

弊社で公開している記事の1つ1つは、日本人とインドネシア人のライターと編集者が協力しながら丁寧に1記事ずつ公開しています。弊社からの不躾なお願いになってしまうのですが、是非SNSでこちらの記事をご紹介いただけないでしょうか。一言コメントを添えてシェアしていただけると本当に嬉しいです。

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